明日は通行妨害禁止仮処分の審尋の日。
私たちの仲間が19人訴えられている裁判です。
石木ダム計画にはおかしなところがたくさんある。
ちょっと立ち止まって見直しましょう。
そのためには、工事を中断して議論しましょう。
そう主張しているだけなのに、その声には耳を塞ぎ、
県は県民を司法の場に訴えたのです・・・。
私たちの主張はそんなに無視すべきものでしょうか?
私たちと同じようなことを語っている著名人がいます。
二週間ほど前の東京新聞ですが、少し大きくして、内容を読んでみましょう。
いとうせいこうさんは、こうおっしゃっています。
今ある資源を有効に使おう。
無駄のない暮らしこそ正しい選択である。
この問題を知らずにいたことに罪悪感を覚えた。
今からやれることをやりたい。
意見がどうであれ、考えてもらうことが大事。
豊かな自然は失ったら取り戻せない。
不条理を前にして、知らないふりをする方がよっぽど名誉が落ちる。
石木ダムには日本各地が抱える課題が象徴的に含まれている。
ダムに多額の税金をかけるのは非合理。
辻井隆行さん「オープンな場でもっと議論すべきだ」
いとうせいこうさん「賛否にかかわらず、まずは問題に目を向け、一緒に考えよう」
彼らの発言の一つ一つが私たちにはとても納得できる。
うん、うん、と首を縦に振りたくなる。
でも、行政の皆さんはそうではない。
議会もそうではない。
では、長崎地裁佐世保支部の裁判官の皆さんはどうなんだろう?