こうばる探検隊 春の巻

5月6日、史上初の10連休!最終日、ようやく「こうばる探検隊 春の巻」の開催です。
春というにはチト遅い気もしますが、暑からず寒からず、ピーカンでもなく…野原や河原で遊ぶには最高の日和でした。

午前10時、こうばる広場には、佐世保や川棚、東彼杵からやってきた親子とスタッフ46名、そして、こうばるの子どもたちやお父さんなど7名が集まりました。

まず初めに、こうばるのお母さん代表のすみ子さんから歓迎の挨拶をいただきました。

続いて、スタッフのKさんとNさんから今日の探検コースの説明。

そして、昆虫博士の西澤先生から大切なお話が…。


ここには野原がある。川がある。ここの川は深過ぎない。子どもが遊べるいいところです。

でも、川があって、野原があって、田んぼがある。こういうところにはマムシがいます。危ないよ。勝手に先に進まない。あいつら弱虫なんだ。弱虫だから驚いて噛みつく。脅かしちゃダメだ。必ず大人の後についていくこと。いいな!
大人は子どもを守ってください。
一人が噛まれたら、今日の遊びは終わり。誰かが怪我したら遊びは終わり。
だからいいか、自分の身は自分で守る!危ないことはしない!

とたんに子どもの顔つきが変わる。真剣な表情。しかも怖がってはいない。
大人も変わる。私語がピタリと止み、背筋も空気もピンとなる。

さあ、出発です。

生い茂った草むらをかき分けて進みます。


お馴染みのテントウムシカタツムリさん、こんにちは!


西澤先生の合図で皆まぁるくなって、少しずつ前へ。

草の中に隠れている虫たちを追い込んでいきます。
そうして飛び出してきた虫たちを捕虫網で捕まえて透明のケースへ入れてじっくり観察。


見るだけでなく、手に載せて感触を得ることも大事。

触りたい人?ハイ!と元気な子どもたち。
先生の手から子どもたちの手へ次々と。

観察が終わったら野原に放します。


さあ、みんなも自分で捕まえてごらん!と言われ、大人も子どもも目を皿にして虫探し。

何が捕れたのかな?

分からない時は、自然観察指導員の方に尋ねたり、昆虫図鑑で調べたり。

そうやって捕獲した虫たちを子どもたちは得意げに先生の元へ。


ヒラタアブ、キリギリス、トノサマバッタ、オオカマキリ、ハムシ、ジョウカイボン、コメツキムシ等々たくさんの虫たちがいたようです。
(トイレ係の私、子どもたちを公民館へ案内していたので、写真が撮れなかった!残念!)

実はみんなが集まる前に、既に広場の隣の家のそばで見つけた虫もいましたよ。


ナナフシです。

この野原に、ポツンと1本の桜の木。


この木の幹の肌には髭のようなもじゃもじゃがたくさん…

近づいてよく見ると、ミミズのようでもあり…

これはミノムシの仲間でガの幼虫だそうです。
と言われても一般的なミノムシとは似ても似つかないですよねー。
先生の説明を聞きそびれたので、帰宅後ネットで調べた限りでは、ヒモミノガの幼虫のようです。
http://mushi-akashi.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-2d3f.html

でも、このヒモだかヒゲだかミミズだかわからない細長いものが蛾になって飛んでいくなんて信じられない…昆虫はまさに変化する生きものですねー

さて、そろそろお腹の虫も泣き始めたので、お昼にしましょう~
向かった先は…



川原公民館!

みんなお腹が空いていたんだね~食べるのに夢中で急に静かになりましたよ。手作りのお弁当が美味しそう!



食事が終わるとすぐにまた賑やかに!
お絵描きタイムです。
午前中観てきた虫たちを、思い出しながら、あるいは撮った写真を見ながら、または図鑑を参考にしながら張り切って描いています。


クワハムシ!上手ですねー
ハナムグリ!表と裏と両方を描いてくれました!
よく観察してる!
子どもたち、すごいなー


マツムシもいたんですね!
トノサマバッタ!横顔だけなのに、雰囲気でてますねー


一番人気はテントウムシでした。
描きやすいからかな?
絵画的なものあり、図鑑的なものあり、アニメっぽいものあり、楽しい~

お絵描きを終えると、朝と同じこうばる広場へ。
そこには、歌のお兄さんならぬ、歌のオジサンとオバサンがいて…

「さんぽ」や「小さな世界」「手のひらを太陽に」などなど、みんなで楽しく歌いました。

さて、いよいよ午後からの探検に出発でーす!


着いたのはここ。

石木川の河原です。まさに石がごろごろ。自然のままの河原です。

いつものように全員集合!

西澤先生から、どんなところに魚がいるか、虫がいるか、どうやって見つけるか、見つけたら捕まえてバケツに入れておいて、後でここに持ちよることなどが伝えられ、話が終わると同時にみんなバシャバシャ川の中へ。




おおー、捕れてる捕れてる。


再び全員集合。
集まったバケツの中身を白いバケットに入れて観察です。


大きいのはドンコで、小さいのはカワムツだそうです。


サワガニもいますね。

こちらは、カエルと水生昆虫の仲間。


「白い筋があるので、これはたぶんヌマガエル
左上の細いヤツはトンボの幼虫、ヤゴです。
イトトンボハグロトンボミヤマトンボか…?」

「それから、このクモみたいなヤツ、これもヤゴです。オオヤマトンボコヤマトンボかもしれません」


「これはオニヤンマの幼虫です」
「それから、すごいのを捕まえた人がいます。コオリヤンマの幼虫です」

(正直、この写真はどっちだったか覚えていません。トホホ)


これらはほとんどカゲロウで、
丸くて平べったいのは、ヒラタドロムシだそうです。

他にもトビケラだとか、ミヤマトンボサナエトンボなどなど・・・昆虫の幼虫がこんなにたくさん水の中で暮らしていたとは、全く知りませんでした。

みんなが協力したらこんなに捕れたね。
こんなにいろんな種類の生きものが川にはいます。
僕らが飲んでおいしい水のところには、生きものもたくさんいるんです。
ここの川の水はすごくきれいだってことです。
ここを残してほしいと僕は思う。


どうしたらいいんだ?
どうしてここにダムを造ろうとしているんだ?
水をみんなが欲しがるからだよ。
欲しくないってみんなが言えばいいんだ。
みんな水をいっぱい使い過ぎる!
ここをダムの底に沈めたくなかったら、水の無駄遣いをやめよう!
いっぱい石鹸を付けて、いっぱい水を流して洗うな。
自分に何ができるか、それを考えることが大事。
ひとに頼るな。大人に頼るな。
ここを残したかったら自分で行動するんだ。

「さあ、魚も少し弱ってきたね。そおーっと川に返そう!」




最後に、こうばるに住んでいるSさん(子どもと自然が大好きなお父さん)からご挨拶。


どんな話をされたのか、私はかなり離れたところで撮っていたので、聞こえませんでしたが、皆さんの背中から何となく伝わってくるものがありました。

こうばる探検隊は、まだまだ続きます。
こうばるの自然の本当の豊かさを、私たちはまだまだ知りません。
もっともっと知りたいです。
さぁて次回は、いつ、どんなことをやろうかな~
乞う、ご期待!

2/7は石木ダムヒアリング

こんにちは。

石木ダム水没予定地住民の石丸穂澄です。

なにやら2/7(木)に東京の方で石木ダムのヒアリングを行うそうですよ。
私はさすがに行けませんが、関東方面の方で参加可能な方おられましたら是非ご参加ください!



2月7日 公共事業チェック議員の会による石木ダム問題ヒアリングが持たれます。

私たちは、石木ダム対策弁護団・佐世保市民の皆さんと共に、不要なばかりか人権を侵害するだけの石木ダム事業の推進役を果たしている国交省土地収用管理室と治水課、厚労省水道課の担当者に、実態を明らかにすることで、これまでの石木ダムへの国の対応を見直すべく要請します。

日時 2019年2月7日14時~16時
場所 衆議院第一議員会館第一会議室

詳しくは、水源連ホームページの下記URLに掲載いたしましたので、見ていただければと思います。

http://suigenren.jp/news/2019/01/31/11289/

参加いただける方には、13:30から衆議院第一議員会館1階ホールで入館票をお渡しいたしますので、よろしくお願いいたします。



あと、1/25に長崎県は国に「水源地域指定」を申請しました。
ほーちゃんはこういう行政手続きが苦手。。
隊長が記したこちらの記事のことです、よかったらもう一度読んでみてください。
いまごろ”水源地域指定”申請?

八ッ場あしたの会でもニュースをまとめてくださっています。
https://yamba-net.org/45888/

「長崎県がダム予定地域に多額の税金を投入することになる「水源地域指定」を今頃になって行うのは、国交省に背中を押されて、水没予定地住民が結束して反対している石木ダム計画をおカネの力で推し進めるためです。」
(八ッ場あしたの会のツイッターより)

私たちのふるさと、石木ダム水没予定地周辺が「水源地域指定」を受けると、長崎県は国や佐世保市からお金をたくさんもらってそのお金で川棚町はダム湖の周辺に…例えばですが「道路、土地改良、下水道、町営住宅、砂防、学校、保育所、老人福祉施設」などの最終的には無駄になりそうな設備がじゃんじゃん作れるということのようです。

石木ダムは県営ダムですが、
長崎県には副知事など重要なポストには国から出向してきてます。
国からの影響力が相当に強いんですね。

佐世保市民は本当は血相かいて止めに入った方がいいと思います。
漏水対策への投資は一体どうするんでしょうか?

川棚町民は、これから本当にこんないらない施設、道路、作って欲しいですか?
作るのは構わないけど、作った後の維持管理は結局誰がやるんだろう…?
…ひょっとして、川棚町民?だったりして。。

勝手にレールに乗せられています、みなさん、本当にこれでいいのでしょうか?

こうばる支援米2018会計報告


みなさん、こんにちは。

石木ダム水没予定地住民の石丸穂澄です。

すっかり後手後手になっておりました、こうばる支援米の報告。
2018年12月中旬くらいで完全に売り切れました!

買ってくださった皆さん、本当にありがとうございました!
ドキュメンタリー映画「ほたるの川のまもりびと」の影響で買ってくださった方も多かったと思います。
本当にありがたかったです。
そして、何と言っても発送作業を手伝ってくださった支援者の方、地元の若い人たち、支援米のお米を提供してくださった農家の方、本当にお世話になりました。






みなさんにご報告ができるところまでなんとか会計をまとめました。

今シーズンは、30キロ入りの玄米を95袋分取り扱いさせていただきました。
2,850キロです、2,8トンです!
前シーズンは50袋くらい、1,5トン程度でしたので、およそ倍に増えました。
今シーズンは豊作だったことと協力してくださる農家さんの数も増えて取扱量がさらに増えました。

取り扱い件数(買ってくださったお客さんの数)は180件ほどで、上映会の会場で直接買ってくださったお客さんの数はこの中には含まれておりませんので実際には200件は超えていると思います。

これだけ取り扱う量がが増えてくると、仕事の量も増えて時々失敗することもあるし…
お客さんに大変ご迷惑おかけしたケースもありました。
それでもなんとか乗り切り、無事に売り終わることができて本当によかったです。

あんまり細かく報告すると、だらだらと長くなってしまって誰も読んでくれなくなると思うので、ざっくりとした収支報告にします。

売り上げ(送料負担分を含む)、1,451,590円、支出、1,085,268円、

売り上げから支出を引いた収益は365,322円でした。

実は、地元の方には収益を間違って50万円くらいと伝えてしまってました。
ところが、再度会計をチェックしてみたらネットショップの売り上げが二重計上されていることが判明!
訂正したら36万円ほどになってしまいました。。
地元の皆さん、ごめんなさい〜

収益が少ない、でしょうか…

実は、農家さんへの支払いが支出の8割を占めています。
(あとは送料、米袋代とかの必要経費)
お米は本来そんなに安いものではないのです!
私は、協力してくださる農家さんにそれなりのお金を支払いたいと思っています。
本当に今のお米農家って割りに合わないんですよ、、
ものすごく作るのも田んぼの管理も大変なのにね…
その上、付替道路工事の抗議行動をずっとやりながら…
ただ、日々の暮らしを守るために田んぼや畑を続ける。
みなさん、どうぞご理解ください。

さて、収益の35万円の使い道ですが、
すみませんが私が勝手に決めさせていただいてます。

石木ダム訴訟の原告団へ10万円
石木ダム対策弁護団へ5万円
公民館使用料として地元へ1万円
地元の付替道路工事現場の抗議行動のみなさんへ2万円
ほずみのバイト代として10万円
残りの8万5千円ほどはプール

みなさん、きっといくつか気になる点があると思います!

・原告団になんで10万円もやるんだ!
⇨善良な原告団のスタッフのみなさんは、今まで一切の会費をいただくことなく運営してきました。
とうとう、お金がつきそうです。。
やばいです、なので今回は支援米の寄付を入れます。

・弁護団に5万円は妥当なのか?
⇨実は私もよくわかりません。ただ、裁判費用は本当にすごいらしい…
よくわからないんですが、印紙代がすごいらしい。
原告一人一人、裁判所に印紙代を支払っているらしい。
石木ダムの原告の人数は、事業認定取消訴訟で約100人以上、工事差止訴訟で600人以上です。
これから、二つの裁判を高等裁判所(福岡)、最高裁判所(東京)までやっていくとなると…
想像がつかず、ゾッとします。
ただし、弁護団への寄付は以前より減額されています。

・地元に対して少なすぎる!
⇨本当は私ももっと寄付したいんですが、地元のおばちゃん達から断られてしまうんですよ。。
「ほーちゃんの活動のために使いなさい!
おばちゃん達は、ちゃんとお金は持っとると!」
そんなわけで、多額を寄付することを控えています。
ご了承ください。

・なんでほずみのバイト代がそんなに高いんだ!
⇨今回は本当にハードでした、ほぼ一人で支援米の管理を三ヶ月頑張りました…
時々体調を崩しながら…
一ヶ月のお給料が3万円ちょっとだと思ってください。



来シーズンについては、
一人で管理するのは本当に大変でこのままでは到底続けられません。
それで、やめることも考えているのですが、勝手にやめるとそれはそれでまた色々と問題が出てきますので私が動けるうちはなんとか続けようと思っています。
そのため、もうちょっと効率よく管理できるようシステムをまたも変更する予定です。

例えば、

・注文方法については出来るだけネットショップを通して買ってもらう、
・複雑な注文についてはお断りする、
・伝票は着払いにする、
・会計は先払いにして領収書や請求書、資料などは出来るだけ同封しない

とか。

本当にややこしくて大変でした!
お手伝いに来てくださる地元の方も支援者の方もさすがにこれは大変だ!と。
あんまり大変すぎて、地元への支援になってない!っていう感じになっていました。。

そして、
実は実は、
白米で買ってくださった方、今まで大変お得でした。
皆さんご存知でしょうか?
白米というのは、玄米をスリスリと研いで精米して白くしているのです。
栄養は玄米の方が高いのですが、食べやすいのは白米でしょうね〜
で、玄米を精米して白米にすると随分と量が減ってしまうってご存知でしたでしょうか!?
どれくらい減るかというと、
30キロの玄米を精米すると、27キロくらいになります。

精米といっても、どれくらい白くするかで全然違うんですよ、お好みで一分づき八分づきとか無洗米など精米の具合を変えられるのです。
こうばる支援米の白米は「普通」の白さにしています。
無洗米だともっと量が少なくなるんですよ〜

そういうことで、10キロ白米を買った方の場合は玄米10キロの方より、1キロくらい多く入っているんです。
これが売り上げが減ってしまう原因になっていたかも。。
なので、次回からは白米についてはその分を料金に上乗せしないといけないなと思っています。

こうばる支援米がどんどん高くなってしまってみんな買わなくなるかもしれません…
うまく続けられるようにしていくにはどうしたらいいんだろうね。。
どなたか、こうばる支援米の活動をやりやすくするもっといい方法をご存じの方おられましたら手を貸してください!


以上、こうばる支援米2018の最終報告でした。

雪もちらつく極寒@署名活動

こんにちは。

石木ダム水没予定地住民の石丸穂澄です。

この前の土日(1月26、27日)に佐世保市と長崎市で街頭署名活動を行いました。
ちょっと自信なくて「参加します!」とは言っていませんでしたが、
ほずみも佐世保での署名活動に参加してきました。



こちらはfacebookの「いしきをかえよう」の投稿から。

















佐世保。昨日は雪❄️がちらつき手がかじかむ寒さのなか、アーケードは人の行き交いも少な目でしたが、強力な助っ人の皆さんの活躍で、多くの方々が足をとめてくださいましたよ。

お隣でヒロシマナガサキ核兵器廃絶の署名活動がありましたので、署名したよーと通り過ぎらるところ、こちらは別ので~、とどちらの皆さんも頑張っていました。

194筆。ありがとうございます!
😊😊😊



1月27日(日)も頑張りましたよ。



二日目の成果はまだ確認していませんが、一筆一筆確実に積み上げていっております。

この署名は、
石木ダム建設のこと。
知らない人も多いから、
説明が不十分だ、という人も多いから、
公開討論の場をつくりましょう!
という署名です🍃

話し合いは、まちづくりのための第一歩👣

子どもたちに自信を持って手渡せる街と環境を自分たちの手でつくりたいから。

ぜひ、ご一緒に🌈



それにしても、
佐世保での署名活動はめちゃくちゃ寒かったです…
どんどん体が冷えていって、カチコチになってしまいました。。
私が撮った写真はこの2枚だけ。。





あまりにも寒そうにしているほずみを見るに見かねて署名してくださる方がいるほどでした😅

1月26,27日「#いしきをかえよう」署名アクション

こんにちは。

石木ダム水没予定地住民の石丸穂澄です。

1/12,13に「#いしきをかえよう」署名アクションを佐世保市と長崎市の中心部で行いましたところ、めでたく4万筆を達成することができました!

皆さん、本当にありがとうございます。

この勢いでもう一度、一月に街頭署名活動を行います。
当事者である長崎県民の皆さんに、少しでも石木ダム問題を考えていただけるきっかけづくりができたらと思います。

今後とも、署名アクションへの温かいご支援をよろしくお願いします。




1月26日(土)
いしきをかえよう署名アクションin佐世保

11:00~15:00
アーケード街親和銀行前で行います🍀



1月27日(日)
いしきをかえよう署名アクションin長崎

11:00~15:00
アーケードハマクロス前で行います🍀











私たちと一緒にアクションして下さる方、
署名に来て下さる方、
どちらも大募集です🌱

石木ダム建設のこと。
知らない人も多いから、
説明が不十分だ、という人も多いから、
公開討論の場をつくりましょう!
という署名です🍃

話し合いは、まちづくりのための第一歩👣

子どもたちに自信を持って手渡せる街と環境を自分たちの手でつくりたいから。

ぜひ、ご一緒に🌈

署名活動@佐世保報告

こんにちは。

石木ダム水没予定地住民の石丸穂澄です。

1/12(土)に佐世保市,13(日)には長崎市で#いしきをかえようの署名活動が行われました。
今集めている署名は、長崎県に石木ダムの公開討論会を求める署名です。

あと少しで4万筆を超える!ということで、私も佐世保での活動に参加してきました。



私はちょっと遅れて、12:30くらいから二時間半程度参加しました。

佐世保は長崎市内と比較すると街頭署名活動はそんなに行っていません。
長崎市のハマクロスと比べると人通りが緩やかで足を止めてじっくり話をしてくれる人の割合が多く感じられます。

私も二時間程度で40筆くらい集めました。









この日、佐世保での署名活動では合計338筆の署名が集まったそうです!

目標は200筆ということだったようで、上出来だと思います。



そういえば、

署名活動中、通りを佐世保市議会議員らしき人や川棚町長山口さんもお見かけしました。
本当は、署名したいんだろうな…
ありがとう、その気持ち、受け取っておくよ!

ほずみの感触としては、
足を止めてくださる方は、石木ダム問題に関心がある、何かしら疑問に思っている、考えている人で間違いなかったと思います。

中には石木ダム建設に賛成の方も署名に参加してくださったそうです。

ほずみは自分自身は多分とても純粋なタイプの人間=スレていないので(病気で複雑な社会にほとんど参加していないからね)、石木ダムに賛成の方だって普通に署名して何も問題ないと思っています。

署名にサインしてくださった市民の皆さん、署名を一緒に集めてくれた皆さん、本当にありがとうございました。



13日には長崎市のハマクロスで署名活動。



以下、当日Facebookで発信されていた投稿です。

🎊四万筆まであと44筆🎊
🎍石木ダム建設について話し合いを求める署名を集めています🎍
昨日は、佐世保で338筆頂きました😊
本日は、長崎市ハマクロス前にて
11~15時までやってます✨
本日もよろしくお願いします💫

四万筆までこの時点であと44筆だったんですね!

ウヒョヒョ!

ひょっとして、もう達成してる!?

長崎市での活動に参加してくださった皆さんにもお礼申し上げます。



さて、明日1/15(火)は石木ダム裁判@佐世保です。



もう一回告知しますよー

第9回口頭弁論(石木ダム工事差止訴訟)

場所:長崎地裁佐世保支部(佐世保市光月町9-4)

日時:1月15日(火)15:00~
(14:30からの傍聴券抽選に遅れたら入廷できませんので、ご注意ください)

門前集会:傍聴券抽選が終わり次第おこないます

報告集会:中部地区公民館研修室(佐世保市光月町6-17)

ご都合のつく方は、ぜひご参加ください。🤗
よろしくお願いいたします。

#いしきをかえよう署名アクション@長崎市

こんにちは。

石木ダム水没予定地住民の石丸穂澄です。
前回のブログでは、1/12土曜日の署名活動@佐世保を紹介したところですが、
なんと次の日には長崎市の浜の町アーケード、ハマクロス前でも引き続き街頭署名活動を行いますよ!

もうすぐ4万筆を突破します!
みんなで一緒にこの壁を突破しましょう😆



めざせ!4万筆☆#いしきをかえよう署名アクション@長崎

【🏃めざせ!4万筆🏃
   #いしきをかえよう 署名アクション】

   🌈🌈🌈@長崎🌈🌈🌈

1月13日(日)
いしきをかえよう署名アクションin長崎

11:00~15:00
アーケードハマクロス前で行います🍀

私たちと一緒にアクションして下さる方、
署名に来て下さる方、
どちらも大募集です🌱

石木ダム建設のこと。
知らない人も多いから、
説明が不十分だ、という人も多いから、
公開討論の場をつくりましょう!
という署名です🍃

話し合いは、まちづくりのための第一歩👣

子どもたちに自信を持って手渡せる街と環境を自分たちの手でつくりたいから。

ぜひ、ご一緒に🌈

#いしきをかえよう署名アクション@佐世保

皆さん、あけましておめでとうございます!

石木ダム水没予定地住民の石丸穂澄です。

無職のなんちゃってイラストレーターのほーちゃんですが、今日から仕事始めということにしています。

今年も石木の問題と水没予定地こうばる地区をどうぞよろしくお願いします。



さて、2019年一発目の石木のイベントのご紹介です!
現在私たちが集めている署名(長崎県に公開討論会を求める署名)はまもなく4万筆を突破します。



皆さんのさらなるご支援とご協力が必要です、イベントの情報拡散に是非ご協力お願いします。
まだ署名されていない方は、是非ご参加ください。
この石木川まもり隊のサイトにも電子署名サイトのリンクが貼ってありますのでよろしくお願いします。



めざせ!4万筆☆#いしきをかえよう*署名アクション

主催者:いしきをかえよう実行委員会

1月12日(土)
いしきをかえよう署名アクションin佐世保

11:00~15:00
アーケード街親和銀行前で行います🍀

私たちと一緒にアクションして下さる方、
署名に来て下さる方、
どちらも大募集です🌱

石木ダム建設のこと。
知らない人も多いから、
説明が不十分だ、という人も多いから、
公開討論の場をつくりましょう!
という署名です🍃

話し合いは、まちづくりのための第一歩👣

子どもたちに自信を持って手渡せる街と環境を自分たちの手でつくりたいから。

ぜひ、ご一緒に🌈

こうばる探検隊 冬の巻



12月9日、再び佐世保の子どもたちがこうばるにやってきました。大好評だった夏の川遊びに続く第2弾です。名付けて「こうばる探検隊 冬の巻」。さあて、今回も楽しめたかな?かなり寒い一日だったけど…



午後1時、こうばる広場に全員集合です。

親子25人と自然観察指導員2人(西澤先生と平野さん)、長崎市や川棚町の方4人、と、地元こうばるの方2人、と私、総勢34人が参加しました。

平野さんの司会で、今日の予定や注意事項を聞き、こうばるのおじさん達(炭谷さんと岩本さん)の話を聞き、さっそく炭谷おじさんの裏山へレッツゴー!



山登りではありません。枯れ枝集めです。

今日のメインイベントは「焚火で焼き芋!」。そのための焚き木拾い。焚き木が集まらないと焚火ができません。焚火ができないと焼き芋は食べられないよ!ということで、みんな頑張りました。



小さな女の子でも両手にいっぱい抱えて運びます。



大きな長い木は力を合わせて運びます。



お母さんたちも楽しそうに運んでいます。



おお!若いお姉さんたちも頑張ってますね!


 

ねーねー、これ見て!

ん?何?

視力0.4の私、ビニール管でも落ちてたのかと近づいて見ると、



ぎゃー!ミミズでした!

こどもたち、ぜんぜん平気で触っています。偉い!

私、恥ずかしい~!


 

さて、いっぱい集まった焚き木を前に、どうやって火をつけるのか、西澤先生が説明しながら手本を示してくれました。まずは、太い幹で土台作り。



その上に細い枝や杉の枯れ葉を被せます。



次に、さっきよりは少し太い枝を斜めに立てかけるように置きます。三角帽子みたいにね。



折りたたんだ新聞紙に火をつけて、枝の隙間から中に入れると、

杉の枯れ葉に火がついて、



煙がもくもく、中の方で燃え始めました。



小枝への着火を確認したら、今度は大きな枝や幹をドサドサ置いていきます。あっという間に火柱を上げて、ゴーゴー燃え出しました。

それを見ていた子どもたち、今度は自分たちで火おこしを始めました。



お!上手く火が着きました。すると、1人の男の子が腹ばいになって、フーフーと風を送っています。そのうち、こちらの焚火もどんどん燃えて大きくなりました。

が、まだまだお芋は入れられません。木々が燃えてたくさんの灰ができてやっと芋を入れるのだそうです。今しばらく時間がかかります。

「では、そろそろ自然観察に出発しますか?」西澤先生が腰をあげました。

西澤先生は実は「たびら昆虫自然園」の元園長さん。昆虫の専門家です。

ほんのひと月前までは秋の虫が沢山いたのに、今日は一見何も見えない。せっかく来てもらったのに申し訳ないな~と思い、「この時期はあまり虫もいないんでしょうね」と呟くと、「何を言ってるんですか!いないわけないじゃないですか。春になると何もないところからワッと現れるんですか?」と、叱られてしまいました。(>_<)

「いえ、土の中にもぐってて見えないのかなーと思って…」と言い訳すると「そんなことありません。ほら、そこにも」

こうばる広場の隅っこに、枯草に紛れるように横たわっていた1本の茎を指さして、教えてくださいました。



茎の途中が、ぷっくりと膨らんでいます。「それは虫コブと言ってね、そのコブの中には虫(ハエなど)の卵が入っているんですよ」

えー!こんなところに虫の卵?どう見ても、植物の一部にしか見えません。

「さあ、みんな、行くぞー!」西澤先生は石木川にかかる橋を渡って、こうばる広場とは反対側の野原へ入っていきました。

そして、すぐに何かを捕まえたようです。手を開いてみると、2匹の小さな虫が…



ヨモギハムシというそうです。ハムシの仲間でヨモギの葉っぱを食べて大きくなるからヨモギハムシ。お腹が大きい方がメスで、この虫は成虫で冬を越すそうです。

西澤先生いわく、ここにもたくさんの生きものがいるんだよ。さっさと歩いていくとわからない。どんどん踏んづけているかもしれないよ。下を向いて、そーっと、ゆっくり歩いてごらん。



みんなが下を向いて歩き始めると、「あ、いたー!」「先生、見つけたー」と、あちこちで子どもの声が…。



あ、これはテントウムシだね。私にもわかる!(^^)



あ、これもわかるよ。アブラムシだね。

「見つけたー!」

ん?どこ?

「ここ!」



おお!よく見つけたね!そんなちっちゃいのを!

何の幼虫かな~?

 

しばらくすると、西澤先生は虫取り網で草原をなでなでして皆に見せてくれました。何がとれたかな~



取り出したるは芥子粒のような小さな丸いものでした。それにハァーと息をかけたら、九の字のように伸びて…なんじゃ?これは?



シャクトリムシでした!小さなかわいいムシが先生の手の平でヒョコタン、ヒョコタンと歩きだしたのです。止まっても、またハァーとやると、ヒョコタン、ヒョコタン…。

虫はね、寒い時期にはほとんど動かないんだよ。みんな眠ってる。余計なエネルギーは使わない。僕たち人間は寒くても動いてるよなー。体温が変わらないから動けるんだね。

 

さあ、次はこれだよ。



ゲ!毛虫?

これは、ヒメアカタテハっていうチョウの幼虫だよ。みんな毛虫を怖がるけど、これは触っても大丈夫。毒はないからね。チョウの種類は〇千種類もいて、その中で毒のある毛虫は、わずか〇種類だからね。

などと説明されていたのですが、記憶力がすっかり減退してしまった私は覚えていません。トホホ…。

 

「そして、危険なのはこれ! 覚えておいて!」

アオバアリガタハネカクシ。アリのような形をしていて、黒とオレンジの縞々が特徴の綺麗な虫だね。(まるでジャイアンツ?)

こうやって触っていても大丈夫だけど、バチっと叩いちゃいけないよ。潰れると体内の毒が人の皮膚に触れてしまい、ヒリヒリしてミミズ腫れのようになるんだよ。

綺麗な虫には注意するように!植物もそうだね。(毒キノコ!綺麗なバラにはトゲがある!)綺麗な虫にもけっこう毒があるんだよ。

などなど、たくさんの虫を見た後は石木川の河原へ…



さあて、何がいるのかな~



網とバケツで魚を捕っているのかと思いきや、



先生が見せてくれたのは、カゲロウサワガニの子ども、そして、カワニナなどでした。

ここ「こうばる」は「ほたるの里」と呼ばれるゲンジボタルの生息地。ホタルの餌となるカワニナはきっとたくさんいるのでしょうね。

カゲロウの幼虫は流れのあるところで生きていて、藻や枯れ葉などを食べているそうです。

虫も人も、みんな同じ生きもの。虫が死ぬようなところは人も生きられないんだよ。だから自然を汚すな!

先生の言葉を子どもたちは、しっかりと受け止めたことでしょう。



観察した生きものはみな川に戻しましたが、最後まで子どもたちは釘付けでしたね~

 

さて、広場に戻ると、焚火がち ょうどいい感じの熾火(おきび。薪が燃えたあとの赤くなった状態)になっていました。

お芋を新聞紙にくるみ、水に浸し絞ります。それをアルミホイルで包み、焚火の中に置いていきます。

さあ、どのくらいで焼けるでしょう~

待っている間、焚火で沸かしたお湯で、ココアを飲んだり、炭谷おじさんが剥いてくれた柿を食べたり、



みんなで歌を歌ったり、



絵本を読んでもらったり、



の~んびりと過ごしました。

あれ?いつのまにか炭谷おじさんの周りには人だかりが…



僕らの子どもの頃は食べるもんがなくてね、鳥を捕まえて、焼き鳥にして食べとったとよ。枝をこうして紐で組み合わせて…と、仕掛けるワナの実演です。



「何の鳥が一番美味しかったですか?」西澤先生も興味津々で聞いていましたよ。

こちらでは、岩本おじさんが竹とんぼの作り方を教えてくれていました。



実は、岩本のおじさんは、みんなが来る前から広場にやってきて、太い孟宗竹をギコギコ切っていました。



何やってるんですか?竹のコップ作り?



いやいや、竹トンボの材料だよ。



へー。それでどうやって作るのかな~と思っていましたが。

岩本さんはいつの間にか、羽、軸、筒の3点セットと糸まで、子どもの数だけ準備してくださっていました。

ここの穴に糸を通して、この辺にしっかり結び付けて…



女の子も一生懸命トライします。



糸を引っ張り、それー!

あ、飛んだー!



見て、見て。僕もいくよ。それー!

と、あっちでも、こっちでも、お父さんたちも、童心に帰って飛ばしてました。

器用な岩本おじさんの作った竹とんぼは、みんなよく飛び、大満足。よかったね!

さあ、そろそろ、お芋も焼けてきたようです。



さあ、召し上がれ。熱いから必ず軍手してね。



アッチッチ!ほんとだ。熱いやー。でも、うめぇ~



あまりの美味しさに、みんな食べるのに夢中で、急に静かになりました~

西海市の野菜農家さん、ほっくほっくで、ホントに絶品でしたよ。美味しいお芋を、ありがとうございました!

最後はまた皆で集まってスタッフから一言ずつメッセージを伝えました。

皆さんの感想も聴きたかったけど時間が無く残念でした。翌日届いたメールにはこんな感想が寄せられました。

100年先の子どもたちに残すべきものはダムなのか、こうばるの豊かな自然なのか。
会の最後で、Mさんが「このままだと、ここがダムの底に沈んでしまう」とお話されたとき、女の子の「えっ」という小さな声が聞こえました。
その小さな声こそが答えのような気もします。


解散直後に炭谷さんが、たくさんの白菜と大根を持ってきてくれました。「みんな、1個ずつ持って帰ってくださーい!」



えー、いいんですか~

お母さんたち、殺到です!

 

子どもたちは竹トンボ、お母さんたちは野菜を手に、それぞれの車に乗り込みました。

バイバーイ!車の窓から大きく手を振る子どもたち。

こうばるが大好きになってくれたようです。

お母さんのお一人がおっしゃっていました。

いくらでも遊べてしまう里山は、子どもたちの「宝島」ですね。改めて、これから、残していきたいことを、考えさせられました。

7.18東京行動レポ

事業認定取消訴訟判決直後の要請行動(長崎県・佐世保市・九地整へ)に続き、原告団と弁護団は7月18日、本省にまで出かけ、担当者に直接訴えました。その後、院内集会も開かれました。この日の一連の行動について、報告します。

主催:公共事業改革市民会議
協力:公共事業チェック議員の会
要請者:石木ダム対策弁護団3名(馬奈木昭雄弁護団長、利水担当高橋弁護士、治水担当緒方弁護士)、原告団等10名(こうばる住民6名、川棚町民1名、佐世保市民1名、長崎市民1名、神奈川県民1名)
議員:公共事業チェック議員の会4名(初鹿明博事務局長、大河原まさこ事務局次長、堀越啓仁、山添拓)

国土交通省 土地収用管理室への要請(13:00~14:05)
対応:課長補佐や係長など4名


住民
あなた方は長崎県や佐世保市の言い分を丸飲みして事業認定をした。
その結果、我々は追い出されようとしている。
しかし我々は出て行かない。なぜなら必要性のないダムだから。

住民
川原に住んでいるのはじいちゃん、ばあちゃんばかりではない。
私は35歳だが、川原には同世代の人が何人もいる。その子どもたちもいる。
皆出て行かないと言っている。
長崎新聞社が今年1月に行ったアンケートによると、佐世保市民の約5割が石木ダムは要らないと答えている。
パタゴニアが行ったアンケートでは県民の5割が分からないと答え、8割が説明不足だと言っている。
そんな中で既に強制収用まで進めている。行政代執行までするのか?

土地収用管理室
事業認定をしたのは九州地方整備局が、強制収用や行政代執行をするかどうかは県の判断。

弁護団
このあり得ない水需要予測を認めて、あなた方は事業認定した。


計算方法が間違ってなければそれでいいと?
結果が非常識であってもそれでいいのか?
これが正しいと判断したのか?

土地収用管理室
土地収用法20条に基づいて、得られる利益と失われる利益を比較考量して得られる利益が大きいと「九州地方整備局」が判断し、認定した。

住民
しかし、それに対する我々の不服審査請求を受け付けているのはあなた方だ。
こちらの意見や疑問を受け止めて精査すべきだ。
また、現地を見てみなければわからないことがたくさんある。
現地に来てほしいと何度も要請したがあなた方は応じない。何故だ?

土地収用管理室
不服審査請求は書面で受け付けており、現地に行くことにはなっていない。

弁護団
現地へ来てはいけないという法律はない。
廃棄物問題でも初めは現地視察を拒んでいたが、結局は見に来た。
その結果まともな判断を示した。
あなた方もやる気を出して見に来てほしい。
4年半も経過しているが、審査請求の結果はいつになるのか?
認定をしたのは九地整であっても審査結果を出すのはあなた方の責任だ。
認定庁と同じように、決められた計算方法でやっていればそれでいい、などという結論はくれぐれも出さないように。

住民
13世帯の行政代執行など前代未聞だと思う。
土地は収用できても住民を収用できると思うか?

土地収用管理室
コメントは差し控えたい

住民
人が住んでいるところを代執行したダム事業の事例がいくつあるのか、そこに何人澄んでいたのか教えてほしい

土地収用管理室
今ここですぐにはわからない。
国会議員を通じて質問なり資料請求して頂きたい。

というところで、タイムリミット(既に5分ほどオーバー)となり、終了。続いては、

国土交通省 治水課への要請(14:05~14:40)
対応:補助ダム担当の2名


住民
100年に1度の大雨が降った時、合流地点より上流はどうなるのか?
県が言っている洪水被害はほとんど内水氾濫であり、石木ダムでは防げない。

治水課
石木ダム事業は長崎県の事業であり、全体の治水計画も県が取り組んでいるものである。
また5年に1回県の方で再評価をやり、その結果を見て、国は補助を付けている。

弁護団
これまでの河道整備により既に1130㎥/秒は流される状態になっている。
それを1320㎥/秒まで流せるようにするためだけに石木ダムを造るなら、費用対効果はわずか0.1とか0.2の話。
ダムによらない治水対策はいろいろ有る。
そういうことをわかっていて補助事業として採用しているのか?

治水課
・・・・・。石木ダム建設事業というのは川棚川の治水対策と佐世保市の水源不足の解消ということで、この事業は必要不可欠だと聞いている。
今後も県のご意向を聞きながら国交省として対応していきたいと思っている。

住民
この計画ができた当初、40数年前、県の職員は私たちにこう言った。
「このダムの本当の目的は利水だが、補助金を多くもらうために治水を付け足しました」と。
この発言をどう思うか?

治水課
40年前の発言については私はわからないが、現在では必要な事業だと県は言っている。

住民
県の言うことばかり聞かないで私たちの言うことも聞いてほしい。
そして現地を見て、その上で補助を付けるかどうかの判断をしてほしい。
それを言うためにやってきた。

ここで時間切れとなりました。
ここでも担当者は、最後まで現地に来るとは言いませんでした。
あくまでも県の資料と県の言い分だけを参考に補助を付ける考えなのでしょうか?
であるなら、公共事業は公共の福祉のためではなく、行政のためにやるってことになりますね~

厚生労働省 水道課への要請(14:40~15:40)
対応:補助事業担当者2名(課長補佐、上水道係長)


佐世保市民
市からいろんな資料や情報が届いていると思うが、皆さんが知らされていないだろうと思われる現状、市民の生の声を伝えたくてやってきた。

1.佐世保市の水不足は過去のこと。市は慢性的な水不足と言い続けているが、平成6年大渇水以降、水不足による断水は一度もない。その要因は・・・(省略)
2.市の水需要予測はいつも過大だが、平成24年度の予測は酷かった。特に工場用水においては、わずか4年後に3.5倍になるとするあり得ないもので、4年後は増えるどころか減ってしまった。
3.新聞社の調査では市民の約5割が不要と答え、必要は3割ほど。市自身が行ったアンケート調査では「水の安定供給」にたいする満足度はかなり高く、必要な施策は水源確保よりも「水道施設の更新整備」と答えている。
4.佐世保市の水道管の老朽化率は高く、一日平均漏水量は市民5万人分の生活用水! 漏水対策こそ今すぐ真剣に取り組まねばならない深刻な課題。

水道課
確かに漏水を減らすことは大事。水源確保も漏水対策もどちらも大切であり、限られた財源の中でどう優先順位をつけるかだと思う。
水需要予測については、我々はやり方を示している。それに則ってやって頂き、その後予測よりも大きく差が開いてくるようであれば、見直しは当然必要だと思うが、今直ちに必要だという認識ではない。
27年度には予測を上回るような実績があったと聞いている。

佐世保市民
27年度の実績として一日最大給水量が10万tを超えたと聞かれていると思うが、それは使用された水量ではない。大寒波により凍結した管にヒビが入り一日に4万tもの水が漏れてしまった。その時の事故の記録だ。この年度の本当の最大給水量は8万tを切っていた。

水道課
寒波による漏水事故による配水量をそのまま最大給水量として記録することは確かに問題があると思う。我々もデータをしっかりチェックしていく必要がある。そのために事業評価をやって頂いており、その評価とその後の実績との大きな乖離があれば、今のままでいいんでしょうか?という投げかけをして見直しを提案させて頂くことも有り得る。
チェックの仕組みとしては、再評価の時期に今後の水需要予測を出して頂き、我々だけでなく地元の委員会でも検討された上で提出して頂いている。

弁護団
確かに地元の委員会にもかけられている。
事業者も委員会もこの予測を認めた。

だからあなた方も認めると言うのか?
このグラフを見て、あなた自身はおかしいと思わないのか?
急カーブを描いて予測値が増えている。

SSKの需要予測の計算根拠をあなたは確認したのか?確認すればきっと驚くだろう。
また、前回の予測から5年が過ぎている。次の予測は前回時点から10年後と聞いているが、それは本当なのか?

水道課
厚生労働省の再評価の実施要領では、本体着手前の評価を行った場合には10年を要しない。ただ大幅な社会情勢の変化がある場合には必要に応じて行うことになっている。

弁護団
佐世保市は何をもって本体工事等の着手前の再評価だと言っているのか?

水道課
当時の担当者によると、長崎県が本体関連工事(付け替え道路工事)の予算付けをしたことによって着手前だと判断したようだ。

弁護団
仮にそれが着手前に当たるとしても、「社会経済情勢の急激な変化等により事業の見直しの必要性が生じ」た場合は再評価をやるべきはずである。
今日現在、地権者は出て行くことはあり得ないと言っており、県は行政代執行をする判断はしていないという状況下で事業が本当に進められるのか?
進められないまま34年になって石木ダムができてなかったら?
やはり必要なかったねで済むのか?

逆に34年にダムはできていて、しかし水需要の減少でダムの水は使われていなかったとしたら誰が責任を取るのか?
あなた方は誰も責任を取らないし取れない。
だからこそ、今まさに再評価をすべき時ではないか。

補助金適正化法第5条に「…事業を遂行するために必要な土地その他の手段を使用することができない」場合は補助を取り消すことができると書かれている。石木ダムでは残りの土地が取得できる可能性はほとんどないのだから、取り消すしかないのでは?

行政訴訟を起こしたダム事業において、住民側はほとんど負けている。しかし、結果はどうなったか?力づくで異論を排除してダムを造っても水需要が伸びなくて困りきっているところばかり。

今のままのやり方で押し通せば、佐世保水道はいずれやって行けなくなるだろう。
あなた方は水道事業体が健全な運営をしていくにはどうしたらいいんだろうと、真剣に考えてください。

住民
あなた方は補助をつけることによって、佐世保市民を苦しめているし、川棚町民をも苦しめている。地元はもちろん一番苦しめられている、
しかし、あなた方は止めることもできる。期待しています。

(会場、拍手)

気がつくと、院内集会が始まる時間に近づき、会場(衆議院第2議員会館第1会議室)には参加者がぼちぼち集まってきていました。

住民
私は嫁、息子夫婦、3人の孫の7人家族で住んでいます。二十歳の時から45年間ダム反対運動を続けている。当時から佐世保市は過大な水需要予測のもとにダムが必要と言い続けていた。そのおかしさを我々はずっと見てきている。知っている。だからダム反対を続けている。これからますます人口は減り、必要性はますますなくなっていく。私たちは絶対出て行かない!

ちょうど時間となり、拍手と共に終了。
これで今回の国への要請行動は全て終わりました。
短い時間の中で、伝えられたことはほんのわずかですし、伝わったかどうかも定かではありませんが、でも、長崎からはるばる9人もの県民がやってきたという事実そのものに大きな意味があったと思います。

裁判に負けようが、事業認定が認められようが、地権者の意思は変わらず、住民が自ら出て行く可能性は全くない。その意思表示を目の前で生の声で伝えることができました。
長崎県や佐世保市からの報告書では住民の本気度など伝わるはずありませんから。

そして、厚労省に対しては、市民自らが「水は足りています」と証言することに意義があったと思います。

院内集会(16:00~18:00)

予想以上の参加者で、会場はほぼ満席でした!

開会の挨拶は公共事業改革市民会議代表の橋本良仁さんが述べられましたが、内容の半分は映画「ほたるの川のまもりびと」の大絶賛でした。(会場にいた鎌仲監督から「ありがとうー!」の声あり)

続いて、地元住民が前に出て自己紹介とそれぞれ今の思いを伝えました。



岩下さん:地元では今日もこの暑さの中、抗議の座り込みを続けている。国は石木ダムが必要という県の主張をそのまま受け入れ自分たちで検証しようとしない。今後は皆さんの力を借りて国を動かしていきたい。

ほーちゃん:地元には私世代の若い人が何人も暮らしているし子どもたちもいる。先ほど国交省の人につい怒ってしまったが、炎天下の中で頑張っている人たちのことを思うと怒ってもよかったかなと思う。

炭谷さん:川棚町で学習会を15回やってきたが、地元でありながら無関心な人が多い。しかし、「ほたるの川のまもりびと」の上映会や、加藤登紀子さんや嘉田由紀子さんを招いての集会には多くの人が集まってくれた。これからも、この問題を全国の皆さんに知ってもらえるよう広げていきたい。

石丸さん:先日、事業認定取消訴訟の第一審で負けてしまった。行政訴訟で勝ったことはないと聞いていたが、かなりショックを受けている。今日は皆さんの元気をもらって帰りたい。

岩本さん:「ほたるの川のまもりびと」の映画を観た方はご存知だと思うが、私はマムシ捕りをやっている。(会場爆笑)今年すでに25~6匹捕まえているのでマムシ焼酎にしたい。私は自然が大好きで、川ではウナギ、海では魚、山ではイノシシを捕って暮らしている。一審の判決が出たことによって県は勢いづいて強制収用にむかうかもしれないが、私たちはどこに行く気もない。ここで骨を埋めるつもり。もし県が代執行しても柱に体を鎖で縛りつけて抵抗する覚悟だ。皆さんのお力添えをお願いしたい。

岩永さん:30年ほど前、強制測量をやられたが、それ以上のことを今やられている。昨年夏頃から重機の下に座って抵抗していたが、県職員は両足を引っ張って引きずり出した。今では工事を止めきれず少しずつ進んでいるが私たちは最後まで闘い抜く。

山口さん:必要のないダムを認めた裁判所の判決はおかしいと思う。これからも反対していきたい。応援よろしくお願いします。

続いて、本日の国への要請行動の報告(主催者)や、石木ダム事業認定取消訴訟判決についての説明(馬奈木弁護団長)がありました。
馬奈木弁護士のお話はこれまでの弁護活動の貴重な事例や体験が随所に出てくるので、参加者はしっかり耳を傾けペンを走らせていました。

今回の判決で我々は負けた。しかし勝っていたとしても国がその判決にひれ伏すことはない。私は弁護士生活50年になるが、水俣病事件から諫早湾開門をめぐる事件まで、国は裁判所の判決に従ったことは一度もない。判決に幻想を持ってはいけない。

「行政判断と司法判断は違う」という言葉を官僚はよく使う。
かつて三木武夫環境庁長官に水俣病未認定患者の救済を訴えた時、「わかった。取り組む」と言ったが、三木さんが退室するや担当課長がやってきて、「あれは環境庁長官三木武夫の発言ではない。政治家三木武夫の発言です。なぜなら環境庁にそういう方針は無いから」と言った。

官僚は被害者を黙らせることで物事が解決すると思っている。
私たちは絶対に黙らない。声をあげていく。
被害は徹底的に明らかにする。
私たちが守ろうとしているものは何なのか?
私たちの闘いは国民主権の闘いである。
力を結集しよう。

その後、国会議員の皆さんとの意見交換をおこないました。

初鹿明博議員
ダム建設計画のあるところの水需要予測はどこでも右肩上がりで、実績との乖離がある。佐世保も同じ。水が足りていることがわかればB/Cも変わってくる。
加えて佐世保の場合は漏水が多い。攻めどころはまだまだ多い。
また、今回の西日本豪雨災害をみて、多目的ダムの危険性をより強く感じたので、次の裁判ではそのあたりも追及してほしい。
私も国会でこの点は問題にしていきたいと思うので、力を合わせていきましょう。

山添拓議員
不当判決何するものぞ。
今の河川行政は命を大事にする政策を取っていない。
週末に岡山の被災地に行ってきたが氾濫した川の上流にはいくつもダムがあった。ダムを過信し河道整備が遅れていた。
氾濫をおこした小田川は堤防に立っても川が見えない。河川敷がジャングルのようになっていた。
治水についての抜本的な見直しをしなければならない大事な時に、国土交通大臣は今、カジノ解禁の先頭に立って頑張っている状況である。
政治そのものを変えなければならない。

堀越啓仁議員
1時から国交省や厚労省とのやりとりを聞いていたが、石木ダムは百害あって一利無しだと実感した。利益を得るのは大手ゼネコンと腐った政治家だけ。
このままでは子どもたちに自然環境は残せない、借金ばかり残すことになる。石木ダムを止めることは、こういう政治を変えるその象徴となるのではないか。
石木ダムがいかに無駄であるかを多くの人に知って頂くことが必要だと思い、TwitterやFacebookなどでもフォローしているが、どのくらい広がっていると地元では受け止めているのか教えてほしい。

ほーちゃん
最近では「#石木ダム」で多くの人が発信している。
ほとんどが不要という意見ばかりで、中には反対してることを批判する人もいるが、それに対して反論していったら彼らは何一つ言い返せなかった。
県内では石木ダムは古いテーマだったが、全国的に認知度がぐんぐん上がっている。
関東の方からこの話題が返ってきて、新たに気づく人も出始めている。

鎌仲監督
「ほたるの川のまもりびと」が渋谷のユーロスペースで公開中がだ、毎回ゲストもお呼びして、一般の人に急速に広まっている。
長崎県内では44ヶ所で試写会を行い、4700人が観たが、1つの県内でこれほど観られたドキュメンタリーはない。そのせいで長崎県内の劇場での公開が難しかったが、やっと8月17日からセントラル劇場での公開が決まって、今日は山田監督が現地で記者会見をおこなっている。ぜひ多くの県民に観てほしいし、これは他の公共事業に苦しんできた人たちにも共有できるものがあると思うので、日本中の人に観てほしい。

初鹿議員
国の主張の問題点はいろいろあると思うが、もっとも問題にすべきことは何か

住民
石木ダムに限ったことではないが、ダムでは想定内の大雨にしか対応できない。ダムがあればそれで安心して他の対策を取らない。その結果想定外の雨が降れば放流し、被害がよけい大きくなる。日頃の河川整備が大事。

山添議員
まさに今回、愛媛の肘川ではダムからの放流によって人命が奪われた。しかもその経過を検証する前に大臣がすぐにあの操作は適切だったと発表したことに怒りを覚える。
それでもなお、治水のためにダムは必要だという声もある。石木ダムの場合、下流域の皆さんはどのようにお考えなのか知りたい。

住民
川棚町は近隣の町よりも経済活動が活発でなく、公共事業に期待する人たちは確かに居る。が、石木ダムが洪水被害を止めると思っている人はほとんどいないのではないかと思っている。

弁護団
ダムは住民の命や財産を守るために造られるわけだが、実際にはダムを守るために放流した。その結果人命が犠牲になった。
石木ダムの場合はどうなるのか?川棚川流域の皆さんともしっかり議論して、川辺川のような住民合意を作り上げなければならない。そのための正確なデータやしっかりした資料作成を、専門家のご協力を得て準備したいと考えている。

会場から
今回の議論を聞いていて欠けている視点が1つあるので指摘したい。京都の鴨川に計画されたダムを止めたのは、あの梅原猛だった。彼はダム反対運動ではなく文化運動をおこした。オオサンショウウオの命を守りたいという流域住民と共に立ち上がり、結果としてダムを止めた。そういう視点も必要だと思う。

最後に集会宣言案文をこうばる郷総代の炭谷猛さんが読み上げ、大きな拍手で採択されました。


その勢いに乗って団結頑張ろう!を三唱し、5時間の長丁場を終えました。

喉がカラッカラだったので、懇親会のビールの美味しかったこと!
溜池山王駅そばの中華料理店で、主催者の皆さんやパタゴニアの皆さん、新たな応援団も加わって大いに盛り上がりました。
お腹はビールと美味しい料理でギューギュー詰め、胸のあたりは元気、勇気、希望など沢山の「き」を詰め込んでパンパン!

一晩寝たらお腹もへこみ、胸のあたりも軽くなりましたが、私たちはみんな、往路よりも明らかに元気な足取りで帰途に就きました。

(‘◇’)ゞ