9世帯の家屋を含む土地の裁決手続き開始

7月28日の長崎新聞の記事です。

7月26日付で、県収用委員会は、石木ダム建設予定地の9世帯の家屋を含む未買収地約9万㎡の裁決手続きを開始したということです。

つまり、これで、こうばる13世帯の家屋の全てが強制収用のための手続きが開始されたということです。

何が何でもここにダムを造る。

住民がどんなに反対しても、お上が決めたことは絶対なんだ、従うしかないのだ、反対すればこうなるのだと言わんばかりの強引さです。

なりふり構わず、わき目もふらず、ブレーキの壊れた列車のように、引かれた線路の上をひた走る長崎県。

この異常さに何故気づかないのか?

どうすれば気づくことができるのか・・・

 

付替え道路工事再開!

真っ青な夏空の下、半年ぶりの付替え道路工事再開に備える阻止行動が始まりました。

9時には、地権者も支援者もゲート向いにスタンバイ。

崖下の木陰は涼しくて、気持ちいい〜

 

9:45頃、県職員がこちらへ向かっているとの連絡があり、ゲート前に待機。

 

待つこと10分ほどで、県職員と業者の14,5名が到着。

石木ダム建設事務所の有吉所長の第一声は、

「本日から工事に着工します。現場に入るのでで通路を開けて下さい」

そして、

「このような妨害行為は違法だとの判断がでています。止めて下さい」

地権者や支援者からは、

「妨害じゃありません。権利です!」

「税金の無駄遣い!」

「ここでは沖縄と全く同じことがやられている!」

などの声が飛び交いました。

 

同じようなやり取りが10分ほど続いた後、

「今日はこれで撤収します。また来ます」

と言い残し、一行は今来た道を戻って行きました。

 

それにしても、彼らは、

このギンギラギンの真夏に突入してからなぜ始めようとするのでしょう?

新しい工事業者が決まったのは3月です。

4月以降いつでも着工できたはずなのに、ずーっと棚上げしておいて、今頃なぜ?

 

いま、石木ダム工事差止仮処分の裁判が進行中なのに、

また事業認定取消訴訟では、

石木ダムの必要性がこれから議論されようとしているのに、

結論が出る前に既成事実をつくっちゃえということなのでしょうか?

何が何でも工事は決行する。

邪魔する者は蹴散らしてしまえ。

現政権と同じやりかた。

誰かも言ってたように、沖縄での対応と同じ。

住民の権利など意にも介さず、

民主主義など放棄してしまったかのようなやりよう。

 

今朝早く着きすぎたので、久しぶりに第2見張り小屋に行ってみると、

小屋の向こうに、真新しい立て看板が!

この土地は、石木ダム建設事務所が管理する土地です。

無断での使用を禁止します。

分厚い頑丈そうな看板が、強固なコンクリートの土台の上にしっかり立てられていました。

 

小屋の窓には、そんな看板見たくもない!と言うかのように、

緑のカーテンが茂っていました。

ゴーヤ!

沖縄から伝わってきた野菜、ゴーヤ。

圧政に負けない住民パワーも、しっかり根付いています。

もっと、もっと、実をつけろ!

もっと、もっと、大きくなーれ!

 

 

現地視察!意外な展開の取消訴訟

今日は2つの裁判がおこなわれました。
まず午前、長崎地裁佐世保支部で工事差止仮処分申立の第2回審尋。
前回の県側の主張(今回の工事は公権力の行使だからそもそも仮処分という手続きで止める事はできない、不適当な申し立てである。また、現在工事は行われていないのだから工事を止める必要がない)に対して、今月9日当方弁護団は反論書を提出しました。
第1準備書面で反論した要点は、
過去の裁判例に基づいて、今回の工事というのは公権力の行使ではなく工事という事実行為。ダム工事は行政でなくても民間企業でもやっているし、公権力の行使には当たらない。よって不適当な申し立てではないということ。
第2準備書面で反論した要点は、
現時点で工事が行われていなくても、いつ再開されてもおかしくない状況にある。よって工事を止める必要があるということ。
その他にも3つの書面を提出しました。
第3は、石木ダム建設事業の利水目的は存在しないということ。
第4は、同しく治水目的は存在しないということ。
第5は、裁判所からの質問への回答(物件を地図上に落とした図面)
それらに対して、起業者(県と佐世保市)側代理人が述べたことは、
なんと、「次回期日で結審してほしい」というものでした。
まだ中身については何も議論していないのに!
裁判官はそれに対しては何の判断も示さず、
次回の審尋期日=9月8日(木)14時〜=を告げたのみでした。
ところで、今日も法廷でのやりとりはほとんど聞き取れずに進行していました。
裁判官も双方の代理人弁護士も、声が小さかったり、早口だったり。。。
特に傍聴席から見て左右の原告席と被告席にいる代理人たちは、
正面の裁判官に向かって話すので、よけいに声がこちらには届きにくいのです。
その時、傍聴席の後方から「すみません。マイクを使ってください」という声が聞こえました。現地こうばるに住んでいる若い女性(今日の参加者の中では最年少?)のHさんです。
裁判長が「これは録音用のマイクです。声を大きくすることはできません。なるべく大きな声で話すようにします」と率直に答えると、傍聴席に笑顔が広がりました。
私たちも皆それが録音用のマイクとは知らず、なぜマイクを使って話してくれないのかなー、聞こえないなーと少しイラついていたのです。
なーんだ、そうだったのかと納得した途端、和かな空気に変わりました。
そして、裁判長も私たちの不満に気づくと、大きな声でこれまでの話の経過をわかり易く説明してくれました。
Hさんに感謝すると同時に、言うべきことをきちんと発言できるHさんがとても眩しく見えました。
一方、佐世保市の代理人弁護士はよけいカリカリしたような雰囲気で、こちらの弁護士の「…は、いつ出されますか?」と言い終わらないうちに「今日中に出します!」とバシッと返事。(おお、怖っ!)
さて、佐世保の裁判が終わると同時に長崎地裁に向かって出発。
福岡から傍聴に来たAさんの車に乗せて頂いたので途中で昼食を取る時間がありましたが、バスや電車で向かっていたらお昼も食べ損ねるほどの慌ただしさでした。
長崎地裁での裁判(事業認定取消訴訟)も、佐世保と同様にたくさんの傍聴者が訪れ、抽選の結果入れない人が続出。
こちらも、第一回期日に国側から出されていた答弁書に対する反論書を弁護団が事前に提出していましたが、その反論の骨子が、利水・治水それぞれについて読み上げられました。
それについての質問などはなく、直後に裁判官が口にしたのは「現地を見てみたい」ということでした。
これには私たちも本当にビックリ!しました。
報告集会で馬奈木弁護団長さえも驚いた!と正直に語っていました。
今日の裁判は午前も午後もびっくりでしたね。
佐世保の裁判では、県と佐世保市は9月8日に結審を求めてくるし・・
長崎の裁判官は現地を見たいと言うし!
もし形式的に処理したいと思えば、現地を見たいなどと思うわけがない。
現地を見ると足かせになるから。
現地を見て、現地の人の声を聞いてしまったら、
形式論でバッサリ切る事はなかなかできません。
つまり現地を見に行くという事は、中身の審理に踏み込むということ。
そうなると、当事者である県や佐世保市が、
中身に踏み込まないでくださいと逃げ回って済むわけがない。
今後の予定としては、国側からの反論が出されるのは2ヶ月後で、その後現地視察があり、次回の裁判期日は10月31日(月)の午後2時からと決まりました。
また、報告集会では利水と治水の反論書をまとめた高橋弁護士と緒方弁護士から、解説と感想などが語られました。
高橋弁護士:
私たち弁護団は佐世保市は石木ダム有りきの数字合わせをしてるに違いないと思い、かつての水需要予測(昭和50年以降6回分)の資料を入手し調べてみると、思った以上にひどいものだった。
例えば、水の必要量を増やすために負荷率というのをどんどん変えていった。
負荷率は率が小さくなればなるほど一日最大給水量が大きくなる。
平成16年までは過去10年間の平均値を使っていたが、平成19年度の時はそれでは必要な数量に達しないので過去10年間の最小値を持ってきた。
そして平成24年になると、過去20年間の最小値を持ってきた。
こうして必要な数値を生み出すために佐世保市はいろいろ操作している。
おかしいことは他にもいっぱいあるが、特にSSKの予測はでたらめで、無茶苦茶だった。
私は準備書面の骨子を読み上げる時、かなり危うい表現をしてしまったんだけれども、裁判官は真面目な表情で聞いていた。
その危うい部分とはたぶんここでしょう。
こういう行為は…一般には『ねつ造』と呼びますSSKの水需要が4.88倍になるなど、『明日地球が滅亡する』という予言並みのたわごとである」など。
裁判官は真面目な表情の下で笑いをこらえていたのかも・・・?

 

緒方弁護士:
治水の面でもやはり結論ありき、事実をゆがめて事業認定してしまっていた。
3つのポイント(計画規模、基本高水流量、ダムの効果)について指摘した。
①計画規模〜全国的な評価基準で言えば川棚川の場合10年に1回か50年に1回の規模の大雨で計画するのが普通であるが、なんと100年に1回の規模で計画。それは石木ダムの必要性を作りだすため。
②基本高水流量の1,400m3/秒というのは実績から大きくかけ離れた数字であり、それについての十分な説明は今まで1回もなされていない。
③過去の洪水について県はその原因をきちんと検証していない。原因の分析がなされていなければダムによって洪水が解決できるなどとは言えない。
緒方弁護士の表現は真面目で控えめですが、それでも最後にビシッと書かれていました。
長崎県は石木ダムありきの方針に基づいて客観的事実を歪めており、且つ、そうすることでしか石木ダムの形式的必要性を取り繕うことができなかったのです。
次回の裁判は、工事差止仮処分も事業認定取消訴訟も要注目!です。

明日は石木ダム訴訟デー

なんと前日、しかも前夜のお知らせとなり、申し訳ありません。

今頃言っても遅い!とのお叱りはごもっとも。

ですが、何もお知らせしないよりは…と思いますので、一応告知させて頂きます。

 

明日は石木ダムに関する裁判が2つもあります!

同時ではありません。

午前と午後、佐世保と長崎に分かれております。

 

まず、午前。

長崎地裁佐世保支部(佐世保市光月町9−3)にて、

午前11時より、石木ダム工事差止仮処分の第2回審尋が開かれます。

こちらは非公開なので原告の方しか入れません。

しかし、10時半からの門前集会にはどなたでも参加できます。

佐世保市民など、お近くの方は、よかったら応援にいらしてください。

 

終わり次第、関係者は長崎地裁(長崎市万才町9−26)に移動。

午後3時からの裁判、石木ダム事業認定取消訴訟の第2回口頭弁論に出席するためです。

こちらは公開なので、誰でも傍聴できます。

ただし人数が多ければ抽選となります。

傍聴券の配布は2:10〜2:30、門前集会は2:30からです。

 

そして、裁判の後は、午後4時から、

タクシー会館(長崎市出島12−20)で報告集会がおこなわれます。

弁護団の先生方が、2つの裁判の内容について、わかりやすく説明して下さいます。

長崎市や近隣の方、よかったら是非足をお運びください。                   

 

 

過剰放流が引き起こした利根川の渇水

東京FMの『タイムライン』という報道番組で興味深い話が発信されました。

7月12日(火)古谷経衡●過剰放水が引き起こす利根川の渇水

 

確かに、首都圏から遠く離れた九州に住む私たちにとっても、湖底が見えるほど貯水量が減ってしまった八木沢ダムの姿は痛々しく、不安を感じるものでした。

ところがそれは、必ずしも雨量が少ないという自然現象だけでなく、人為的要因も大きいという、目から鱗!の貴重な話だったのです。

解説は水源開発問題全国連絡会の嶋津暉之さん。

嶋津さんのお話を短くまとめると、こんな内容でした。

 

確かに今年は雪不足で、また5月の降雨量が少なかったので、ダムの貯水率は低めだったが、 問題は、5月半ばから6月半ばにかけて、一気に貯水量が減少したこと。

わずか1ヵ月で、2億3千万トンも放流してしまった!

利根川の水が少ない時には、下流の都市用水や農業用水を補うために放流する必要があるが、それがあまりにも過剰だった。

2億3千万㌧という数字は毎秒にすると約90トンで、そのうちの80トンは何も使われず海に流されてしまった。

利根川から海に流すべき流量は毎秒30トンでいいのに、50トンも水を無駄にしてしまっていた。

 

そして、古谷経衡さんと嶋津さんの間で交わされた話の中にはこんな指摘も。

・つまり過剰放流が渇水を引き起こす?

・過剰放流に関しては以前から問題になっているんですが、中々改まりませんねー

・八ツ場ダムを造りたい国交省の河川官僚にとっては、たまに渇水がおきたほうがダムの必要性をアピールできるから?

・既に必要なダムは造られてしまいました。これ以上必要なダムはありません。

・ダムの時代は終わったんです。

(おお!東京FMの報道番組ってすごいな〜)

 

最後にこんな質問が・・

・ちなみに(まだ造られようとしているダムの中で)これは酷い!というダムってあります? 

・あります。それは、長崎県の石木ダムです。

 これは県営ダムで、そこには13戸の家族が住んでいるんです。

 その人たちの土地家屋を奪って無理矢理作ろうとしています。・・・・

(おお!こんなところで石木ダムが!)

 

何はともあれ、貴重な話が聞けました。東京FMさんに大感謝! 

 

洪水被害も渇水被害も、自然現象のせいばかりではないのですね〜

人為的要因も大きいようです。

ミスか故意かにかかわらず・・・

 

 

追記:このブログ記事をFacebookでシェアしたところ、埼玉でアウトドアスポーツ用品店を経営なさっている方から以下のコメントをいただきました。嶋津さんの数字上のご指摘を、事実として裏付ける貴重な証言だと思いますので、ご本人の許可を得て転載させていただきます。

先日来店された水上でカヤックをやっているお客様との会話で、その事実を知りました。

僕らは利根川水系の上流部に降り積もる豊富な雪の恩恵により11月から5月末までを楽しんでいます。この冬の降雪、積雪の少なさはニュースなどで知られていると思いますが、特にこの利根川上流域での積雪量は今までに経験したことが無いほどの少なさでした。僕らはそれを目の当たりにし、冬の半ばくらいから、この夏の水不足を心配していました。

カヤッカーのお客様に、今年は雪解けが早く水量が少ないでしょう?と話すと、
最近まで100%の放水をしていたので楽しめていたんです」と、まさかの事実を知りました。
更に彼の話では、水上エリアから前橋までの水力発電をするために水量を絞ることはやらなかったとのことでした。電力は足りていたでしょう。電力は他から回してもらうこともできるでしょう。

このような水不足となること、いや水不足にすることで、同じ利根川へと流れる八ッ場ダムの正当性を語る人たちも…

東京新聞特報部、佐世保市水道に注目!

ちょうど一週間前、東京新聞「こちら特報部」に、こんな記事が掲載されました。

なんと、石木ダムと佐世保市の水道事情について、こーんなに大きく取り上げています!

「こちら特報部」では全国のダム問題を追っているのか、

石木ダムについても過去2回ほど掲載されたことがありますが、

佐世保の水問題にフォーカスした記事は今回が初めてです。

そして、とても読み応えのある記事です。

佐世保市民や市議の皆さんにはぜひ読んでもらいたい・・・

もう1週間も経ちましたし、佐世保市民は東京新聞を買うこともできないので、

勝手に、そ〜っと公開させていただきます。全文はこちら

 

最初の見出しに各地で水道料金上昇とあるように、

全国的にも値上げは深刻なんですね〜

20年前と比べ、19%も増加しているそうです。

原発事故後に大騒ぎとなった電気代でさえ14%増なのに・・・

そして、水道料金の値上げ理由は、収支のアンバランス。

ダム建設や老朽化した水道管更新などによる支出増に対し、

収入は、水道使用量の減少で年々減る一方。

これでは経営難は必至です。

 

でも、水道使用量が減少するのは人口が減少しているので仕方ないし、

水道管の老朽化は止められないので、これも更新するしかないし、

やはりダム建設を見直すしかなさそうですが、なぜかダムも止まらない…

 

そのようなケースの事例として、記者さんは佐世保市に注目されたのですね〜

 

ここに書かれているように、本市の値上げは6年前の4月に実施されました。

19.68%、つまり約2割の値上げです。

当時県内23市町のうち安い方から7番目(高い方からだと17番目)だった水道料金が、値上げ後は高い方から数えて7番目になってしまいました。

それでもこれは市民の猛反発に押されて、値上げ幅がずいぶん抑えられた結果です。

実は初めは約35%の値上げが提示されていたのです。

そのまま値上げされていれば、県内4位の高さの水道料金になっていたでしょう。

 

しかし、その減額分はどこかで補わなければならず、結局は税金(一般会計からの繰り入れ)で補ったのです。

私たち市民のお財布から出ていくことにかわりはありません。

2010年度から2014年度までの5年間、

毎年2億円、計10億円が水道会計に繰り入れられました。

また毎年1億円、計5億円が水道局に貸し付けられました。

つまり、この5年間で15億円の税金が水道局に流れていったのです。

そのおかげで、水道局の経営は赤字に転落せずにすみました。

 

でも、その5年間が終わってすでに2年目に入っています。

水道局の経営は大丈夫なのだろうか・・・

収入が減れば、老朽化対策も後退するのではないか・・

と心配していたら、この記事に担当者のコメントがありましたね。

現在はギリギリ黒字を保っているが、それを維持することは困難。

老朽化のスピードは速く、更新のスピードに勝っている。

そして、今後、老朽化対策にいくらかかるかとの記者の質問には、

現時点では不明。相当な金額になる。

と答えています。

 

今年度の石木ダム関連の予算は約5億6千万円計上されています。

ダム事業から撤退すれば、このお金は老朽管の更新費用に回せるのですが・・・

 

ダム建設で水道料金が急上昇した事例として、福井県越前市のケースが紹介されていました。

2011年に19.59%、そのわずか2年後に11.76%も値上げ。

担当者曰く、

人口増加が右肩上がりの中でダムの建設計画が動き、

 できたころには人口が減少していた」と。

 

計画が動き出し、ダムが完成するまでには長い年月を要します。

なぜ途中で気づかなかったのでしょうか?

いえ、気付かないはずはありませんよね。

人口減少や、それに伴う水需要の減少、

そして需要が減れば料金収入も減るという結果、

誰もがわかっていたはずです。

それは越前市だけではない、ここ佐世保市も今、そのまっただ中にいます。

 

この全国的な状況の背景について、太田正教授(作新学院大)の指摘はとても重要です。

佐世保市と佐世保市議会には、以下の部分を再読してほしい。

まるで、あなた方に向けられた言葉のようです。

★ 水需要の減少や施設の老朽化を市長や議会が十分理解せず、財政措置を先送りしてきた

★ 見通しが狂ってしまった時、いかに見直しをするかが問われる

★ 水道事業者は常に現実に向き合っていく必要がある

★ 後の世代に負担を付け回す手法は限界にきている

 

そして、私たち市民一人ひとりの責任も重大です。

最後のデスクメモにご注目! わずか130字ほどに全てが凝縮されていました。