5月19日 知事に会いにいきます

すでに新聞記事をみてご存知の方も多いことと思いますが、あらためてお知らせします。

 

5月19日、石木ダム建設予定地の地権者の皆さんは知事との面会を求めて県庁へ向かいます。

先月、予告も無く突然川原を訪れた知事は、ほとんどの地権者と会えませんでした。

地権者の皆さんは、「こちらから5月19日に県庁へ行きます。私たちも知事と話し合いたいです」

という趣旨の文書を提出していましたが、それに対する回答は、河川課長名で、

「事業の必要性の観点まで遡って議論し直すことについては、県としては沿いかねる」

「当日は土木部長及び河川課で対応させていただきます」などと書かれ、

知事はどうやら会う気はなさそうです。

 

地権者と会って話す気がなければ、なぜ知事は先月地権者宅を電撃訪問したのでしょう?

会えないことを見越して、あるいは期待した上でのパフォーマンスだったのでは?と言う人もいます。

しかし、今回の回答書の中でも再び、「地権者の皆様とのお話し合いの機会を是非いただきたいと考えております」と書かれています。

それが本心なら、19日に当然知事も出てくるべきです。

 

知事の真意を確かめるべく、予定通り地権者の皆さんは、19日県庁へ向かいます。

弁護団や支援団体も同行します。

この件に深い関心をお持ちの県民の皆様へ下記の通りご案内致します。

 

日時:5月19日(月)13:00〜14:00

場所:出島交流会館(2階研修室〉長崎市出島町2番11号 TEL:095-827-4852

 

地権者の皆さんと共に、県の話に耳を傾けてみませんか?

 

第2回 佐世保市水道局の説明を聴く会

覚えていますか?先月の14日。

私たち(石木ダム対策弁護団+地権者+石木ダム反対派市民)は、

石木ダム計画を推進する佐世保市に対し公開質問状を提出し、

市の利水計画について具体的な説明を求め聴きに行きました。

その時の市水道局の対応は、県に比べるとはるかに誠実なものでしたが、

しかし、中身は、やはりほとんどについて無回答という結果でした。

そこで私たちは再度質問状を提出し、

その回答が3月31日付で送られてきました。

 

そこにあるように、

やはり今回も「全体像についてご説明させていただく考えであり、個別の数値や資料について、ひとつひとつをご説明することについて承諾したものではありません」とのことです。

「個別の数値については、すでに開示された資料に記載しておりますので」と言うばかりで、どの資料の何頁に書いてあるなどの説明はしないということ。

 

しかし、なんなんでしょうね〜

これで回答とか説明とか言えるのでしょうか?

なぜこれほどまでに資料や数値の提示を拒否するのか…

考えられる答えは一つしかありません。

自分たちが算出した数字に自信が無いから、突っ込まれたら困る。

資料について具体的に分析していくと、石木ダムの必要性が揺らいでしまう。

それがわかっているから絶対に具体的な議論はできない。

ということ?

 

だとしたら闘わずして負けを認めたようなもの。

そう思われてもいいのでしょうか?

 

しかし、今回の質問には、市が常々強調している大渇水について質問しています。

平成6年の大渇水!

あの酷い被害を2度と起こしてはいけない、そのための対策が必要。

ここは市民の誰もが願っていることです。

このことについてだけでも是非しっかりとした説明をして頂きたいものです。

 

第2回説明会は以下の通りです。

日時:4月11日(金)15:00〜17:00

場所:佐世保市水道局3階会議室

 

どなたでも参加できますよ〜 

 

ブックレット近日発売!

 

石木ダムの建設予定地「川原(こうばる)」とは?

そこにはどんな暮らしがあるのか?

そこに住む人々は、なぜ半世紀もダムに反対し続けてい るのか?

石木ダムは本当に必要なダムなの か?

公共事業とは何か?

公益性とは何なのか?

そこに本当の民意はあるのか?

ブックレット「小さなダムの大きな闘い」から見えてくる真実がある。

お待たせしてます。すみません。

まもなく…あと10日ほどで完成です。

実は、3月9日にすでに届いていたものを販売させていただきましたが、

その後印刷の不具合に気づき、出版社の方で刷り直しをしています。

すでにお買い求め頂いた皆様には新しいものをお渡しいたします。

冊子の奥付にある連絡先にお電話いただけますよう、よろしくお願いいたします。

 

また、まだお求めでない方でご希望があれば、

こちらにメールを頂けますよう、よろしくお願い致します。
 ↓
ishiki-hotaru@buz.bbiq.jp 

(ドラッグしてコピーしメールの宛先欄に貼り付けてください)

もしくは、このブログのコメント欄にお申し込み頂いてもけっこうです。

そのコメントは管理人だけが見て、公開はいたしません。

 

このブックレットが、少しでも多くの皆様の手に渡り、

公共事業のあり方を考え、今の暮らしを見つめるきっかけとなれば幸いです。

そして、石木ダム反対運動へのご理解に繋がることを、心から願っています。

 

Facebook「こばると会」

お知らせします。

石木ダム問題を発信するFacebookのページができました。

その名は「こばると会」!

ん?「こばると」?なんじゃそれ?

とお思いの方も多いでしょう。

 

「川原人」と書いて「こばると」と読みます。

石木ダム建設予定地「川原」を「こうばる」と読むのは、

このブログの読者や長崎県民の多くはご存知でしょうが、

「こばると」は初耳ですよね〜

 

川原に住む若者が自ら名付けたかっこいい呼び名です。

でね、川原に住む人だけでなく、

石木ダムに反対する日本中の人に「こばると」になってもらおう〜

という願いを込めて「こばると会」と、

管理人代表のほーちゃんが名付けました。

 

 川原地区に住む狸もキャラクターとして登場。

 

でもね、川原のことを何も知らない人が、石木ダムについて興味を持ち、

「石木川」「ダム」なんて単語で検索しても、この頁には辿り着かないよ。

って助言してくださる人があり、

な〜るほど!と私たちも気づいたところ。

そういうわけで、近々表札?が変更になるかもしれませんが、

いずれにしても、私たちの頁ができたのです。

Facebookをやっていらっしゃる方は、ぜひ覗いてみてくださいね〜

https://www.facebook.com/kobarutokai

 

Facebookをやってない方のためにお伝えすると、

最新のニュースとして、こんな写真も掲載されていますよ。

昨日の川原地区新年会での若者だけの集合写真。

(一人だけ元若者もいるようですが…)

み〜んないい顔してますね〜

 

この笑顔を県知事に見せてやりたい!

土木部長にも佐世保市長にも、佐世保市水道局長にも、

「この写真が目に入らぬかー!」

「この子たちの笑顔と未来をなぜ奪おうとするの?」

と、問いたいですね〜

 

「ダムのツボ出版記念展」開催

昨年11月、『ダムのツボ』を出版しました。

 

 

発行は「石木川まもり隊」、

著者は「こうばるほずみ」(ほーちゃん)、石木ダム建設予定地で暮らしている住民です。

「やめさせよう石木ダム建設!全国集会」の参加者には無料で配布しましたが、

たいへん好評でした。

 

それで、もっと多くの方々に見て頂くために、「ダムのツボ出版記念展」を開催!

詳細は以下の通り。

この案内はほーちゃんのブログからの転載です。

http://hozumix.blog32.fc2.com/blog-entry-265.html

よかったら皆さんも転載、拡散してください。

よろしくお願いします。

 

場所:アルカス佐世保交流スクエア(一階通路)
   住所 〒8570863 長崎県佐世保市三浦2-3

問い合わせ:(0956)83-3372 石丸
      090-6171-5810 松本

日時:2014年2月3日(月)4日(火)5日(水)

時間:2月3日(月)13:00〜19:00
   2月4日(火)9:00〜19:00
   2月5日(水)9:00〜17:00


※入場無料


石木ダムの問題をとってもわかりやすく解説した、マンガ風コラム「ダムのツボ」が

無事に出版されたことを記念して、石木ダム関連の展示をします。

内容は…

•石木ダムのコラム「ダムのツボ」の原画展示(「ダムのツボ」冊子がもらえます!)

•「こうばる通信」お持ち帰りコーナー(バックナンバー揃ってます!持ち帰り自由。)

•石木川まもり隊のコーナー(石木川まもり隊関連の展示。)

•紙芝居とコラムのDVDを上演します!(ずっと垂れ流しにしておく予定です。)

•石木ダム関連の資料コーナー(各団体などから集めた資料を自由に持ち帰れます。)

•地元の人の声が聞けます!誰かしら一人は会場に地元の人がいるようにします。

•全国各地から石木ダムに反対する人たちに贈られたフラッグを展示します。

•石木ダム水没予定地区、こうばる地区や、その周辺の写真を展示。


…などなど、頑張ってにぎやかにやりたいです。
まだまだ、これから展示の準備に入るので、どうなるのかわかりません。
先日、こうばるに遊びにきてくださったみなさんにも、ぜひ写真提供などのご協力をお願いしたいです。

拡散希望!

お手伝い、大歓迎!

当日は、みんな遊びにきてください!

よろしくお願いします。

 

 

日弁連も意見書提出〜石木ダムは中止すべき

昨日、公開質問状を提出して帰宅し、パソコンを開いたら、

日弁連による「石木ダム事業の中止を求める意見書」公開のお知らせメールが届いていました

 

もう本当にびっくりしました。

日本弁護士連合会のHPにしっかり掲載されています。

http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2013/131219_4.html

 

意見書によると、

石木ダム事業は、検証の結果「継続」と認められたが、異例の要望(地域の方々の理解
が得られるよう努力することを希望する)が付されたので、

その実情を把握すべく、長崎県弁護士会と合同で、2013年2月と7月の二度にわたり
現地視察と地元住民、長崎県及び佐世保市水道局へのヒアリングを実施した。

その結果、①必要性が乏しいこと、②現在に至るもダム予定地の住民が強固な建設反対の
態度を示していること、③長崎県は1972年7月29日に地元住民代表との間で「石木川の
河川開発調査に関する覚書」を交わしていること

などが判明し、その結果、

必要性が乏しいダム事業について、県が自らの約束を一方的に反故にし、

有識者会議の要望に反するような態度を取ることは看過されてはならないことである。

当連合会は、県営、国営を問わずいかなるダム事業であっても、今後、石木ダムと同様の

ことの事態が起きてはならないとの考えから、本意見書の作成に至った次第である。

と、石木ダム事業の中止を明確に求めています

 

この意見書は、すでに長崎県と佐世保市に提出されているそうです。

私たち市民県民にとっては、本当に嬉しいニュースでした。

少し遅いクリスマスプレゼント?少し早いお年玉?をもらったような気分。

しかし、県市にとっては、日弁連と石木ダム対策弁護団、2つの強力な法のプロからのダブルパンチ。

相当なダメージを受けたことでしょう。

 

来年こそは、無意味な闘いに幕を閉じ、石木ダムからの勇気ある撤退を決断されるよう、

知事の英断を心から願うばかりです。 

 

水道局長退任あいさつ

18日本会議最終日、私たちが提出した請願について採決がおこなわれました。

17日の石特委員会で全員の反対で不採択になっていますから、

結果はわかっていましたが、やはり確認に行きました。

 

請願に賛成したのは、社民党3名+共産党1名=4名のみ。

あとは全員反対で、結果、不採択。

 

その後も、私は傍聴席に残っていました。

最後まで居るつもりでした。

それは、水道局長の退任挨拶を聴くためでした。

 

川久保水道局長が今月いっぱいで辞めるらしい!との情報を得たのは5日ほど前のこと。

なぜ?普通は3月末なのに…

体調の問題?それとも…

 

市議さんたちの間では、「あんたがあんまり苛めたからだよ」と、

石木ダム問題で水道局長を追及し続けてきたY市議が容疑者扱いされたり、

当のY市議は、「いやいや、彼は案外僕と同じ思いかもしれん」と想像したり、

それを聞いた市民は、また全然違う見方をしたり…

 

そんなこんなで大きな関心を持って拝聴しました。

要点をまとめると、

 

★ 4年前水道局長になった時、私は4つの水を課題とした。

  「原水の確保」「漏水の防止」「簡水の統合」「下水の普及促進」の4つで、

  この4年間で、ほぼ目標を達成したり道筋を付けたりできた。

  (具体的な数字を入れながら説明)

 

★ 中でも、原水の確保、つまり石木ダムはたいへんだった。

  着任した時すでに事業認定の申請が出されていて、その後、ダム検証や再評価など

  高いハードルがあったが、それを乗り越え、9月6日、やっと事業認定の告示がなされた。

 

★ 水道局長に着任した最初の議会は22年6月議会だったが、その時以来15回連続で

  石木ダムについての質問があった。一人の議員が一つのテーマで15回も続けるというのは

  ギネスものではないか?(議場、爆笑) 

  しかし、そのような追及があったので、ダム検証など乗り越えられた。大変感謝している。

 

★ 何とか役目を果たした今、3月ではなく今の時点で次の管理者に引き継ぎたいと思う。

  というのは、自分が水道局長になった時、予算も人事もすでに出来上がっていて、

  自分の手では何もやれなかった。次の管理者にはそんな思いをさせたくない。

  それが理由だ。重病説が飛び交っているようだがそうではない(議場、大爆笑)

 

★ 佐世保には未来がある。工業団地にはこれから工場が入ってくるだろう、港が整備され、

  中国や韓国との交流が増えるだろう、ハウステンボスも元気だ、前畑弾薬庫跡地の開発、

  等々、佐世保の発展の可能性は高い。

  それを実現するのは議会と行政の連携、そして水が必要である

 

結びに「川久保は最後まで水、水、水…と言っていたと語り草になるかもしれませんが」といい、

「新しい水道局長にも叱咤激励を。叱咤、叱咤、叱咤ではなく、叱咤、激励、激励くらいで…」

など、ユーモアたっぷりに、最後まで完璧なご挨拶でした。

 

さすが川久保局長、スマートな弁だったな〜と思いました。

しかし、残念です。

もしかしたら…との思いはみごとに裏切られました。

私のかってな誤解でした。

 

「強制収用も選択肢として有り得る」と言った県知事や、

それを支持しようとする市長の意思を確認し、

自分はその一員ではいたくない、地権者に鉈をふるう当事者にはなりたくない、

との思いで、職を辞していかれるのかも…

水道局長として、佐世保の水事情を知り尽くした結果、

流血の事態を招いてまで力尽くでダムを造る必要はないとの思いもあって…

などと、美しい誤解をしていました。。

 

実際はその反対で、

最後まで、水、水、水が必要(=ダムが必要)というお気持ちだったのですね〜

 

残念です。  

 

やめさせよう石木ダム建設!全国集会

 

石木ダムに反対する全国集会のお知らせです。

2年前の今頃、佐世保市のコミュニティセンターで開催しました。

500人以上の県民+他県からの参加者でホールがいっぱいになった感動は、

今も忘れることができないし、思い出すたび元気が湧いてきます。

 

今回は県都長崎市での開催です。

前回以上の熱気で、「許すな強制収用!守ろう自然とふるさと!」の声を響かせましょう。

 

日時:11月9日13:30〜16:00(13:00開場)

場所:長崎原爆資料館ホール

※ 入場無料(資料代500円)

※ 集会終了後、強制収用反対のパレード

 

ダム建設予定地に住む「いしまるほずみさん」からの特別報告や、

水源開発問題全国連絡会の嶋津暉之氏の講演、

来賓としてご参加の「ダム検証のあり方を問う科学者の会」の今本博健京都大名誉教授

のお話も聴けます。

 

翌10日は、全国から来てくださった皆さんに、石木ダムについてより理解して頂くために、

午後から現地見学会を予定しています。

 

全国集会は、どなたでも参加できます。

現地見学会の方は事前連絡が必要です。

参加ご希望の方は、このブログのコメント欄にメールアドレスをご記入の上お申し込みください。

今回のコメント欄は管理人以外には非公開としますので、ご安心ください。

 

皆さんと共に、全国集会を成功させて、

中村県知事に公約(強制収用はしない)を守るよう強く訴えましょう〜  

 

温かい1票をお願いします!

 今年もパタゴニアのボイス・ユア・チョイスに参加しています。

ボイス・ユア・チョイスとは、パタゴニアという企業がおこなっている環境助成金プログラムです。

http://www.patagonia.com/jp/patagonia.go?assetid=6516

 

パタゴニアはスポーツウエアなどスポーツ関連商品の国際的企業で、環境保護に貢献しています。

こんなちっぽけな市民団体「石木川まもり隊」にも、援助の手を差し伸べていただきました。

http://voiceyourchoice.jp/shop/fukuoka/ishikigawa.html

 

パタゴニア福岡店では、「石木川まもり隊」と「ヒナモロコ里親会」を助成先として、

9月5日〜10月2日まで投票をおこなっています。

お客様の投票結果によって、受けられる助成金の額が違ってきます。

福岡市近辺にお住まいの方や、近くに行かれたときは、

是非パタゴニア福岡店を覗いてみてください。

何も買わなくても投票できます。

皆様の温かい1票をよろしくお願いします。 

 

いいえ、投票しなくても、店内に展示してある資料をご覧いただくだけでもいいんです。

「石木ダム」について、少しでも知っていただき、関心を持っていただけたら…

嬉しいです。 

 

パタゴニア福岡店は、こちらです。  

http://www.patagonia.com/jp/patagonia.go?assetid=23944

                       

 

署名活動始めます!

ついに始まりました!

石木ダムを止める全国規模の署名活動です。

北は北海道から南は・・熊本?もっとかな?

小さな町の小さなダム問題ですが、意外と全国に知られています。

もちろん、長年頑張って阻止し続けてきた川原住民が居ればこそ!ですね〜

この川原の皆さんを応援したいと、水源連の皆さんの力強い応援から生まれた署名活動です。

 

まずは、お願いの文書。

 

 

続いてチラシです。

これはもちろん、ほーちゃん作成!

 

 

さて、署名用紙はこちら〜

 

 

もう1枚あるよ。

こちらは国へ、国土交通省九州地方整備局へ提出します。

 

 

皆さんも、もしよかったら、ご協力をお願いします。

ご住所お名前をメールでいただければ、用紙やチラシをお送りします。

メールに添付して送ってくれたら自分で印刷するよ…という方はメールアドレスを、

こちら(ishiki-hotaru@buz.bbiq.jp)までお願いします。