こうばるの山に入る

ご無沙汰しています。

石木ダム湖の中に住んでいるイラストレーターのこうばるほずみです。

しばらくうつ状態でお休みしていましたが、そろそろ活動を再開します。

絵も描いていますが、外での作業もぼちぼちやっています。



これ何かわかりますか?

神様にお供えする榊(サカキ)です。

夏は枯れやすい…

サカキって家の裏山に生えていて、取りに行くのが大変なんです。

でも行くしかない。

山に人が入らなくなって、山が荒れているからね。



白のつなぎを着て完全防備で、カマとハサミを持って出かけます。



裏山への道は険しい。

出前は草刈機で刈ってありますが、



奥へ入っていくともう草ぼうぼう…



カマで適当にカットして、一応通れるように。

それでここからがまた大変めんどくさい。

これ。



イノシシ柵!

これをこじ開けて裏山に登っていくのです。

だからめんどくさくなって、人が入らないもんだから山がどんどん荒れるわけです。



ヒモでしばっているので全部外して開けます。



ここから先は急斜面を登っていく。

どこが道なのかわからないほど荒れています。

数週間前に一度カマで軽く刈っておいたのですけれど、

やっぱり草刈機が必要でしょうね。

裏山はもともと段々畑だったところに植林してあって、



サカキの近くには亡き祖父が植えたたくさんのシャクナゲがある。



この木がサカキです。



二本植えてあります。

その手前には、仏様用のシバが植えてあります。


なんでこんなところに植えているのか?

昔は、我が家はこの裏山近くに建っていたのです。

サカキやシバの下の段には、昔ここがここが墓地であったらしく、なかなか立派な墓石が残っております。
(そのお墓までおりたかったけど草ぼうぼうで行けない!)

サカキのそばに柚子の木があり、すでにに小さな実をつけていました。



この裏山の上り坂と、サカキ周辺を草払いしていたら、家に戻ってくるまでに一時間もかかってしまいました…
(イノシシ柵もしっかり施錠!)

おかげさまで、神棚(二つあります)新鮮なサカキぼうぼう!になりました。





サカキを枯らさないように、毎日水をかえる!

午後から、雨が。

こうばるにもいい雨が降っています。

オンライン署名にぜひご協力ください!

石木ダム建設は説明不足。長崎県は一度立ち止まり、
公開討論会を開いてください。(Change.org)

ほかにも、こうばるを守るためやっていただけることがあります。

→あなたにできること

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