石木ダム反対弁護団結成集会に関する報道

12月5日の弁護団結成・決起集会についての新聞記事とテレビニュースをまとめてみました。

 

●長崎新聞

 

●読売新聞

 

●朝日新聞

 

 
石木ダム反対派住民が弁護団結成 
 
東彼・川棚町に計画されている石木ダム問題で、建設に反対する地元の住民らが弁護団を結成し5日夜、現地で結団式が行われました。水没予定地の公民館で開かれた集会にはダム建設に反対する地権者ら50人あまりが参加、弁護団10人のうち6人の弁護士が出席しました。石木ダムをめぐっては地元住民の根強い反対運動により40年近く着工できない状態が続いていますが、今年9月、土地収用法に基づく事業として認定されたことから、長崎県が反対地権者の土地を強制収用することも可能な状態となっています。このため住民らは法律的なアドバイスを受けながら反対運動を続けようと弁護団の結成に踏み切ったもので、まずは中村知事に公開質問状を提出し、公の場で改めて石木ダムの必要性について論議したい方針です。弁護団では石木ダム問題を次期知事選挙の争点の1つにしたい考えで、長崎県の出方次第では法廷闘争も辞さない構えです。
 
 
KTNテレビ長崎
http://www.ktn.co.jp/news/ 
 
石木ダム反対派の弁護団結成
 
東彼杵郡川棚町に計画されている石木ダムの建設に反対する地元の地権者たちを支援する弁護団、がきのう夜、結成されました。 
弁護団は、石木ダム建設絶対反対同盟の地権者13世帯の活動を支援するため、九州の弁護士10人が、参加しています。石木ダムは、洪水の防止と、佐世保市の水道用水の確保のために、県と佐世保市が計画していて、今年9月には、土地の強制収用への道を開く「事業認定」が告示されました。昨夜の集会で、弁護団の馬奈木昭雄団長は「無駄な事業に税金が使われるという意味で、県民全員が被害者」として、諫早湾干拓事業の反対運動とも連携していくことを報告しました。弁護団長  馬奈木昭雄弁護士「皆さん方の生活に、本当に必要な金を使わせるということでがんばろう」石木ダム建設絶対反対同盟・岩下和雄さん「私たちは、今後ともがんばっていくという強い力を得た」当面裁判を起こす予定はなく、年内にも、県知事に公開質問状を送り、討論会の実施を求めていくことにしています。
 

 

12・5 石木ダム反対弁護団結成・決起集会

ついに弁護団が結成されることになりました。

昨日12月5日、いつもの川原公民館に大勢の地権者と支援者が集まり、

TVカメラも4台ほど?

みんなの眼差しの先には…

馬奈木弁護団長をはじめとする6人の侍じゃなくて弁護士の先生方。

 

馬奈木昭雄弁護士は、長崎ではイサカンの弁護団長としてあまりにも有名ですが、

他にも水俣病訴訟や産廃問題でもご活躍。

勝つまで闘う(馬奈木イズム)をモットーとなさっている、頼もしーい弁護士さんです。

こんなことを語ってくださいました。

 

石木ダムの被害者は誰か?

建設予定地に住む皆さんはもちろんだが、それだけではない。

石木ダムができなかったら、そのお金を他のことに使える。

(こどもの保育所を増やすとか、医療費の助成とか)

県民が必要とするお金が無駄な事業に使われていると考えれば、

被害者は県民全部

そのような視点に立って費用対効果を考えなければならない。

 

イサカンでは調整池の水を浄化するために、毎年30億円のお金が使われている。

あの排水門が造られなかったら、そのような無駄な予算はたてなくていいし、

そのお金は他の必要なところに使える。

 

な〜るほど!ですね。

 

副団長は、馬奈木弁護士と同じ久留米市の高橋謙一先生。

ずーっと長い間、馬奈木弁護士と組んで仕事をしてきたツーカーの間柄のよう…

公害、原発、産廃などに取り組んできた25年のベテラン弁護士さん。

 

事務局を担ってくださるのは、北九州市の平山博久弁護士。

全国集会の時も登壇して、力強く、しかも温かいメッセージを発信してくださいましたが、

あの時の約束通り、弁護団結成が実現しました。

若くて頼もしい弁護士さんです。

 

同じく北九州市の緒方剛弁護士は、

消費者問題や交通事故など一般的な事案に対応しておられるようですが、

いつのまにか失われていく自然への思いも語って下さいました。

 

福岡市から来られた毛利倫(とも)弁護士は、

薬害訴訟、労働事件、原発問題などをてがけている弁護士さん。

「ダム問題は初めてなので、皆さんと一緒に学びながらとりくんでいきたい」

と真摯なお人柄を感じるご挨拶でした。

 

そして、長崎市の魚住昭三弁護士。

「僕の事務所は一人なので、離婚でも借金でも何でも受け付けています」と言って、

みんなを笑わせていらっしゃいましたが、本当は笑いごとではありません。

ダムや原発、薬害など社会的な重要問題で、

行政と闘っている弱い立場の市民に寄り添ってくださる弁護士さんが、

長崎県内にはほとんどいないらしい。。

だから、イサカンや原発などの集会でお目にかかるのも、いつも魚住弁護士さん。

福岡や熊本にはこんなにいらっしゃるのに…

 

ところで、昨日はお忙しくて欠席でしたが、その熊本からは板井優弁護士もメンバーのお一人。

あの川辺川ダム訴訟で弁護団長を務められ、農水相も上告を断念したすごい方らしい。

板井弁護士の座右の銘は、「最も困難なところに最も良い仕事がある」と、ネットで見ました。

水俣病、じん肺、原爆症認定などなど、「住民こそが主人公」をモットーに行政と闘ってきた、

しかも負け知らずの弁護士さんだとか・・・これは弁護士仲間の方の評価です。

 

他にも、昨日来られなかった弁護士さんとしては、あと3人いらっしゃいます。

北九州の田篭亮博(たごもり あきひろ)弁護士、

福岡の堀良一弁護士と

同じく福岡の八木大和(ひろかず)弁護士です。

堀先生もイサカンでご活躍の先生で、集会などでよくお見かけします。

 

こんなすごい先生方を集めて下さった平山弁護士には、本当に感謝!です。

 

でも、馬奈木団長はおっしゃっていました。

私たちがやる気になったのは、イサカンの集会で岩下さんの訴えを聴いたから。

その場にいた弁護士たちは感動して、その気になった。

こんなに頑張っておられる、我々も一緒になって闘おう…と。

 

岩下さんのすごさを私たちもあらためて感じましたが、

それは物心ついた時から、このダム問題に関わり続けた人生そのものが、

彼の言葉を紡ぎだし、その眼差しにも声にも宿っているからだと思います。

そして、それは彼だけではなく、

13世帯皆さんに共通するものです。

 

これからも闘いはまだまだ続きますが、

昨夜は新たな船出といった印象を私は感じました。

今までは、小さな小舟で、やみくもに力いっぱい漕ぎながら、

目指す港は見えないし、羅針盤も壊れているし…そんな心細さを感じていましたが、

突如あらわれたベテラン航海士たちが乗り込んできてくれた!

これからは嵐がきても、目的地を見失わず、希望をもって漕ぎ続けることができる!

そんな嬉しさでいっぱいでした。   

                       

 

川は流れてこそ川

熊本県の球磨川といえば、日本三大急流の一つ。

川下り、アユ、を連想する清流ですが、ダムが造られてからは、

水質悪化、アユの減少、洪水被害等々流域の人々は苦しめられてきました。

そこで大きな住民運動がおこり、ついに昨年から荒瀬ダムの撤去作業開始。

ダム撤去による効果を確信した住民は、

今度は瀬戸石ダム(荒瀬ダムの約10キロ上流にあるダム)の撤去を求めて、

24日八代市で集会を開きました。

その集会で採択された宣言文をご紹介します。

「川は流れてこそ川」という一文が強く心に残りました。

同感です。

流れを止めれば、それはもはや川ではなく、

川としての死を招き、流域の生態系の死も招いていくでしょう。

私たちの血管の流れを止めたら、私たちの体はどうなるか?

それとおなじことでしょう。

 


         集会宣言

かつて私たちにとって、球磨川は文字通り宝でした。

澄んだ豊かな流れとともに、鮎を始めとする多くの魚が群れ泳いでいました。

球磨川はとりきれないほどの魚を私たちにもたらしました。

また私たちは、川で泳いだり遊んだりしていました。

私たちの生活は川とともにあったのです。


私たちから川を遠ざけたのはダムです。

ダムは水害を引き起こし、私たちの家や財産を奪いました。

ダムが出来る以前には水害という言葉はありませんでした。

ダム湖からの放流やダム湖の水位上昇により、ダムは球磨川を水害頻発地帯

に変えてしまったのです。

また、水質悪化をもたらし、ダムができるごとに漁獲高は激減していきました。


1958年の完成以来、このような瀬戸石ダムによって私たち流域住民は

苦しめられてきました。

しかし、電源開発は、瀬戸石ダムの弊害の実態に目をそむけ、認めようとしません。

私たちの声には耳を貸さず、瀬戸石ダムの水利権申請を急いでいます。

私たちはこのような電源開発の姿勢を容認するわけにはいきません。

熊本県は球磨川水系において、これまで川辺川ダム中止、五木ダム中止、

荒瀬ダム撤去という政策を採ってきました。

ダムのない社会を目指す私たちはこのことを高く評価しています。

私たち流域住民は「球磨川は宝」という熊本県の基本的な立場から、

熊本県が私たちの声を聞いて、

瀬戸石ダム撤去の実現を目指して動いていくことを期待しています。

川は流れてこそ川。

瀬戸石ダムは能力の6割程度の発電しか行っておらず、

川をせき止めているだけの障害物です。

蒲島郁夫熊本県知事の英断で、荒瀬ダム撤去が実現し、今、清流・球磨川や

豊饒の海・不知火海がよみがえりつつあります。

ダム中止・撤去にこそ明るい未来があるのです。

ダムはもう沢山です。

私たちに宝の川、球磨川を返してください。

私たちは、瀬戸石ダムの存続を許さず、その撤去を実現するまで闘っていくことをここに宣言します。

 

2013年11月24日「球磨川は宝 瀬戸石ダムはいらん!住民大集会」参加者一同

 

福岡でも署名活動やりました〜

11月17日、福岡の繁華街天神で署名活動やってきました。

といっても街頭ではなく、天神イムズというおしゃれなビルの9階ホール。

パタゴニア主催のバンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバルに

便乗させていただいたのです。

 

パタゴニア福岡の I さんからお誘い頂いて、私たちは喜んで参上。

上映は13:00〜と17:00〜の2回。

12:00前からブース設営。

12:30の開場と同時に、お客さんがどどーっと。

が、ほとんど私たちのブースには目もくれず、

展示されているパタゴニアのグッズやパンフレットのところへ・・・

 

そうだよな〜

パタゴニアの顧客だものね〜

新商品や前から欲しかった商品の情報を求めるのは当然。

1回目の上映が始まった時には、署名の数はたった3筆。

 

パタゴニアのスタッフの方の計らいで、

休憩時間を挟んで後半の上映が始まる前に5分間だけアピールさせて頂くことになりました。

ここにいらっしゃるほとんどの方は知らないでしょう

長崎県の田舎町にある小さな石木川

自然豊かな流域が、ダム計画で破壊されようとしています

それに反対してきた住民の家も田畑も

「強制収用」によって水の底に沈められようとしています

私たちはそれを止めようと署名活動をやっています

ご協力をお願いします!

と訴えました。

 

上映中は暇なので、仲間と交代で食事に行き、

戻ってくると、たくさんの人が署名してくださってました。

Y子さんの話によると、1回目の上映が終わった後、

どどーっと署名する人がやってきて、

「一人でたいへんだったんだよー」と。

よかった…

 

17:00〜の上映の時は、上映が始まる前にたっぷり時間をもらって、

ほーちゃんの紙芝居とダムのツボを上映させてもらいました。

お客さんは、予定外の上映にちょっとびっくりした感じ。

でも、興味深げにスクリーンを見つめていました。

 

上映会が終わり、お客様もすべていなくなり、後片付けが済むと、

パタゴニアのスタッフやボランティアの方も、署名をしてくださいました。

 

皆さん、本当にお世話になりました。

心からお礼申し上げます。  

 

 

 

「科学者の会」の公開討論会申し入れを門前払いし、覚書もかってに無効とする長崎県

全国集会から3日目、最終日。

全国から集まった支援者を中心に、長崎県へ申し入れに行きました。

案内されたのは、この建物。

長崎県の石木ダム問題を真剣に考え心配している科学者や専門家、市民研究家の皆さんを、

この古くてシミだらけの建物に案内するなんて…。

 

これまでも、推進派の市民団体は知事室などに通すけど、

私たち反対派市民団体は、申し入れのたびに本庁舎から離れた古い建物に案内されました。

(議員を通してセッティングして頂いた前回だけは、議員応接室でしたが)

だからある程度予測はしていたものの、

しかしそれにしても、今回は、過去最悪のオモテナシでした。

 

しかもこの狭さ。

テーブルを横に2つ並べるといっぱいの部屋で、申し入れ参加者の半分以上は立ったまま見守ることに。

ま、そのくらいどうってことはありません。

何しろたった30分しか時間を与えられていないので。

 

まず初めに、「やめさせよう石木ダム建設!全国集会」実行委員長より、

「やめさせよう石木ダム建設!全国集会」宣言書 を手渡し、

続いて、「ダム検証のあり方を問う科学者の会」の今本博健共同代表から、

「石木ダムの再考を求める要請書」が手渡されました。

 

今本共同代表は、

佐世保市は人口減少などで水需要は減っている。

 本当に石木ダムが必要か、科学者として、公開の場で議論したい」と、

公開討論会の開催を真摯に訴えられましたが、

対応した川内企画監は、きっぱり、そのつもりはないと撥ね付けました。

http://www2.nbc-nagasaki.co.jp/houdou/index.php?itemid=16712

 

また、水源連のメンバーは、昭和47年、県が川原郷、岩屋郷、木場郷の住民と取り交わした

石木川の河川開発調査に関する覚書 を提示して、

県はこれに違反しているではないか

と見解を求めました

 

川内企画監は、

「それは当時の知事の心情的なものであって、法的な拘束力はない

「当時は岩屋郷、木場郷と共に交わした覚書で、

その後2つの郷の住民は理解を示したので、覚書の効力は失われている」

などと答えました。

 

(実際には、「この覚書を誠意履行するための合意の証として、

本書5通を作成し各々その1通を保有するものとする」と書かれており、

県知事、3つの郷の総代、立会人として川棚町長のそれぞれが持っているわけです。

たとえ、他の2つの郷の住民が皆県の計画を受け入れて、その覚書を破棄しても、

川原郷と県の約束は生きており、立会人の川棚町も、その役目は終わっていないはず)

 

企画監の答えに、皆、唖然!

長崎県って、そんなにいい加減な県なの?

覚書が、知事の心情?

知事が変われば、効力は無くなる?

そんなんじゃ、長崎とは何の約束もできない、信用できない県だって思われるよ!

いいの?

それは貴方個人の見解でしょ?

など騒然としましたが、

彼は、冷静に、

「いいえ、これは県としての見解です」と言いました。

 

県民として本当に恥ずかしいことですが、これが長崎県の実態です。。

 

 

第20回 水源連総会

昨日に引き続き、朝8:30〜水源連の仲間が集い、第20回の総会が開催されました。

豊富な知識と経験を溜め込んだツワモノぞろい…

風邪でぼーっとした私の脳味噌にはインプットされることなく、右から左へ流れていったものも数有り…

後日、動画にしてユーチューブにアップされるはずなので、

それを是非ご覧ください。

アップされたらお知らせします。

 

そんな中で私の記憶に残っているのは、

☆将来の人口減少は誰もが解っているのに、水需要の減少に結びついていない。どう伝えるか。

☆ダムができてしまったらどうなるか、ビフォーアフターを知らせることが大事。

 例えば、ダムができた後、海苔の色落ちで漁民が困っているとか。

☆とにかく世論を作り広げることが大事。

 

今本先生のお話は、ボーっとした頭にもしっかり響いてきました。

☆皆さん方はしぶとい。

 折れずに頑張っておられる。

☆これまでの反対運動は自己満足的なところがあった。

 それではだめだ。

☆石木ダムを止められなかったら、何のためにやってきたのか。

☆論理的にはダム反対論は圧倒的に優っている。

 が、その論理が通らない。

と、科学者としての忸怩たる思いを率直に語られ、ジーンとくるものがありました。

 

しかし、地権者 I さんの言葉は皆に元気を与えました。

4世帯の田んぼが1年以内に収用されようとしている。

私たちは1人でも脱落者は出すわけにはいかない。

しかし、私たちはあまり深刻にならず、笑いながら闘っていく。

楽しく運動を進めていく。

 

そうだ。

私たちも楽しくやろう。

笑いながらやろう。

こーんなに大勢の仲間と共に、笑って笑って、

長崎県と佐世保市の最悪ななダム計画を笑い飛ばしてやりましょう〜

 

石木ダム建設阻止へ 全国から結集!

いよいよ、この日がやってきました。

「石木ダムを止めさせよう!」と全国の仲間が県都長崎市に結集です。

オープニングは「We Love こうばる合唱団」による「こうばるのうた」です。

川原には、13世帯、小さな子どもたちからジジババまで60人の人が住んでいて、

みんな心ひとつに、愛する「こうばる」の歌を歌います。

 

350人収容の長崎原爆資料館ホールは、ほぼ満席です。

 

来賓挨拶、トップバッターは、衆議院議員赤嶺政賢氏。

 

赤嶺さんのお話で特に心に残ったのは、

前参議院議員で「公共事業チェック議員の会」事務局長の大河原雅子氏が、

先の選挙で負けてお辞めになる引き継ぎのときに、

「石木ダムだけは何としても止めてください」とおっしゃったとのこと。

 

2年前、佐世保で全国集会をやったときは、

松野信夫氏や中島隆俊氏など、大河原さんを含め3人の国会議員の皆さんが

応援に来てくださいました。

その時のエールが心からの言葉だったことを、改めて知り、

とても嬉しく有難く思いました。

 

おなじみ、京都大学名誉教授の今本健博先生。

今回も「ダム検証のあり方を問う科学者の会」共同代表として、来賓挨拶をいただきました。

 

今回はじめて、弁護士の先生のお話しも聴くことができました。

平山先生は、オープニングの「川原のうた」に、ご自分の故郷を思い出されたそうで、

心のこもったご挨拶に、地権者のk子さんは「嬉しかったー!」と、とても喜んでいました。

 

さて、さっそくメインスピーチとして現地からの特別報告が始まりました。

私たちにとってはおなじみの、ほーちゃんの電子紙芝居です。

ほーちゃんの語りは、回を重ねるごとにレベルアップ!

今日は本当にバッチリ!

耳たこの私たちでも思わず画面にくぎ付けです。

 

続いて登場されたのは、水源連の嶋津先生。

例の毅然とした口調で、佐世保市の水需要予測を、

「極めつけの架空予測」と、バッサリ!

 

休憩を挟んで、後半は、

地権者のMYさんからの訴え、

佐世保市民の声、

に続いて、全国からの声として、北は秋田県から南は熊本県までの仲間が登壇、

各地から熱いエールが寄せられました。

 

 

集会終了後は、いざ、パレードへ出発!

Gさんの力強い掛け声に、皆も元気いっぱいの声でこたえました。

この後、川棚町の川原公民館で、楽しい楽しい懇親会が待っています。

が…

風邪でダウンの私はこれにて失礼させていただきました。

残念!! 

 

毎回増えています、署名の数♡

昨日もアーケード街で署名活動を実施しました。

4回目です。

1回目=9月8日、2時間で89筆。

       この時の署名は「石木ダム計画の中止を求めます」

2回目=10月13日、2時間で238筆。

       「石木ダム計画の中止を求めます」=114筆

       「石木ダム建設の強制収用は断念してください」=124筆

3回目=11月2日、1時間半で142筆

       「石木ダム建設の強制収用は断念してください」のみ。

4回目=11月6日、1時間半で178筆

       「石木ダム建設の強制収用は断念してください」のみ。

 

ご覧のように、毎回増えています。

 

どんどん反応がよくなっています。

 

メンバーの一人から、こんな感想メールが届きました。

   人通りは 2日より少なかったのに、前回を上回る署名数でした。

   署名しながら意見を言う人、すっと寄ってきて署名する人が多かったです。

   関心の高まりを感じました。

たいへん嬉しい感想です。

このように感じた人は多かったようです。

 

私が感じたのは、以前よりも関心を示す人の年代が若くなったような・・

以前は石木ダムへの関心は中高年ばかりだったような気がしていましたが、

最近は30代以下の人も、たまに足を止めてくれるようになりました。

そして、そんな人は、ダム賛成であっても、こちらの意見をきいてくれる柔軟性のある人が多いようです。

 

また、そのうち、アーケード街でやりますよ〜

 

 

やめさせよう石木ダム建設!全国集会

 

石木ダムに反対する全国集会のお知らせです。

2年前の今頃、佐世保市のコミュニティセンターで開催しました。

500人以上の県民+他県からの参加者でホールがいっぱいになった感動は、

今も忘れることができないし、思い出すたび元気が湧いてきます。

 

今回は県都長崎市での開催です。

前回以上の熱気で、「許すな強制収用!守ろう自然とふるさと!」の声を響かせましょう。

 

日時:11月9日13:30〜16:00(13:00開場)

場所:長崎原爆資料館ホール

※ 入場無料(資料代500円)

※ 集会終了後、強制収用反対のパレード

 

ダム建設予定地に住む「いしまるほずみさん」からの特別報告や、

水源開発問題全国連絡会の嶋津暉之氏の講演、

来賓としてご参加の「ダム検証のあり方を問う科学者の会」の今本博健京都大名誉教授

のお話も聴けます。

 

翌10日は、全国から来てくださった皆さんに、石木ダムについてより理解して頂くために、

午後から現地見学会を予定しています。

 

全国集会は、どなたでも参加できます。

現地見学会の方は事前連絡が必要です。

参加ご希望の方は、このブログのコメント欄にメールアドレスをご記入の上お申し込みください。

今回のコメント欄は管理人以外には非公開としますので、ご安心ください。

 

皆さんと共に、全国集会を成功させて、

中村県知事に公約(強制収用はしない)を守るよう強く訴えましょう〜