付替え道路工事再開81日目

ダム事務所が休みの時以外、ゲート前に座り込むようになって今日で81日目となった。

ダム事務所からはだいたい月曜日にやってくることが多いのだけど、昨日はやって来なかったので「きっと今日やって来るよ。」と話していたら、ダム事務所前の支援者から「ヘルメットを被って出かける準備をしている。」と連絡がきた。やっぱり来るんだ。

さあ、こちらも準備をしよう。

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テントから急いで横断幕やネットを持ってきて、ゲート前に並んだ。

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今日も地権者、支援者、20人を超す人たちがゲート前に並んでくれている。

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午前9時30分、ダム事務所の公用車3台に分乗して、ダム事務所の職員と業者、合わせて11人がやって来た。

11月29日ゲート前

このあと、9時45分までの15分間、ゲート前を行ったり来たりして、所長はお馴染みのセリフ「今日はこれで帰ります。また来ます。」を言って帰って行った。

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いったいいつまでこんな不毛なことを地権者にさせ続けるのだろう。

私たちが県を訴えた「工事差し止め」の仮処分の結論が12月中に出ることになっている。

県が私たち地権者・支援者19人を訴えた「通行妨害」仮処分の裁判も始まる。

一日も早く「工事差し止め」の裁判で勝利し工事が中断されることを願っているが、予断は許されない。

仮に「工事差し止め」の裁判がうまくいかなかったとしても、「付替え道路工事」の工期は、一社は今年12月15日までだし、あと二社は来年1月31日までなのだ。

どちらにしても来年1月いっぱいで、一旦、工事は中断することになる。

さあ、それまで頑張って闘っていくぞ!!

付替え道路工事再開!

真っ青な夏空の下、半年ぶりの付替え道路工事再開に備える阻止行動が始まりました。

9時には、地権者も支援者もゲート向いにスタンバイ。

崖下の木陰は涼しくて、気持ちいい〜

 

9:45頃、県職員がこちらへ向かっているとの連絡があり、ゲート前に待機。

 

待つこと10分ほどで、県職員と業者の14,5名が到着。

石木ダム建設事務所の有吉所長の第一声は、

「本日から工事に着工します。現場に入るのでで通路を開けて下さい」

そして、

「このような妨害行為は違法だとの判断がでています。止めて下さい」

地権者や支援者からは、

「妨害じゃありません。権利です!」

「税金の無駄遣い!」

「ここでは沖縄と全く同じことがやられている!」

などの声が飛び交いました。

 

同じようなやり取りが10分ほど続いた後、

「今日はこれで撤収します。また来ます」

と言い残し、一行は今来た道を戻って行きました。

 

それにしても、彼らは、

このギンギラギンの真夏に突入してからなぜ始めようとするのでしょう?

新しい工事業者が決まったのは3月です。

4月以降いつでも着工できたはずなのに、ずーっと棚上げしておいて、今頃なぜ?

 

いま、石木ダム工事差止仮処分の裁判が進行中なのに、

また事業認定取消訴訟では、

石木ダムの必要性がこれから議論されようとしているのに、

結論が出る前に既成事実をつくっちゃえということなのでしょうか?

何が何でも工事は決行する。

邪魔する者は蹴散らしてしまえ。

現政権と同じやりかた。

誰かも言ってたように、沖縄での対応と同じ。

住民の権利など意にも介さず、

民主主義など放棄してしまったかのようなやりよう。

 

今朝早く着きすぎたので、久しぶりに第2見張り小屋に行ってみると、

小屋の向こうに、真新しい立て看板が!

この土地は、石木ダム建設事務所が管理する土地です。

無断での使用を禁止します。

分厚い頑丈そうな看板が、強固なコンクリートの土台の上にしっかり立てられていました。

 

小屋の窓には、そんな看板見たくもない!と言うかのように、

緑のカーテンが茂っていました。

ゴーヤ!

沖縄から伝わってきた野菜、ゴーヤ。

圧政に負けない住民パワーも、しっかり根付いています。

もっと、もっと、実をつけろ!

もっと、もっと、大きくなーれ!

 

 

重機撤去、8ヶ月ぶり工事中断

今朝の新聞報道の通り、昨日工事現場から重機が撤去されました。

昨年6月12日早朝予告無しに進入し、地権者の怒りを買った重機搬入。

あれから7ヶ月半。

現場で少しだけ使用され、後は眠っていた重機や資材がやっと撤去されました。

その様子をお届けします。

 

9時半、雨の中、地権者や支援者に見守られながら作業が始まりました。

まずは、このメインゲートを開かねばなりませんが、これが最大の難関。

 

昨年9月30日未明(午前2時頃)、県による重機搬入未遂を境に、

警戒を強めた地権者側はゲートを厳重に封鎖しました。

竹の棒やネットや針金だけでなく、イガグリのオマケまで付けていたのです。

以来ここは、まる4ヶ月、開かずの扉となっていました。

 

ガチガチに縛られた紐をハサミを使わず根気よくほどいたり、

 

 

針金で縛られたところは、ペンチ等できってゆきます。

こちらは何をしているかわかります?

紐に括りつけられた栗のイガを、1つ1つ丁寧に外しているのです。

これを括り付けた人も、どんなに大変だったでしょう。

作業員がフェンスを乗り越えて行かないよう、それを願って、

イガにちくちく刺されながら、痛みをこらえ結びつけていったことでしょう。

そして今日、それを一つ一つ外していた職員も同じように、ちくちくとした痛みを、

冷たい雨に濡れた指先に感じていたことでしょう。

 

ようやく左側のフェンスが開きました!

続いて右側も開きました!

そして、橋の直前に設置された看板と金棒も取り除かれ、

いよいよ撤去のための車両が入って行きます。

1番手の車両は・・・衛生車です。

現場用の簡易トイレを運び出す前に、中のものを吸い取らねばならないですからね〜

計5台の車両が入って行きました。

衛生車はすぐに出てきました。

中には何もなかったそうです。

4ヶ月も経過していたので、全て大地に沁み込み分解されてしまったのでしょうか?

空っぽのトイレをいま車に積み込んでいます。

 

そんな様子を、みんな飽くこともなくずっと見守っていました。

 

しばらくして荷物を積み終えた車が戻ってきました。

ショベルカー1台と、測量用の資機材など。

ほぼ1時間で撤収作業は完了。ゲートも閉じられました。

誰かが「監視カメラも外さんと」と言うと、

ダム事務所長は「いや、それはできません。管理責任がありますから」と答え、

集まってきた地権者や支援者と少しだけ対話を交わしました。

もういい加減でダムは諦めてくれ、止めてくれ、知事に進言してくれと訴える人たちに、

私はダム事務所の所長としての任務を最後まで全うする。

県はダム推進、皆さんは反対。

どこまでいっても平行線。

何か打開策はないか考えた。

考えに考えを重ねた。

しかし、私にはできることとできないことがある。

私にダムを止めることはできない。

私にできることは、何としても衝突を避けること。

それだけ。

それだけを念じてやってきた。

残り2ヶ月も、その方針で、職務を全うする。

と答え、去っていきました。

 

ともあれ、しばし、工事は中断です。

明日から、ここも静かになるでしょう。

一番喜んでいるのはお隣のK建設の皆さんかな?

会社の駐車場にテントを張らせて頂いて、大勢の人がうろちょろして、大迷惑をかけているのに、

文句も言わず温かく見守っていただき、いつも本当に感謝しています。

 

K建設の前を流れる石木川。

昨日の石木川は雨で水嵩が増し、いつになく勢いよく流れていました。

それはまるで、石木川も工事中断を喜んで、踊りはしゃいでいるように見えました。 

 

付替え道路工事、3度目の中断

1月22日、ついに朗報がもたらされました。

昨年5月から再開された付替え道路工事が、またもや中断になったのです。

これで3回目です。

 

1回目は2010年の3月下旬から工事を始め、3ヶ月で中断しました。

その時は、猛暑の年で、熱中症による死者のニュースが話題になっていました。

70〜80代のおばあちゃんたちまでが炎天下の中座り込む姿を見て、

何かあったらどうするのかと知事に進言して下さる方があり、

知事も地権者との話し合いの末、中断を決断しました。

 

2回目は2014年の8月。わずか1週間で中断となりました。

その時は、司法の判断が出るまでの間中断すると、県自らが決めたのです。

つまり県は、阻止行動を行う地権者や支援者に対し、妨害禁止の仮処分を裁判所に申し立て、

処分が出されるまでのほんのわずかの中断…のつもりだったのでしょうが、

裁判は長引き、仮処分の決定が出たのは翌年3月24日。

年度内の工事は何もできずに終わってしまいました。

 

そして昨年5月の3度目のトライ。

今度は県も根気よく頑張りましたし、深夜に重機を搬入するなど策を弄したりしましたが、

でも、結局は地権者の方が上を行きました。

 

それは当然です。

地権者の皆さんは全てをかけて闘っているのですから。

自分の時間とお金と生活そのものを犠牲にして、

家族を守るため、暮らしを守るため、ふる里を守るため、自然を守るため、未来を守るため、

命さえもかけて闘っているのですから。

そのことは、私たちが言うまでもなく、県職員の皆さんは十分わかっているはず。

だから、強硬手段には出なかったし、できなかった。

そして、それは正しかった。

そう思います。

 

一口に県と言っても、知事や土木部長、河川課長のように、上の方で指示だけしている人と、

最前線で地権者と向かい合っている人たちの認識や意識は違うはずです。

 

長崎県内ではよく例に出される話ですが、長崎空港ができたのは、

当時の久保知事が空港建設に反対していた箕島島民を日参して説得したからと言われています。

 

今の知事は話し合いにも出てこない、地権者が県庁に出向いても決して会わない、

説得は部下任せ・・・あまりにも無責任です。

知事は地権者や支援者と対峙する勇気もないのなら、これ以上無駄な工事を繰り返さないでほしい。

地権者だけでなく、部下の心ある職員や業者の方をも苦しめることはもう止めてほしい。

仕事とはいえ、任務とはいえ、職員も業者も、

志をもった住民と対立するのは、相当辛いものがあるはず・・・。

 

4回目の付替え道路工事が永遠に始まらないことを心から願います。

 

「朗報」に関する詳しい情報は、こちらをごらんください。
http://blog.goo.ne.jp/bhdsy27/e/c4569be254ce22d618bfcd1e7d983224

まもり隊の仲間のMYさんのブログです。

MYさんは佐世保から毎日欠かさず現地に出かけ、座り込みに参加し続けました。

雨の日も風の日も、朝早くからお弁当を作って出かけるのですから、大変です。

MYさんのような佐世保市民が他にも3人ほどいます。

長崎市からも、もちろん地元の川棚町からも、同様の支援者が何人もいて、

地権者の皆さんを支え続け、共に頑張ってきました。

そんな皆さんの勝利です。

本当に頭が下がります。

 

中村知事、

こんな県民が地権者にはたくさんついているのですから、早く諦めた方がいいですよ〜 

 

反対地権者と支援者の団結の勝利

昨夜のNBCニュースです。

ご覧になった方も多いでしょうか?

9月30日未明、というか真夜中の午前2時、県は付替え道路工事のための重機をこっそり搬入。

帰ろうとしたところを地権者と、一報を聞いて駆け付けた支援者に寄って阻止されました。

 

詳細は今朝の長崎新聞に掲載されています。

一つ訂正するなら、「騒音に気づいた反対地権者ら」というところ。

気づいたのは地権者ではありません。

地権者の皆さんの家は、工事現場入口より少し上流の離れたところにありますので気づきようがありません。

気づいたのは、現場より下流にお住いの石木ダム反対支援者の方。

夜中にトイレに起きた際、妙な地響きを感じ外を見ると、大型トレーラーが上流に向かっている。

もしやと思い、後を追いかけ、搬入の現場を目撃、即、地権者のIさん宅に通報されたというわけです。

Iさんはすぐに現場に駆け付け県に抗議、その間、奥さんが地権者や支援者の家に電話連絡。

あっという間に40人もの仲間が駆けつけたというのですから、すごいですね。

 

石木ダム建設の古川所長も、まさかこんな時間帯にバレるとは思わなかったことでしょう。

皆の気迫に圧倒されたのか、一旦降ろした機材の全てを再び車両5台に積み込んで帰ったそうです。

地権者と支援者の団結力の勝利でした。

と同時に、積み込むことを指示した所長の判断にも拍手を送りたい。

ここで強行突破したら、どのような事態になっていたか。

不意打ちをかけられると誰もが冷静ではいられなくなります。

真夜中の大乱闘に発展したかも・・・

 

地権者の皆さんにとっては、自分たちの財産が奪われようとしているのです。

すでに一部の農地が奪われました。

そして、まもなく、一部の家屋も奪うための手続きが始まります。

家屋が収用されるということは、住む家を失うということです。

生活が破壊されるということです。

どうして冷静でいられるでしょう。。

 

現地では今日も抗議行動が続いています。

佐世保市民の皆さん、この現実を直視しましょう。

長崎県民の皆さん、この事実に関心を持ってください。

県の圧政を止められるのは私たちの民意しかありません。

 

付替え道路工事の中止と署名受け取りを求めて・・・

今日26日、5団体による申し入れを県庁で行いました。

といっても、地権者や支援者の多くは現地での抗議行動で忙しく、長崎市の市民団体である「石木川の清流とホタルを守る市民の会」の皆さんが中心で、川棚町や佐世保市の仲間の分まで頑張ってくださいました。
 
私たちが求めたのは、
 
①石木ダム建設に繋がる付け替え道路工事や強制収用につながる手続きを中止すること。
 
②工事を中止して、まずは地権者との話し合いのテーブルに着くこと。
 
③強制収用に反対する署名を知事本人が直接受け取ること。
 
以上3つのことでしたが、いずれも実質拒否。
 
 
 
①については、
県が買収済みの土地なのに、そこに入ることを妨害するのは違法行為だと裁判所の判断がでている。
工事は進める。
 
②については、
これまでの話し合いは地権者とというよりも弁護団との話し合いという形だった。
我々は直接地権者と話したい。こちらからも話し合いのお願いはしてきたが断られてきた。
 
③については、
その内容は裁決申請の撤回だったと思うが、既に裁決が出された。それでも出すのか?
知事が直接受け取るとそれについての判断を求められるので、河川課で受け取って知事に渡す。
 
と答弁。
①②については、これまでの主張を繰り返していただけで、こちらも、 
・その工事がダム建設に繋がる以上、ダムの必要性をまず議論して合意を得るのが先で、
 その話し合いをせずに、工事を先行させるのはおかしい。
・弁護団は地権者の疑問や意見を前もって聞いて、それをまとめて代弁しているのだから問題はない。
・県が求める話し合いは補償額や生活再建の話で、地権者が聞きたいのはダムの必要性。まずそれをすべき。
と反論しましたが、
 
極めつけの迷答は③についてでした!
なぜ署名を知事が受け取れないのか?それは…
 
 あの署名の内容は、収用裁決申請の撤回を求めるものだった。22日にもう裁決は出された。
 それでも署名を提出するんですか?
 
と、まるで署名を提出するのがおかしいと言わんばかりの発言に、みんな口々に反論しました。
 
 裁決された後でもいいじゃないか!それを撤回すればいいのだから 
 強制収用を止めてほしい、そのための裁決申請撤回なんだから、今からでも検討できるはず
 
 受け取らないとは言っていない。我々が受け取って知事に渡すと言っている。
 
 なぜ知事が直接ではダメなのか?
 
 知事が受け取ると、その署名の内容に対してそこで何らかの判断を示さなければならない。
 それはできない。
 
 私たちは判断など求めていない。ただ県民の声を受け止めてほしいと言っているだけ。
 地権者を支持する声を地権者が直接手渡したいと言っているだけ。
 どうしてそれができないのか?
 
 
河川課長は結局「そのようなお話があったことは知事に伝えます」と応えて逃げました。
 
いつもそう。答弁に窮すると「伝えます」「お話があったことは伝えます」
 
企画監だったころと全く変わらない官僚答弁です。
 
そのような方と話しても意味がない・・・
 
だからみんな、直接知事に訴えたい、話したいと思うのです。
 
 
 
私たちは7日以内の回答を求めました。
 
それでも知事が逃げるなら、中村法道という方は、
 
自分の考えとは違う県民の意見には耳を傾けない知事だということになるのではないでしょうか?
 
                                      
 
 

今日の新聞報道

今日の新聞記事を貼付します。

長崎新聞1面。

この写真の状況わかりますか?

ゲート前で進入を阻止するものではないのです。

作業が終わって帰ろうとする職員の前でスクラムを組んでいるのです。

もう始まってしまった工事に気落ちしながらも、あくまでも抗議する。この工事はおかしいと抗議を続ける。

そのための意思表示です。

 

23面にも記事が。

県は「安全面を考えて」5時という早朝に機材や車両を入れたと言うけれど、

地権者にとっては「また不意打ち」としか受け取れません。

一旦工事再開を中断して、地権者ととことん膝を交えて話し合うことが、まず大切だったのに・・・

 

 

こちらは朝日新聞の記事です。

古川所長は「工事再開については皆さんにも説明した。抜き打ちではない」と言っています。

確かに5月19日以降何度もゲート前で説明されました。県の主張を。

そして「意見があるならこちらを向いて話してください」と懇願されました。

しかし皆無言を貫きました。現場では今もそうです。

誰もが言いたいことは山ほどあります。

しかし、それを言いだせば声から人物を特定され、また仮処分申し立てとなるのは目に見えています。

地権者や支援者に反論できない状況を作って、その中で自分たちの主張とお願いを繰り返し、

叶わなかったから工事を再開したというのは、やはり一方的です。

 

どうして着工する前に、住民との対話をやろうとしなかったのでしょう。

 それをやればダムの必要性に言及されるに違いない。

 そこを突かれれば説明しきる自信が無い、だから、そのような話し合いの場には絶対応じない。

それがこの11ヶ月間の県のやり方でした。

真正面からぶつかって、本音で語り合っていれば、もっと早くより良い道が開けたはずなのに・・

残念でなりません。

 

 その思いを西日本新聞が伝えています。

西日本新聞のみが「阻止行動」ではなく「抗議行動」と表現し、地権者の思いを伝えています。

 

毎日新聞の記事も必見です。

なぜ地権者らがこの工事に反対しているのか、

石木ダム事業をめぐる40年の「深い溝」の背景を、コンパクトにまとめ、

さらに他の未着工のダム事業も紹介し、日本の公共事業の本質的な問題を指摘しています。

 

読売新聞も大きく取り上げていました。

 

これらの記事を少しでも多くの県民が目を通し、関心を持ってくれることを期待しています。

 

 

 

付替え道路工事再開!

今日夕方のNHKニュースです。

石木ダム付替道路工事に着手

県と佐世保市が川棚町に計画している石木ダム建設に関連した道路の付け替え工事について、県は、一部の地権者などによる反対運動でこれまで着工できませんでしたが、12日朝、反対派がいないうちに現場に入り木の伐採などの工事に着手したことを明らかにしました。
難航する石木ダムの建設を巡っては、ことし3月、長崎地方裁判所佐世保支部が反対派の地権者など16人について妨害活動を禁じる決定を出したことから、県は、5月から、ダム建設で水没する県道に代わる、新しい道路の付け替え工事に着工しようとました。
しかし、計画に反対する一部の地権者などが工事現場の入り口に立ちふさがり、無言で抗議するなどして抵抗したため、工事に入れずにいました。
県によりますと、12日午前5時ごろ、県の担当者と工事を請け負う業者あわせて15人が現場を訪れ、反対派がいないうちに必要な機材などをダンプカーで運び込んだということです。
現在は木の伐採を行ったり、土地の測量などをしているということです。
この日に着手した付け替え道路、620メートルの工事は、完成までおよそ9か月かかりますが、県によりますと、現在組んでいる予算の来年度以降の持ち越しができないため、県は、今年度中の完成を目指すとしています。
ダム建設に反対する地権者の1人の川原義人さん(74)は、「工事の時間は朝8時から夕方5時までと決まっているはずなのに、やり方が汚い。断固闘うしかない」と話していました。
 
 
ついに来ましたね。
いつかは来るだろうと思っていました。
残念です。
 
県は思考停止した人形のようです。
過去の政策に引きずられ、自ら考えようとせず、ただ引き継ぎ、次の担当者に引き渡すだけ。
そもそもそれが必要なのか、なぜ必要なのか考えようともしない。
手続さえ瑕疵が無ければそれでいい、何でもできると思っているのでしょうか。
 
そして、とにかく期限内に工事を終わらせること、期限内に予算を消化すること、それだけを考えているようです。
それはどう考えてもやはりおかしいと思う。
 
大事なのは土台です。
基礎がいい加減では、その上にいくらりっぱな家を建てても、やがて壊れてしまいます。
必要性を十分議論し吟味することなく形だけの検証で済ませて、あとは粛々と手続きを進める…
そんなやり方では、必ず将来に禍根を残す、ツケを回すことになる、
だから、今は工事ではなく話し合いをしましょうと訴えてきたのですが。
 
沖縄にこれ以上基地を造るのはおかしい、止めてくれと県民の総意を示しても、
体を張って抗議行動を続けても、日米で決まったことだからと強行する現政権と似ている・・・
 
原発の危険性はイヤと言うほど身に沁みてわかったのに、
そして原発が無くても暮らしていけることを確認できたのに、
それでもまだ「安全審査をクリアしたから」「原発が無くては経済が持たない」と言って、
再稼働へ向かう現政権と似ている・・・
 
おかしいことはおかしいと、ダメなものはダメと、やっぱり言い続けなければ・・・
 
 
 

無言の抵抗4日目

 

    あなたがほっとする そんな処でありたい

 

なんて素敵なメッセージでしょう!

いま、石木ダム建設のための付替え道路工事現場では、

このお揃いの法被を着た集団が工事現場入口に立って、無言の抗議を続けています。

この写真は、この現場で毎日地権者と共に行動している「石木川まもり隊」隊員Y子さんが撮った写真です。

現場の行動の様子はY子さんのブログで毎日報告されています。http://blog.goo.ne.jp/bhdsy27

 

県の職員は毎日ここへ来て

道をあけてください。通してください。ここは県有地です。

あなた方の行為は妨害行為です。

司法の判断が示され既に16人が仮処分を受けました。

と言い続けています。

しかし、それは妨害ではなく、あくまでも

  工事の前に話し合いをしましょう。話し合いに応じて下さい!

という要請であり、その要請に応じず一方的に工事を強行しようとする県への抗議の意思表示なのです。

ここはみんなのふる里

自然豊かなこの地を守り、今もこれからも訪れた人がほっとする場所であり続けたい。

ダムはその場所を水の底に沈めてしまう、付替え道路はそのための工事、

だから始める前にしっかり話し合いましょう

と、背中で語っています。

それはきっと県職員にも伝わっているはずです。

 

その様子を撮影した動画で見ると、職員の方々にも同情したくなります。

何か言ってくださいよ。

顔を見せてくれんですか。

一言でも二言でもいいから、今のお気持ちを聞かせてください

と毎日同じ呼びかけを繰り返し、何も返ってこない。辛いでしょうね。でも・・・

おっとどっこい、その手には乗りません。

その手に乗って顔を出し、口を聞けば、人物を特定して、また裁判所に申し立てをするでしょう。

そうやって、行動する者を一人減らし二人減らしごぼう抜きしていくつもりなのでしょう。

残っている地権者も支援者も、皆さん昨年の経験でちゃんと学習できていますから。

皆さんの気持ちや言いたいことは、そのためにきちんとプラカードに書いて示しているのですから。

 
 
裁判所の判断、第三者の判断がでている。 
ルールには従わねばなりませんよね。 
こういったやりかたでは何も進歩がありません。

ともおっしゃっていましたが、長崎県はルールに従ってきましたか?司法の判断に従いましたか?

諫早湾を開門せよという福岡高裁の確定判決と、それを認めた当時の菅政権の判断にも従わず、

県知事は開門に反対し抗議を繰り返してきたではありませんか。

新たな訴訟を起こして戦っている営農者らを支援し、

彼らが国による開門調査のための工事を阻止するのを応援したではありませんか。

それはあなた方(河川課職員)の意思とは違うかもしれないし、あなた方の責任ではありませんが、

そのような矛盾する組織の指示で動くあなた方の言葉に説得力がないのは当然だと思います。

 

今のままでは何も前に進まない

背中を向けないで、顔を見せて話し合いましょう

その言葉は知事に伝えて下さい。

地権者に背中を向けているのは知事です。

  まず地権者と顔を合わせて、署名を受け取って下さい!

と知事にお伝えください。