事業認定取消訴訟、106人が控訴

7月23日、事業認定取消訴訟の控訴手続きがようやく完了しました。

控訴人は106名です。



一審の判決で原告の資格さえないと切って捨てられた住民等地権者のご家族の皆さんも、もちろん、今回も原告として名前を連ねています。

よその町から川原にお嫁に来て、夫やその家族を愛し愛され、子を産み育て、誰よりも川原に根を張り、川原を守ろうと闘ってきた肝っ玉母さんたち。

その子どもたちも成人し、結婚し、親となり、ここで子育てをしたいと住み続けている逞しい若者たち。

みんな門前払いされた結果、ますます闘志に火が付いた感じです。

同じ日のコラム「記者の目」です。



六倉記者はこう結んでいます。

司法判断に情を持ち出すのは適切ではないかもしれない。だが、判決がほとんど考慮せず、切り捨てた部分にこそ、反対地権者らが大切にし、守りたいものがあるのも確かだ。

西日本豪雨と石木ダム

7月18日、「石木ダム建設促進川棚町民の会」が県庁を訪れ、



石木ダムの早期完成を求める要望書を知事に手渡したそうです。

反対派の市民団体が訪ねる時は何故かいつも不在なのですが、推進派の団体が行くときは在庁していて、必ず直接受け取るんですよねー

なぜ今要望したかと言うと、死者200人を超える甚大な被害をもたらした今夏の西日本豪雨などを目の当たりにすると川棚川もいつ氾濫するかわからないからということのようで・・・

中村知事も同じ発想のようで、一刻も早くダムを完成させたいと応じたと言う。

お二人は、こんな記事は読まれていないのでしょうか?





ダムからの放流により一気に増水し、逃げる時間もなく亡くなった人たちがいるのをご存知ない?ってことはないでしょうが・・・

治水にはダムはかえってマイナスとまで書かれていますが・・

一方、こんな投稿記事もありました。



ダム建設よりも、河道整備や森林や水田の保全が大事だと言う投稿者の意見に大賛成です。

ダムは計画された貯水容量しか溜められないし、想定外の大雨には無力です。想定外の大雨が降っても、大地の保水力を高めたり、安全な地域にあふれるようにしたりして被害を最小限度にもっていく、そんな治水こそがこれから取るべき対策です。

異常気象が異常でなくなってきた現実を受け止め、自然をねじ伏せようなどという傲慢な発想は改めたいものです。

ストップ!石木ダム 長崎アクションの記録

石木川まもり隊報道部より15日の「ストップ石木ダム長崎アクション」の動画を公開します。



 

マスコミの記事もネットにアップされていたものを転載しておきます。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180616-00001144-nbcv-l42

ストップ「石木ダム」 長崎市で集会とパレード

6/16(土) 12:35配信

NBC長崎放送


県と佐世保市が東彼川棚町に計画している石木ダム事業で、建設に反対する市民団体による集会やパレードが15日、長崎市内で行われました。

長崎市中心部の鉄橋で開かれた集会には約200人が参加。集会では「ダム建設の目的である“佐世保の水”は不足しておらず、川棚川の洪水対策には河川改修の方が効果が高い」「県は必要のないダム事業を強引に推し進めようとしている」などと県の姿勢を批判する意見が相次ぎました。

石木ダムをめぐっては、その必要性を問う裁判『事業認定取り消し訴訟』の判決が長崎地裁で7月9日に言い渡されることになっています。集会のあと参加者は『STOP石木ダム』などと書かれた横断幕やプラカードを持ってアーケード街を行進し、道行く市民に理解と支援を呼びかけました。

市民団体では16日(土)18時30分から長崎市立図書館・新興善メモリアルホールで、石木ダムに関する勉強会『いしきを学ぶ会』を開催することにしており、「多くの市民・県民に、数百億円の税金が投入される『石木ダム問題』に対し関心を持ってもらいたい」と話しています。


長崎市で石木ダム建設反対の決起集会


東彼杵郡川棚町での石木ダムの建設に反対する地権者や支援者などが15日、長崎市で決起集会を行いました。

長崎市中心部の鉄橋で行われた決起集会には石木ダムの建設に反対する地権者や支援者などおよそ200人が参加しました。石木ダムは佐世保市の水不足対策と川棚川の洪水の防止を目的に県や佐世保市が川棚町で関連する道路工事を進めています。

地権者 炭谷 猛さん「長崎県は我々地域住民の言うことを聞かず、治水・利水においても理不尽な強硬な態度をとり続けている」

参加者たちは「石木ダム事業は自然環境だけでなく住民の生活や人生も奪う」と声をあげました。集会の後、参加者は浜町のアーケードを歩き、買い物客などにダム建設反対を訴えました。(KTNテレビ長崎 2018年6月16日)

 

石木ダム ストップ 長崎で反対集会 地権者ら計画中止訴え /長崎

(毎日新聞長崎版2018年6月16日)https://mainichi.jp/articles/20180616/ddl/k42/040/243000c

県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム事業に反対する集会が15日、長崎市の鉄橋であり、地権者や支援者ら約100人がダム計画の中止を訴えた。

集会では地権者を代表し、炭谷猛さん(67)が「県は地域住民の言うことを聞かずに強硬な態度をとり続けている。抗議の声を中村法道知事に届けて見直しを求めたい」とあいさつ。「STOP石木ダム」と書かれた横断幕を掲げて浜町アーケード内を練り歩いた。

16日は午後6時半から、長崎市の市立図書館で市民団体主催の勉強会を開催。事業認定取り消しを求めた裁判の説明や、石木ダム関連の映画も上映する。問い合わせは実行委員会(095・884・1007)。【浅野孝仁】

 

 

 

知事「近いうちに」

夕方のローカルTVニュースで言ってました。

知事の定例記者会見で、石木ダム地権者との話し合いについて問われた中村知事は、

「お待たせしていますが、近いうちにお会いします」と明言しました!

と。いよいよ確実ですね。

地権者の皆さんが願っていたことが、ようやく実現できるんですね。

思えばあの日、



2014年7月11日、地権者、支援者、弁護団の前で、知事はこれからも話し合いは続けますと言ったのに、ずーっとその約束が実行されずに、3年7ヶ月もの時間が過ぎ去ってしまいました。

でも、まだ間に合います。

ぜひ地権者の皆さんの声にしっかり耳を傾け、胸襟を開いて、前向きな話し合いをして頂けますよう、心から願っています。(._.)

BE-PAL(ビーパル)3月号に石木ダム問題が掲載

みなさん、こんにちは。

石木ダム水没予定地住民のいしまるほずみです。

今日は、ちょっと自慢げなお知らせです。

アウトドアが好きな方はよくご存知と思いますが、あのBI-PAL(ビーパル)という雑誌(日本では一番歴史の長いアウトドア雑誌ということです)の3月号に石木ダムのことが記事になっています!

ビーパルを定期購読しているという支援者のSさんからは、すぐに「載っていたよ!」と連絡がありました。

そして、私の手元にもやってきました!





ビーパルは小学館から出されている月刊のアウトドア雑誌で、魅力は何といっても毎月ついてくる特別付録です。

3月号にはビーパルオリジナル、ビッグサイズ・トートバッッグが付いています。





なかなか丈夫そうで、今後はマルキョウの買い物袋に活躍しそうです。


さて、肝心の石木ダムについての記事は、63ページから4ページ掲載されています。

先日、石木を訪問してくださったカヌーイストの野田知祐(のだともすけ)さんが、自身の連載するエッセイの中で石木の問題について取り上げてくださったのです。

「石木川のまもりびと」というタイトルが付けられており、

石木ダムの問題(付替道路工事のことも書いてあります)石木ダムの水没予定地で暮らしている人々の暮らしや石木川の自然について、

それにこれから公開が始まる映画「ほたるの川のまもりびと」についても触れてくださっています。

なんと、石木川まもり隊のホームページからマンガ「ダムのツボ」や「こうばる支援米」が買えることも紹介していただいています!

4ページの中で石木ダム問題の要点と石木のふるさとの魅力、それに支援の方法までしっかりまとめてくださっていますよ!


また、当たり前ですが、石木ダムの記事以外でも普通に楽しめる雑誌です。

今月号の特集は「アウトドア好き100人の夢」という、私みたいに特別アウトドアをやっていない者でも読んでいて面白い内容です。

もし気になる方おられましたら、買ってみてください。

多分、付録付きの雑誌だから立ち読みはできないよね…😅

石木川まもり隊 報道部 第1弾スクープ映像!

お待たせしました!石木川まもり隊に報道部開設です。

第1弾は去る1月31日のできごと。
知事選候補者の中村法道氏(現職知事)が、選挙遊説中に、ついに地権者と言葉を交わし、地権者の願い(知事と今後のことについて直接話し合いたい!)を受け入れ、「わかりました。話し合いましょう」と約束したことを。

選挙が終わり一週間が過ぎ、中村法道さんは再び知事の椅子に座っていらっしゃることでしょうが、あの約束はいつ果たされるのでしょうか?

ご多忙な日々であることは容易に推察されますので、お忘れなきよう、ここに、その証拠映像を公開いたします。



石木川まもり隊報道部、名カメラマンによるスクープ映像です!

 

過去40年間で淡水域の動物が81%も減少!?

世界自然保護基金(WWF)によると、野生動物の個体数が約40年前と比べて半数以上減ったという。
https://www.wwf.or.jp/activities/data/201610LPR2016_jpn_sum.pdf

特に、河川などの淡水環境に生息している生物が81パーセントと、最も大きく減少しているという。



その要因として、世界に約4万5000基もあるダムの影響が語られていました。

自然河川は淡水環境における原生自然域といえる。

これらの川の様々な自然の流れが、川の中と河岸の多様な形状を定め、形成していく。

自然のままに流れ、合流する川は、堆積物を下流に運び、氾濫原の土壌に栄養素をもたらし、異常気象から川を守る氾濫原と三角州を維持し、保養や精神の安らぎのための場を提供することから、多くの場所で欠かすことができない。

ほぼ例外なく、自然河川が残る場所は脆弱な淡水の生物多様性の拠り所となっている。

ダムなどの設備は、障壁を作ることにより流れを分断し、流れの規則性を変えてしまうことから、自然河川にとっては脅威である。また、ダムは長距離の回遊をする魚に対しても、回遊ルートをさえぎり、魚の完全なライフサイクルを困難にしたり、不可能にしたりするという影響をおよぼす。

こちらのサイトでも、この問題を大きく取り上げていました。
過去40年で動物の半分以上が消えた
(gigazine.2018年02月10日) http://gigazine.net/news/20180210-lost-50-wildlife-40-years/

「世界自然保護基金(WWF)」が行った発表によると、野生の陸上や海中、河川に生息する動物の個体数が約40年前と比べて半数以上減っています。その主な原因は、人々がエネルギーや食卓に並ぶ食糧などを用意する「文明的な暮らし」を行うための自然環境への開発や森林伐採であり、今後の生活の在り方を人々に問う状況となっています。

WWFの「Living Planet Report:生きている地球レポート」によると、約40年前の1970年代に比べ、野生動物の数が半分以上の58パーセントが減少したことが示されています。理由は人々の「消費行動」のため自然破壊の犠牲として、動物の生息域への「汚染」と「破壊」が原因とのこと。

1970年から2012年までにそれぞれの生息域の動物の個体数は、魚類などの海に生息している動物は36パーセント減少し、ゾウなどの陸上に生息している生物は38パーセント減、そして河川などの淡水環境に生息している生物が81パーセントと、最も大きく減少しています。また、鳥類のいくつかの種における劇的な個体数の減少も報告されています。

WWF淡水環境担当チーフアドバイザーのDave Tickner氏によると「河川は自然のシステムの大黒柱」です。河川は、陸上で起こった汚れを最後に引き取り、せき止める、そして水害を抑える役割がある」とのこと。また世界には主に4万5000基ものダムがあり、これらは河川を細かくわけるので河川の水流を妨げます。また、世界には高さが15メートル以上の大きさのダムが約4万5000基あります。Ticker氏によるとこれらのダムは「河川を細かく分断してしまうために、きれいな水の流れが損なわれてしまう」とのこと。さらに、世界人口は50年前に比べ4倍になりましたが、水の消費量は7倍となっている状況があり、これらが合わさることで「人類と河川の生物は水不足に陥るだろう」とTickner氏は述べています。

WWFの自然科学者であるKen Norris教授は、「もし、来週にイギリスのロンドンにある動物園の動物たちの半数が死んでいたら大ニュースになるでしょう。しかし、それが自然界にいる動物の半数でおきています」とコメント。

沖縄県民の投稿 石木ダム辺野古と同じ

最近、石木ダムに関する投稿記事が目につきます。いずれも頷きたくなるご意見ばかりですが、今日の記事は特に心に残りました。



特に後半、もう一度ゆっくり目で文字を追いました。

もし自分の目の前で〝大切なもの″が壊されるとしたら、体を張ってでも止めるのではないだろうか。

そう。そうなのです。今まさに大切なものが壊され奪われようとしているから、重機の前に座り込んでいるのです。それしか止める方法がないから。

法的な手順を踏めば問題ないと考えるのは思い上がりではないか。

ですよね。法は人間が作るもの。時の為政者により作られたもの。悪法もあれば、時代の変化と共に不要となる法もある。法は絶対ではない。そんな法を錦の御旗として、住民には問答無用の姿勢を貫くなら、それはまさに思い上がりに違いありません。

時代はいつも動き続けていて、人間はいつも、その時代にずっと問われ続けながら、何かしらの選択をしていかなければならないのだ。

そう。時代はいつも動いている。けれど、私たちはなかなか気づかない。徐々に変化する映像クイズのように。動きに気付いたときは既に選択をすべき時期を逸していることの方が多いもの。「茶色の朝」のように。

でも、遅すぎるということはないはず。

今日、2月4日はまさにその選択のとき。長崎では県知事選挙が、沖縄では名護市長選挙がおこなわれています。県民、市民の選択や、いかに?

 

2月1日の投稿記事も、是非ご一読を!



中村知事、住民との対話を約束!

1月31日、ついに知事が約束しました!地権者との直接対話!

もちろん、知事選が終わってからですが、約束は約束。選挙遊説中のリップサービスだったとは言えないでしょう。このように報道人も目撃していたのですから。



この日は本当にラッキーでした。
その運を呼び込んだのは、地権者の機転と判断力。

実は前日から、明日は現場での抗議は早めに切り上げてダム事務所の前で抗議行動しようかね~なんて相談をしていたのですが、朝、現場に到着する直前に携帯電話が鳴り、「そのまま役場に向かって!知事が選挙カーでその辺を通るって情報が入ったから!ゼッケンと椅子は・・・に置いておくからねー」と。

公会堂の駐車場に車を停め役場前の交差点に行くと、既に石木ダム反対のゼッケンをつけた20名ほどが集結し、知事はどうせ車で通過するだけだろうが、せめて石木ダム反対の意思を伝えたい、アピールしたいとの思いで立っていました。

そのうち、いま知事は川棚警察方面にむかっているとの連絡が入り、地権者の皆さんはそちらに移動。
しばらくして戻ってきた炭谷さんの話で、地権者と会って話し合うことを知事が約束したと知りました。
それはすごい!

これまで何度も県と交渉してきましたが、土木部部長をはじめ次長も河川課企画監も「伝えます」と言うだけ。
ダム事務所の所長も知事に頼んでくれていたようですが、どなたが邪魔をしているのか、いっこうに実現の可能性は見えてきませんでした。

それが、ほんの小さなチャンスを逃さず、数人の地権者が車に駆け寄って直談判した結果、あっさり知事はOKしたのです。(NBCのTVカメラが証人です)

知事が出した話し合いの条件は
●第三者を入れないなら面会の形は個別でも集団でもよい
●前提(計画を白紙に戻すとか話し合い中は工事を止めるとか)は無くす
でした。

それでは地権者は譲り過ぎではないかとか、県側の策略ではないかなど見る向きもありますが、私はそうは思いません。
まずは会うことが大事。話し合ってみることが大事。本気で向き合うことが大事。
それで相手が無理難題、姑息な手段を取ろうとしたら、引けばいいだけのこと。
その場その場の軌道修正は、川原住民の得意技です。

この日の知事との対話実現も、その得意技によるもの。
実は初めは石木ダム絶対反対の横断幕と幟を持ってきていたのですが、止めた方がいいとの連絡が入り、地権者は即実行。
選挙期間だからとの理由に、このアピールは選挙運動でもなんでもないのに…と支援者の中には納得できない人もいたのですが、結果的には、それが良かったんですね。
横断幕や幟を持った集団だったら、きっと車は素通りしたことでしょう。
少なくとも知事が降りてくることはなかったはず。

なるほどな~と感心しているうちに、再び選挙カーが役場前にやってきました。
しかも信号はちょうど赤に!
またまた炭谷さんは知事と会話でき、その上今度は炭谷さんに取材中だった長崎新聞の本社記者もたまたまそこにいたりして・・・幸運はまだまだ続きました。

信号が変わると車は去っていき、私たちも現場へ戻ることに。
その途中、山道橋で知事の車を待っていたこうばるの女性たちに会い、選挙カーは駅前の方に向かったのでここは通らないはずと伝えると、では石木の交差点で待とう!ということになりました。

石木公民館に車を停め、交差点で待つこと数分。
もう通り過ぎたかもしれないね~あれからちょっと時間が経ってるしね~などと話し合ってるところへ「来たよ!来たよ!」の声。
急いで道路に向かって並びます。

残念ながら信号は青に変わったばかりで車は通過していきましたが、それでもみんな「石木ダム反対」のゼッケンを胸に、手を振ったり、お辞儀をしたり。中には土下座した人も。

車が波佐見方面に去って行ったのを見届け、工事現場へ。
いつもの抗議行動です。

見事なフットワークでした。
その場その場で、状況の変化に応じ即断し、すぐに動き出す。
あるときは頑固親父そのもので、あるときは優しいお袋さん、変幻自在な住民たち。

山城博治さんのモットー「しなやかに、したたかに」を地で行く人たちです。
中村法道さん、どーんとかかっていらっしゃい!