もう?
さすが!大物政治家!やることが早い!
と絶賛する人あり。
早過ぎない?ちゃんと調べてくれたのかなぁ・・
と不安視する人あり。
ともあれ、末次精一さんによる「小沢一郎の国交省ヒアリング報告会」が18日午後、急きょ開かれることになりました。
小沢さんが川原を訪ねたのは、今月6日(火)のことでした。
報告書の日付は12日(月)だったので、ヒアリングされたのは8日(木)か9日(金)でしょうか?
6日の夜は佐世保にいらしたので、帰京は早くても7日…。
ということは、帰京した翌日か翌々日?
やはり即、行動される方なんですね〜
末次さんが読み上げて下さったその報告書がこちら。
添付資料は4枚。
1.石木ダム建設事業〜事業概要、事業費、ダム検証結果など
2.石木ダム建設事業について〜事業の経緯、必要性、今後の対応方針
3.石木ダムの位置(航空写真)
4.過去の主な洪水・渇水〜写真と新聞記事
内容は、ほとんど、県のHP(「石木ダム建設事業」)や、これまでの説明会資料に書かれていたことばかりでした。
目新しいことと言えば、事業費のところだけ。
〇平成27年度まで 167.3億円
と記載されていました。
つまり、これまでに必要のない事業のために167億円も使ってしまったということですね。
あと118億円ほどで道路を造り、転流工事をし、ダム本体を造ろうというのでしょうか?それだけで済むとはとても思えません。
他ダムの例が示すように、工事が始まってから、補正、補正で予算を積み増していくのでしょう。
もう1つ、確認できたこととして注目したいのは「今後の対応方針」です。
・長崎県からは、石木ダムは治水・利水両面から効果が期待されることから、今後も地元住民のご意見を伺いながら丁寧に事業を進めていく意向と聞いている。
つまり、長崎県は「地元住民のご意見を伺いながら」やっていくと国には伝えているのです。
実際には意見に耳を傾けるどころか、質問にも答えない。
公開質問状を提出しても、国が認定したことだから説明する必要は無いと住民には門前払いです。
この現状を小沢さんから国にしっかり伝え、糾してもらいたいものです。
・国としては、事業者である長崎県の意向を尊重しつつ、引き続き技術面、財政面から必要な支援を実施していく。
やはり国は県と二人三脚で公共事業を推し進めたいようです。
不要な事業でも…。
県(行政)の意向だけを尊重し、県民(国民)の意向は無視してもいいのか?
県民、特に地域住民が半世紀も反対を続ける事業を強行して良い結果を生むはずがない。
イサカンの轍を踏まないよう、小沢さんには再度国交省に意見してもらいたい。
公共事業を熟知している小沢さんの言葉は、きっと重く伝わるはず…。