今年最後の署名活動

いつものアーケード街で、今年最後の署名活動をおこないました。

クリスマス前の休日とあって、人通りは多く、2時間で、364筆も集まりました。

寒い中、ご協力いただいた21人の皆様、ありがとうございました!

 

今回印象的だったことは、真剣に話を聴き、考えようとしていた人が3人もいたことです。

「・・・の署名にご協力をおねがいします」と声をかけても、ほとんどの人が知らん顔か、避けて通るか…

「ごめんなさい、急いでるので」「あ、もう署名しました」などと言ってくれると、こちらも笑顔になり…

「石木ダム?要りますよ、佐世保は水不足なんだから!」と言う人には資料を見せて説明したりしますが、

「それはあなたたちの考えでしょ?実際に仕事してる水道局の人が足りないと言ってるんだから足りないんじゃないの?」と疑いの目で見られたり、途中で遮られたり、

中には、「へー、そうだったの?それなら要らないね」と納得して署名してくれる人がごくわずか…

それが、これまでのパターンでした。

 

今回は、3人の方から「話を聞かせてください」と言われました。

「石木ダムねー、実は不勉強で何も知らなくて…教えてもらえませんか?」とおっしゃったのは40代ほどの男性。

こちらの話を一通り聞いた後で「じゃあ、どうして県はそれでも造ろうとしてるんですか」と突っ込んできたのは、70代ほどの女性。

自分からは何も言わないけど、興味津々で聞いているのが真剣な眼差しでわかったので「学生さんですか?」と訊くと「はい。やっと少しわかりました。ありがとうございます」と言ってくれた女子大生。

 

男性は、集会には行きたいと言ってチラシを受け取ってくれました。

こどものように「なぜ?」「どうして?」を繰り返していた高齢の女性は、意外にも署名をして「なかなか難しいと思うけど、頑張ってください」と声をかけてくれました。

女子大生にはこちらから「まだ署名はできないと思うから、家に帰って、この資料をじっくり見てくださいね。そして、この集会に来てね。ここでは弁護士の先生がもっとわかりやすく話してくれるから」と言うと、日時を確認して、「この日は行けそうもないけど、友達が行くかもしれないのでもらっていきます」と言ってくれました。

 

私の勝手な想像ですが、昨今のマスコミ報道のおかげかもしれない…

TV・新聞で頻繁に「石木ダム」のことが話題になると、気になるし、知りたいと思う。

「けんみんたより」や「水道だより」や「広報させぼ」を読むと、ダムは造るべきと感じるが、

ほんとのところどうなんだろう???

そんなモヤモヤを抱えている人が、増えているのかもしれないな〜

 

そんな方は、是非こちらへ・・・

 

 

オンライン署名にぜひご協力ください!

石木ダム建設は説明不足。長崎県は一度立ち止まり、
公開討論会を開いてください。(Change.org)

ほかにも、こうばるを守るためやっていただけることがあります。

→あなたにできること

「今年最後の署名活動」への1件のフィードバック

  1. 「がんばれ—」と若いひとから、激励された

    マイクで「石木ダム建設反対」の署名をお願いしていた時、途中で、若い人から「頑張れよー」と激が飛びました。



    「おー、がんばるぞー」と返事をしたら、周りの人たちから歓声が上がり、やっぱり、石木ダム建設反対に対して、応援団が増えて来ている、と感じました。



    皆様方のご理解とご協力をお願いし、石木ダム建設は、間違っている、と言うことを佐世保市民に啓蒙していけば、山は動く、と信じています。

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