佐世保でダムネーション試写会

2月27日夜、久しぶりに映画『ダムネーション』を観ました。

実は4回目です。

山梨県の清里、福岡、佐世保、そして今回も佐世保で。

観るたびに静かな感動と共感が沸き上がる不思議なドキュメンタリーです。

 

佐世保では2回目。

1回目は昨年1月アルカスのホールで、主催者の1人として会場の片隅で時々観る程度でしたが、

今回は縁あって、上映会を予定している方々の仲間内の試写会に参加する機会ができましたので、

観客としてじっくり観ることができました。

 

会場は『雑類書店』という珍しい素敵な本屋さん。

http://d.hatena.ne.jp/zoruibooks/about

 

そして主催者は獣医でDJでもある不思議なMさん。

 上映後、Mさんは私たち来場者に語り掛けました。

 

この映画の中で、サケの人工孵化のシーンがありました。

人間が造ったダムによってサケが遡上できなくなって、漁獲量が激減すると、

今度はサケを増やすために、

生きているサケを殺して卵を取り出し、人工孵化で育てる・・・。

 

人間は、確かに傲慢だと思います。

僕は獣医ですが、犬猫、特に犬は、この頃、

自力で、交尾やお産や子育てができなくなっています。

 

僕の好きな都築響一さん(写真家で編集者)は言っていました。

「モチベーションは怒りと焦りだ」と。

 

僕もそうです。

最近、何か怒りとか焦りのようなものを感じています。

 

今の佐世保はあんまりおもしろくない町だし、

でも、漫然と見ているのはどうかと思うし、

何かアクションを起こせたらいいな、と。

 

そのとっかかりとして、今日『ダムネーション』を皆さんと一緒に観れて、

とてもよかったです。

 

同感です。

会場には若い人がたくさん来ていました。

生後7ヶ月の赤ちゃんもいました。

大きなお腹を抱えたお母さんもいました。

 

その全ての人の瞳が釘付けになったシーンがありました。

ダムが撤去されて、自然の川が戻ったとたん、サケが波のように押し寄せてくる光景です。

光を浴びて、踊るように、歌うように泳ぐサケ。

生命の讃歌そのものでした。

 

声にならない歓声が会場に満ちているのを感じました。

 

きっとまたどこかの会場で、同じ感動が伝えられることでしょう。

まだご覧になっていない方は是非、次の機会をお見逃しなく! 

 

 

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