今朝の長崎新聞1面。
昨日の石木ダム工事現場への重機搬入、工事着手を大きく伝えています。
こちらは毎日新聞。
県土木部の吉田次長のコメントを紹介。
「昨年12月に長崎地裁佐世保支部は工事差し止めの仮処分申請を却下した。緊急に止める理由はないと判断されたので、必要な工事を進めていく」
司法のお墨付きを得たからと言いたいのでしょう。
いつものパターンです。
自分たちにとって都合の良い判決が出ればそれを利用する。
諫早湾開門訴訟の時はどうでしたっけ?
2010年福岡高裁が開門を命じる判決を出し、2013年12月までに開門調査をやることを農水省も決めたのに、それに反対し抵抗を続けていたのはどなたでしたっけ?
一夜明けて今日のこうばる。
いつもと変わらない長閑な田畑を、虚空蔵山が見守るように見下ろしていました。
早朝からたくさんの車が・・・。
きっと新聞を見た支援者たちが、応援に駆け付けたのでしょう。
ゲート前では、いつものように阻止の準備。
機械は中に有っても、動かす人間が入れなければ工事はできないのですから。
少し下流から対岸を眺めてみると、
衝立の向こうにはたくさんの車両が…。望遠にして見ると、
おお!かなりでっかいクレーン車。
他にもバックホーだのユンボだのあるようですが、私にはどれがどれだか、さっぱりわかりません。
この現場は石木川を挟んで向こう岸に渡らなければ行けません。
橋のあるゲート前を通らずに行ける方法と言えば、この堰を渡ること。
ここなら歩いて向こう岸まで渡れます。
以前ここから業者が現場に入っていったことがあるので、
その堰の近くにも、こうやって見張りの人たちが目を光らせています。
寒さの中で肩を寄せ合って、頑張っています。
ここからは見えないもう1つの出入り口(浦川内)にも数人が張り付いています。
こういう日常がいつまで続くのでしょう。
地権者の皆さんが倒れるのを県は待っているのでしょうか?
でも、地権者の後ろにはたくさんの支援者がついています。
普段はぼちぼちですが、いざとなると結集する心強い仲間がいます。
その支援者のためにと、地権者の男性たちが手作りでリフォームしたという評判のトイレにお邪魔しました。
まあ!
以前のトイレとは別世界のように、清潔で快適なトイレに大変身してました!
うわさ以上のビフォーアフターです。
窓もきれいになって、
写真立てには、あのパンフレットの表紙(こうばるの風景写真と「こうばるのうた」)が飾られ、可愛いお人形や観葉植物も。
男性たちの思いやりに負けないような、女性たちの心遣いが感じられて、かつてのトイレを知っている支援者たちは、とても温かい爽やかな気分になるでしょう。
そして、この心優しい人たちを、もっともっと応援したくなるでしょう。
たかがトイレ、されどトイレ