藻谷浩介さんからのエール

2月19日毎日新聞の書評欄に、藻谷浩介さんの書評が掲載されていました。

天野礼子著『川を歩いて、森へ』の書評であり、天野礼子さんへの讃歌であり、女性へのメッセージです。

でも、もしかしたら、これは私たちへのエールかもしれない…と勝手に受け止めました。

ほんの2ヶ月ほど前、「ふるさと共創シンポジウムin佐世保」のパネリストとして参加して下さった藻谷さん。実は以前から佐世保が大好きで、何回も来られていたそうで、とても詳しくてビックリでした。

海山の幸に恵まれ食べ物は美味しいし、美しい自然はそのまま凄い観光資源なのに、佐世保市民自身がその宝に全く気づいていない。いつも福岡や東京を見ていて、若者は都会へと流れていく。気位が低いとの厳しいコメントも頂きました。

しかし、石木ダムへと話題が移ってからはほとんど何も語ることはありませんでした。
当然ですよね。市民でも無関心な人、あるいはよく知らない人が多いのですから、数回訪れているからといって、知ってる顔をされる方が違和感を感じます。

シンポジウム終了後、藻谷さんはフロアでたまたま川原の女性たちと遭遇。石木ダムの現状と地域住民の苦悩を直に聞き、衝撃を受けられたようです。後で主催者に、「この問題を何も知らなかった。ダムについては不勉強で恥ずかしい。これからきちんと考えたい」とおっしゃっていたそうです。

そして、それから約1ヶ月後に公開された藻谷さんの書評には、ダムについての藻谷さんの思いがしっかりと語られていました。

(天野礼子は)何をもってここまで「ダムのない川」に執着してきたのか。

逆に言えば…あなたはなぜ、川という川を何重にもダムでせきとめてきた戦後を、特に抵抗なく受け入れてこられたのか。

ダムのない自然河川は、洪水を通じて森の栄養を里にもたらし、魚の遡上を通じて海の栄養を森にもたらす通路だ。

ダム建設こそ「自然の大きな流れへの、人間の一時的な都合による反対運動にほかならなかった」

今世紀には勝利は明確に彼女(天野礼子)の側にたつだろう。

天野さんと天野さんが守ろうと闘い続けてきた「ダムのない川」への賛辞、そしてその闘いは必ず今世紀中に勝利するだろうというメッセージですが、それはそのまま、川原の地権者や地権者と共に闘っている私たちへのエールのように思えるのです。

そして、藻谷さんは最後にこう結んでいます。

ダムだらけ、コンクリート構造物だらけ、組織だらけ、利益最優先だらけになってしまった日本だが、自然なモノと心の循環を取り戻す未来は、きっとすぐそこにある

 

今年もよろしくお願いします

みなさま

明けましておめでとうございます。

昨年は温かいご支援とご協力、本当にありがとうございました。

 

年末に発行した「滴」22号に、昨年一年間のできごとや活動をまとめてみました。

よかったら、こちらをクリックしてご覧ください。

 

石木ダム問題は、沖縄と同じ人権問題です。

石木ダム問題は、長崎新幹線と同じ無駄な公共事業です。

石木ダム問題は、イサカンと同じ環境問題を引き起こします。

でも、まだ何もできていません。

まだ間に合います。

みんなが関心を持ち続けること、声を上げることが、計画の中止に繋がります。

今年も皆さんと共に頑張っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。 

 

佐世保でダムネーション試写会

2月27日夜、久しぶりに映画『ダムネーション』を観ました。

実は4回目です。

山梨県の清里、福岡、佐世保、そして今回も佐世保で。

観るたびに静かな感動と共感が沸き上がる不思議なドキュメンタリーです。

 

佐世保では2回目。

1回目は昨年1月アルカスのホールで、主催者の1人として会場の片隅で時々観る程度でしたが、

今回は縁あって、上映会を予定している方々の仲間内の試写会に参加する機会ができましたので、

観客としてじっくり観ることができました。

 

会場は『雑類書店』という珍しい素敵な本屋さん。

http://d.hatena.ne.jp/zoruibooks/about

 

そして主催者は獣医でDJでもある不思議なMさん。

 上映後、Mさんは私たち来場者に語り掛けました。

 

この映画の中で、サケの人工孵化のシーンがありました。

人間が造ったダムによってサケが遡上できなくなって、漁獲量が激減すると、

今度はサケを増やすために、

生きているサケを殺して卵を取り出し、人工孵化で育てる・・・。

 

人間は、確かに傲慢だと思います。

僕は獣医ですが、犬猫、特に犬は、この頃、

自力で、交尾やお産や子育てができなくなっています。

 

僕の好きな都築響一さん(写真家で編集者)は言っていました。

「モチベーションは怒りと焦りだ」と。

 

僕もそうです。

最近、何か怒りとか焦りのようなものを感じています。

 

今の佐世保はあんまりおもしろくない町だし、

でも、漫然と見ているのはどうかと思うし、

何かアクションを起こせたらいいな、と。

 

そのとっかかりとして、今日『ダムネーション』を皆さんと一緒に観れて、

とてもよかったです。

 

同感です。

会場には若い人がたくさん来ていました。

生後7ヶ月の赤ちゃんもいました。

大きなお腹を抱えたお母さんもいました。

 

その全ての人の瞳が釘付けになったシーンがありました。

ダムが撤去されて、自然の川が戻ったとたん、サケが波のように押し寄せてくる光景です。

光を浴びて、踊るように、歌うように泳ぐサケ。

生命の讃歌そのものでした。

 

声にならない歓声が会場に満ちているのを感じました。

 

きっとまたどこかの会場で、同じ感動が伝えられることでしょう。

まだご覧になっていない方は是非、次の機会をお見逃しなく! 

 

 

メコンを破壊するダム建設が始まった

メコンは世界でもっとも生物多様性が高い。

そこに、それら多様な生物を死滅させ住民の生活を破壊するダムを建設するという。

 

メコンにすむ八百種の淡水魚の87%は回遊魚だそうです。

体長3m、重さ400kg、世界最大級の淡水魚メコンオオナマズさえも自由に行き来できる魚道。

それがフーサホンで、その世界一の「魚道」に計画されたドンサホンダム。

周辺国やNGOの反対を押し切って、1月8日、フーサホンの流れを止めダム建設が開始されました。

「その日。水のない川で村人たちは最後の魚を拾ったという」

 

世界一の魚道を捨てて、ラオスは何を得ようとしているのか?

しかし、かの国を私たちは笑えない。

私たちの国も同じことをしているから。

私たちの住む長崎県も同じことをしているから。

 

石木ダムを止めるまで、私たちに彼らを批判する資格はありませんね。

 

寒波による断水 5万5千世帯!

1月24日〜25日の記録的な大雪(17cm!の積雪)で長崎県内は大混乱に陥りました。

高速道路は封鎖され、空の便はもちろん、電車もバスもフェリーも一部を除きほとんど運休。

JR九州長崎支社によると、24日夜、佐世保、喜々津両駅では約150人が車中泊したそうです。

また、竹松駅で止まった列車の乗客14人は近くの県消防学校で宿泊。

長崎駅と周辺施設で約60人、長崎市立図書館内で約130人が一夜を明かしたとのこと。

わずか17cmの積雪で、帰宅困難となる長崎県! 

 

そして、もっとも多くの県民が受けた被害は、断水です。

NBCニュースによると、

3日前から続いた寒波の影響で、長崎県内の各地で水道管の凍結や破損による漏水が続出。

長崎市琴海地区のおよそ5千世帯をはじめ、午後4時現在、断水や停水しているのは、

諫早市のおよそ1万2000世帯、平戸市のおよそ1万世帯、佐世保市のおよそ7千世帯、

南島原市のおよそ5千世帯、対馬市のおよそ4600世帯、新上五島町のおよそ3600世帯

のほか五島市、松浦市、雲仙市など、県内の広い範囲に及んでいて、

合計の世帯数は5万5千世帯を超えている。

県は午前10時に災害警戒本部を設置。

同時に自衛隊に災害派遣を要請し、

松浦市、対馬市、南島原市、平戸市などに給水車を派遣し対応している。

また、各市や町では配水池やタンクの水量が大きく減少しているため、

今後も大規模な断水がおきる恐れがあるとして、各家庭に対し節水に協力するよう呼びかけている。

とのことでした。

 

5万5千世帯ということは、10万人以上の県民が断水・停水の不自由な生活を強いられているということですね〜

ライフラインに関することは、行政はもう少ししっかり取り組んでほしいものです。

ハコモノ(ダムなど)だけを造っても、配水管が古くなっていたり、質の悪い管を使っていたりしては意味がない!

ハコモノにお金をかけるより、今あるものをきちんとメンテナンスして安全安心な状態にするのが先決!

 

と思っていたら、こんな情報を見つけました。

 
 
佐世保市役所さんの写真
 

水道管の破裂などの影響で、市内で断水が発生しています。
断水に伴い、本日1月26日(火曜日)19時より随時、臨時給水を行います。
また、現在水が出ているところでも、今後断水する可能性がありますので、ご注意ください。

■臨時給水箇所 1月26日(火曜日) 18時30現在
・日宇支所
・日宇地区公民館体育室(もみじが丘)
・針尾支所
・針尾地区公民館体育室(浦頭)
・三川内支所
・江迎地区文化センター
・木場田公園
・猫山ダム公園[19:40追記]

1月26日(火曜日) 夜12時まで
1月27日(水曜日)午前10時から

 

これは佐世保市水道局からの情報ですが、これをシェアしたfacebookページには、
 
このようなコメントが添えられていました。
 

取水できないのではありません。古い大正時代の導水管だらけが原因です。

石木ダムは必要ありません。導水管の交換が先決な佐世保市です。

市議会、県議会のみなさん猿の声聞こえますか?

やっぱり小回り効かない日本の行政ですね。大統領制が必要ばい。

石木ダム建設予算を導水管交換予算に回せばいかがなものか?

これでは市民に節水呼びかけても無駄ですね。

市民および水道局員を苦しませるな。政治家殿。

 

全く同感です!   

そして、その政治家を選んでいるのは私たち市民一人ひとりなのですから、

やはり自業自得ってこと?

今からでも遅くないので、自分が選んだ議員さんに、「ダムよりメンテ!」をアピールしましょう〜

市長や水道局へ「ダムにお金をかけてる場合じゃない!」と叱咤激励しませんか〜 

 

こうばるに春よ来い

年末はギリギリまで雑用に追われ、年賀状が書けませんでした。

元旦に届いた年賀状にだけは・・と、パソコンに向かいましたが、

「おめでとう」の言葉がどうしても使えませんでした。

 

石木ダム建設予定地川原(こうばる)では、昨年ついに強制収用が始まってしまいました。

今年もさらに多くの土地を、住民の家までも強制収用しようと、

県は土地収用法を楯に、強引に手続きを進めています。

そんな圧政には負けない!と、現地では毎日阻止行動が続いています。

雨の日も風の日も。暑い日も寒い日も。

寒さはこれからが本番です。

 

だから「おめでとう!」ではなく、「春よ来い!」にしました。

「おめでとう」の言葉は、もう少し先にとっておきます。

きっと心から言える日が来るはずだから。

 

その日のために、今年も皆さんのご支援ご協力を、どうぞよろしくお願い致します。

 

現地を訪ねて初めて身近に・・

ぜひ見たい!と思っていた演劇「濁る水」が、急用で見られなかった。

とても残念に思っていたら、10日の長崎新聞に記者の方が感想を書かれていました。

劇中のせりふが心に残り、数日後現地を訪ねたという。

田園風景の中に、ダム反対の赤い文字の看板を見て、演劇の世界と現実が重なったそうだ。

そして、石木ダム問題をもっと知りたい・・・と。

 

演劇の力って大きいですね。

記者の心に残ったせりふは、きっと多くの観客の心にも残ったことでしょう。

同じ景色を見て、同じ空気を吸ってみないと、このダム問題はわからないのよ

 

まだこの景色を見ていないあなた、

あなたがもし長崎県民なら、ぜひ一度、こうばるを訪ねてくださいね〜 

 

Mさんちの稲刈り

ここは石木川の支流、中ノ川内川の上流にあるMさんちの田んぼ。

急な斜面を開墾して、様々な形をした何枚もの田が折り重なるように広がっています。

家族9人の一年分のお米がここで作られています。

一家揃って、みんなで汗を流して作っています。

昨日は、その様子を撮影にやってきた皆さんをご案内しつつ、私もお邪魔させて頂きました。

バインダーで稲を刈っているのは、今や一家の大黒柱のY君。

機械がポンポン放り投げた稲束を邪魔にならない場所に移動させつつ後を追っているのは妻のMちゃん。

若くて元気な仲良し夫婦です。

カメラマンもアシスタントも照り付ける陽射しの中、とても大変そうですね〜

Y君の作業着の背中には「WE ♥ LOVE KOUBARU」の文字。

カメラマンさん、もちろん撮ってくれましたよね?

アレレ〜、1束刈り残しちゃった〜、苦笑いする二人。

失敗しても楽しそう〜

 

稲刈りの済んだ田んぼで、おじいちゃんが4人のこどもたちに何やら説明しています。

後方にはたくさんの木の棒が…何をやってるのかな?

おじいちゃんの説明通り、同じ長さの3本の棒を長男のT君が針金で束ねています。

3本の棒は、長い棒を載せるための支えでした。

しっかり固定できるよう、おじいちゃんの指導を受けながら次男のM君が頑張っています。

横で三男のK君がしっかり聞いています。

 

さあ、長い長い稲掛け用の稲木の完成です。

おばあちゃんのJ子さんが、さすが!慣れた手つきでスイスイ稲束を掛けていきます。

こどもたちも田んぼのあちこちに置かれていた稲束を拾い集めて稲木のそばに運んだり、

それを干したり、

もくもくと頑張っています。

 

そして、干し終わった稲の束。壮観ですね〜

刈り取ったばかりの稲の葉はまだ緑っぽい。

先っぽも元気に広がっていて、前回干した稲束との差は歴然。

あちらは、そろそろ脱穀の時期でしょうか・・・?

 

お昼は皆でバーベキュー!

準備ができるまで、撮影チームはこちらに移動。

何を撮っているのでしょう?

おじいちゃんが、柿の実や葉っぱを取っていました。

寄ってきたのは、ヤギさんたち。

ヤギさんは柿の葉っぱが大好きだって!

(実は私がいただきました

 

K君に聞きました。「なんでヤギ飼ってるの?まさかバーベキューのためじゃないよね?」

「違う」

じゃ、ヤギのお乳を飲むとか?

「違う」

じゃあ、なんで?

「わからん。じいちゃんがアライグマと交換してもらってきたら、どんどん増えてしまったと」

 

ふ〜ん。そっか〜。で、おじいちゃんに聞いてやっと理由が判明。

「ああ、草取りしてもらうためですよ。ヤギが草をきれいに食べてくれるから助かります」

なーるほど!

でこぼこした山の斜面に田んぼや畑をつくっていたら、草取りだってたいへんですよね〜

ヤギさんも有能な作業員ですね!

そのヤギさんたちをこれまた有能な愛犬ボルト君がしっかりサポートしてくれています。

 

「できたよー!」の掛け声で登っていくと、いい匂い!

お肉や野菜やキノコをたっぷりいただきました。

そして、Mさんちの薪で炊いたご飯は最高でした!

その上デザートは、みかんやオハギや、近所の方が差し入れて下さった芋団子まで!

お腹パンパン。ほんとにご馳走様でした!

 

最後に一家揃っての写真撮影。

お日様に負けない眩しい笑顔。

Mさんちは皆スポーツマン&スポーツウーマン。

この元気と笑顔の素は、やはり家族総出で作るお米のパワーかな?

 

午後は、川原を見渡せる高台や、石木川沿いの小道に撮影隊をご案内。

川原や石木川のいろんな風景がカメラに収められていきました。

 

夕日に照らされた川原。山も家もほんのり桜色。山影もくっきり。

虚空蔵も紫色に染まっています。

最後は夕空の三日月を撮って、今日の撮影は終了〜

 

明日も天気でありますように・・・

 

作業お休みで岩屋権現へ

今朝は業者も同行せず、少人数の職員と共にやって来た石木ダム建設事務所の古川所長。

「今日は雨になるので作業はしません」と言い、すぐに帰って行きました。

「え?」東京からの視察団だけでなく、いつもの行動メンバーもびっくり。

いま雨降ってないのに?

いつもは少々の雨でもやってるのに?

 

もしかしたら、これのせいかな?と誰かが教えてくれました。

昨夜の、いとうせいこうさんのつぶやき。
https://twitter.com/seikoito/status/643807046593175555

長崎の石木ダム建設の是非に興味があって来てみた。
ここがダムで水没する境界。13世帯がまだ暮らしている。
美しい日本の里山である。

私はTwitterをやってないので知らなかったけれど、

フォロワーが約30万人もいるせいこうさんのつぶやきは、きっと長崎県内にも広がっているはず。

県の職員も、今日は逃げるが勝ちと判断したのかな?

今日のつぶやきは https://twitter.com/seikoito/status/643968084999454720

半世紀前の石木ダム計画に反対し続けているおばちゃん、おじさん、おばあちゃんの土地は
今年に入って強制収容され始め、四ヶ月ずっと見張りを立てて工事を阻止。
数十年前の写真の中も、辺野古も国会前もつながってた。

でした。

 

時間が空いたので視察団を岩屋権現にご案内。

山が大好きな皆さん、急に生き生きとした表情に・・・

ズンズン進むこの方は、

せいこうさんでした。

199の石段を登り着き、さらに坂道を登ったところに岩でできた神殿があります。

さらに岩をくりぬいた小さな穴を這って進み、

やっと祭殿に到達。

それぞれの世界で第一線で活躍中のかっこいい男たちの訪問に、毘沙門天もビックリしたかな?

 

神社仏閣には関心の無い私ですが、天然の岩をくりぬいて造られたこのような社には、

やはり畏敬の念を感じます。

ここに祭られている毘沙門天(武運の神)に、そっと手を合わせました。

麓に住む民の、長年にわたる権力者との闘いをそろそろ勝利に導いてくださいませ…と。 

 

今からでも遅くない!

雑誌の2ページにまたがる風景の写真。

野花が咲き乱れ、見慣れた看板「売って泣くより笑って団結 WE LOVE KOBARU」。

もちろん、ここは川原ですが、あらためて川原の美しさを実感しますねー

野の草花の生き生きとした姿に、見ているだけで元気をもらえそうです。

何を隠そう、この写真、私が撮ったのですゾー!

エヘン、エヘン。

アーサーさんのエッセイの挿絵に使って頂けるなんて・・・写真も私も幸せです。

この記事が掲載されている雑誌はこちら。

日々の暮らしの中にある季節感、祭や行事など、その土地ならではの風土や文化、伝統、

地域の人々が大切に伝えてきた知恵や技、かけがえのない自然…

そんな、大切に守り伝えたい「いいもの・いいこころ」を広島から発信する雑誌なんだそうです。

素敵ですね。

 

その雑誌に、7月下旬に川原にやってきたアーサー・ビナードさんが、

石木ダム問題のことをエッセイ風に、アーサーさんらしい言の葉で書き綴ってくださいました。

「今からでも遅くない」というタイトルで。

何が遅くないのか?

それはダムを止めること。

石木ダムを止めること。

この豊かな里山の生きものたちや人々の暮らしを葬り去ることの過ちにみんなが気付いて、

「とめなきゃ!」と本気で思えば止められる。今からでも遅くない。

 

70年前の原爆は止められなかった。

その歴史はどんなに悔やんでも、後から止めることはできない。

でも、石木ダムは、まだ何もできていない。

そう。これからでも遅くないんですよね!

そのことに、アーサーさんが気づかせてくれました。。