ビデオに釘付け 石木ダム緊急報告会

昨夜の緊急報告会は、立ち見が出るほどたくさんの人が聴きに来てくださいました。

ビデオの上映が始まると、会場の空気が一変。

 

 

2月22日、

傍聴を求めて国交省に乗り込んだ地権者の必死の訴え、

なぜ公開しないのかと質す水源連の仲間たち、

何をいわれても無言の「有識者」たち、

4月26日、

11階の会議室に近づけまいとエレベーターは使わせず、

各階のの廊下には人間バリケード、

そこまでして非公開を貫く「有識者会議」と国交省。

 

その実態を初めて目の当たりにした市民の驚きが、シーンとした中にも伝わってきました。

市民だけではありません。

報道陣もびっくり!で、「これはどなたが撮影されたのですか?」

「この報告会の報道の中で流してもいいですか?」など、上映中にわざわざ訊きに来るほど。

 

ビデオの後、その現場にいたご本人から詳しい報告があり、

皆さん、真剣に耳を傾けていました。

 

続いて、佐世保市議会議員の山下さんからは、

1、    石木ダム建設をめぐる現状

2、    「科学者の会」が提出した「有識者会議」への7項目質問

3、  石木ダム必要論には、利水も治水もごまかしだらけ

4、  実現性は全く無い

5、  石木ダム建設は税金の無駄遣い

6、  今後の課題

等々が、パワーポイントを使ってわかりやすく語られました。

 

参加者からは、

こんなに必要性も実現性もない石木ダムを、なぜ県や市は造ろうとするのか?

造り続けようと固執するのか?

との質問があり、

私にもそれがわからないのです、不思議です…と山下さん。

利権構造や、税金を使った公共事業に責任を感じない官僚の体質などによるのでは?

などの意見が出されました。

 

また、

このままでは土地の強制収用が懸念される、

それを防ぐ対策を、弁護士さんなどの力を借りて考えていくべきではないか?

や、

市議会の傍聴に行くが、市民はただ聴くだけ。

石木ダム問題だけでなく他の問題でもそうだが、議員さんと意見交換する場がほしい。

などの意見が出されました。

 

これらの質問や意見を私たちも参考にさせて頂き、今後の活動に活かしていきたいと思います。

 

オンライン署名にぜひご協力ください!

石木ダム建設は説明不足。長崎県は一度立ち止まり、
公開討論会を開いてください。(Change.org)

ほかにも、こうばるを守るためやっていただけることがあります。

→あなたにできること

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