真っ青な夏空の下、半年ぶりの付替え道路工事再開に備える阻止行動が始まりました。
9時には、地権者も支援者もゲート向いにスタンバイ。
崖下の木陰は涼しくて、気持ちいい〜
9:45頃、県職員がこちらへ向かっているとの連絡があり、ゲート前に待機。
待つこと10分ほどで、県職員と業者の14,5名が到着。
石木ダム建設事務所の有吉所長の第一声は、
「本日から工事に着工します。現場に入るのでで通路を開けて下さい」
そして、
「このような妨害行為は違法だとの判断がでています。止めて下さい」
地権者や支援者からは、
「妨害じゃありません。権利です!」
「税金の無駄遣い!」
「ここでは沖縄と全く同じことがやられている!」
などの声が飛び交いました。
同じようなやり取りが10分ほど続いた後、
「今日はこれで撤収します。また来ます」
と言い残し、一行は今来た道を戻って行きました。
それにしても、彼らは、
このギンギラギンの真夏に突入してからなぜ始めようとするのでしょう?
新しい工事業者が決まったのは3月です。
4月以降いつでも着工できたはずなのに、ずーっと棚上げしておいて、今頃なぜ?
いま、石木ダム工事差止仮処分の裁判が進行中なのに、
また事業認定取消訴訟では、
石木ダムの必要性がこれから議論されようとしているのに、
結論が出る前に既成事実をつくっちゃえということなのでしょうか?
何が何でも工事は決行する。
邪魔する者は蹴散らしてしまえ。
現政権と同じやりかた。
誰かも言ってたように、沖縄での対応と同じ。
住民の権利など意にも介さず、
民主主義など放棄してしまったかのようなやりよう。
今朝早く着きすぎたので、久しぶりに第2見張り小屋に行ってみると、
小屋の向こうに、真新しい立て看板が!
この土地は、石木ダム建設事務所が管理する土地です。
無断での使用を禁止します。
分厚い頑丈そうな看板が、強固なコンクリートの土台の上にしっかり立てられていました。
小屋の窓には、そんな看板見たくもない!と言うかのように、
緑のカーテンが茂っていました。
ゴーヤ!
沖縄から伝わってきた野菜、ゴーヤ。
圧政に負けない住民パワーも、しっかり根付いています。
もっと、もっと、実をつけろ!
もっと、もっと、大きくなーれ!