八ツ場ダム事業費720億円増額

今月12日、国土交通省関東地方整備局は、

「八ツ場ダムの建設に関する基本計画」の変更について

記者発表しました。

何が変更になったかというと、事業費です。

これまでの約4,600億円が、約5,320億円に見直されました。

つまり、720億円の増額です。

八ツ場ダムの場合、事業費の増額は3回目のようです。

1986年の基本計画策定時には、事業費は約 2,110 億円でしたが、

2004年に約 4,600 億円に倍増され、

今回の変更約5,320億円で、当初の約2.5倍の金額になりました。 

8月12日付の日経新聞には「計画のずさんさが改めて浮き彫りになった」と書かれています

 

それにしても、720億円!

石木ダムが2つ半も造れる金額です。

なんでそんなに増額するの?と思いきや、

「変更に至った理由」として、このように書かれていました。

事業が終盤を迎え、基礎掘削が概ね完了したことにより、事業の詳細な内容が概ね確 定したことから、コストの精査を行いました。 コスト縮減の工夫をしてもなお、前回計画変更以降の状況変化により、基本計画に定 める「建設に要する費用の概算額」(事業費)を変更する必要が生じたため、今般、基 本計画の変更を行うものです。

要するに、これまで示していたのは概算額であり、

コストを精査してみたら、誤算でしたーってこと。

で、その主な要因は、

地滑りなど安全対策(141億円)

地質条件の明確化等による変更(202億円)

公共工事単価の変化(233億円)

と書かれていますが、

②については、要は、地質を見誤っていたということでしょう。

そして、①も②も、地元をよく知る市民から強い懸念が示され、ここはダムの適地ではないと指摘されていたにも拘わらず国は工事を強行し、その結果、対策費が加算されていったのでしょう。

国交省は自分たちの認識不足、見込み違いによる誤算のツケを平気で国民に押し付けるんですね〜

これからもっと増えるかもしれません。

③の工事単価の変化というのは、

建設資材や人件費の高騰、そして消費税の増税などのことで、

これは八ッ場ダムに限ったことではなく、当然石木ダムにもあてはまること

 

なのに、長崎県は全く工事費の変更については口にしません。

なぜ?

長崎県だけは資材が安く購入できる?人件費も以前のままで大丈夫?

そんなわけはありませんよね。

今はただ口にしないだけ。

公表の時期を選んでいるのでしょう。

おそらく、工事がある程度進んでからおもむろに…

ここまでやったらもう後戻りはできないな〜

と県民が感じてくれる時期を測って発表するのでしょう。

 

今回の八ッ場ダムのケースを、少しでも多くの長崎県民に伝えたいですね。

 

茶色のダム湖〜二風谷ダム

この写真を見て、一瞬、大雨による被害?と思ってしまいました。

どこかの堤防が決壊して、田畑が冠水してしまったのか、

あるいは、その畑の水が泥水となって川に戻ってきたところなのか…とか。

 

でも、違いました。

これはダムです。

洪水時でもなんでもない通常のダムです。

青色でも緑色でもない茶色のダム湖。

北海道にある二風谷ダムといいます。

アイヌの人々の暮らしと文化を犠牲にして造られたダムです。

 

そして、このダムは、完成後たった5年で堆砂容量を超える土砂でいっぱいになったそうです。

これ以上、土砂を溜め込まないよう、その上流に新たに平取ダムの建設を進めています。

そのダムができても、やがてそのダムも土砂でいっぱいになるでしょう。

大地も水も封じ込めようとする人間の傲慢さ。

 

今や清流「沙流川」は、泥の川となってしまいました。

もちろん魚業への被害も甚大です。

詳細はこちらをごらんください。

http://protectingecology.org/report/6462

 

二風谷ダムが完成したのは1997年。

10年後の2007年には1268万?の土砂が堆積してしまったそうです。

それは国交省の試算では230年で堆積するといわれていた量です。

 

国の予測や判断なんて、そんなものかもしれません。

石木ダムの治水効果や利水の必要性だって、全くいい加減なものなのに、

国交省は2013年、事業認定というお墨付きを与えてしまいました。

それを錦の御旗として、見直しもせず、ダム建設を強行しようとしている長崎県と佐世保市。

そして、住民の家も田んぼも生活も文化も、みんな水の底に沈めてしまおうとしています。

 

石木ダムの事業認定は取り消されるべきです。

国は恥を知るべきです。

自分たちの判断が間違っていないと言うのなら、

あんなに無惨な姿になってしまった沙流川を、まず清流に戻してください!

 

 

欠陥ダムの代表格?底抜けの大蘇ダム

熊本県産山村にあるヒゴタイ公園でヒゴタイを堪能した帰り、

友人の案内で寄り道したヒゴタイ大橋。

ん?川の色が草と同じ緑色!

もしや、川ではなくダム湖?

橋を中ほどまで進んで下を見ると・・・

 

やっぱり、遠くにそれらしきものが・・

ダムでした。

地図を見て確認。

これがあの悪名高き大蘇ダム!

当初事業費は130億円の見込みだったのに、595億円に大幅増加!

2005年3月に堤体が完成して試験湛水を行なったところ、貯水池の土壌に浸水が確認され計画延期。

2009年度からは、一部で農業用水の利用が開始されているが、計画の半分程度。

農林水産省は、2010年度から漏水対策を行っており、その事業費約8億4千万円は全額国費。

2013年度からの総事業費126億円は、国が7割を負担し、

残る3割を大分県、熊本県、竹田市、阿蘇市が受益面積に応じて負担することとされているらしい。

 

「ダイヤモンド オンライン」に詳しい解説記事が出ていました。

たいへん参考になる記事です。抜粋して転載させていただきます。

 

誰も責任をとらず、湯水のように注がれる修復費用
“底抜け”大蘇ダムに振り回される住民たちの失意

http://diamond.jp/articles/-/21290

 日本は世界に冠たるダム大国で、建設の実績と技術力の高さで他国を圧倒している。しかし、その一方でとんでもない欠陥ダムを生み出していた。代表事例が、水の貯まらない底抜けダムだ。ダム湖の底やのり面から水が漏れ出し、計画通りに貯水できないという欠陥品である。

  熊本県の大蘇ダムと北海道の東郷ダムが、その「底抜けダム」である。いずれも農水省が農業用ダムとして建設したもので、完成後に水漏れが発覚し、水利用ができずにいる。

 九州農政局は当初、水を待ち望む受益農家らに対し、この重大事実を明らかにしなかった。黙ったまま伏せていたのである。しかし、土地改良区の関係者が試験湛水のデータなどが示されないことなどに不審を抱き、水漏れの事実を突き止めた。こうして水漏れダムの存在が初めて、表面化した。

 大蘇ダムは阿蘇カルデラの北東斜面に造られた。周辺一帯はいわゆる火山灰地である。地盤が悪く、地元の人たちは当初から「水を貯めるのは難しいのではないか」と、語り合っていた。そもそもダムを造るような場所ではないと心配していたのである。

 大蘇ダムの事業着手は1979年で、当初の計画では事業費は約130億円と見積もられていた。それが約700億円にまで膨れ上がり、その上、実際に水を利用できるまで40年以上も待たされることになる。民間企業でこんな仕事をしていたら、間違いなく懲戒解雇ものだ。というより、会社そのものが存続し得ないはずだ。しかし、日本の役所の世界は極めて異質なところである。「水漏れ欠陥ダム」を造った責任を農水省の誰かがとったという話は、聞こえてこない。

 欠陥ダムの建設に関わったお役人が誰1人、責任を取らぬまま、血税が投じられるのはどう考えてもおかしい。納税者として到底、納得できない話である。

 

 

阿南市の洪水被害と長安口ダム

昨夜の報道ステーションで、徳島県阿南市の洪水被害とダムの関係について語られていました。

 

避難場所に指定されていた加茂谷中学校の2階まで浸水し、道路はまるで海のよう。

http://blog.goo.ne.jp/kamoda2jhs

住民は3階へ避難し無事でしたが、なぜここまで那賀川はあふれてしまったのでしょう?

住民の方は長安口ダムの放流の影響を口にしていました。

今回ダムの貯水率が90%になった時点で、毎秒5411トンの水が放流されたそうです。

以前も同様の放流をおこなったときに洪水になったとか・・

 

Wikipediaによると、

那賀川流域は剣山山系を流域に持つが、この山系は土砂が崩落しやすい地域であった。さらに産業構造の変化や海外からの安価な輸入木材が国内に流通するに伴い林業が衰退、植林されたスギ林はメンテナンスされず放置されていった。森林は適度に間伐されることで適度な保水力を有し土砂災害や土砂流出を抑制するが、このような複合的な要因で那賀川上流部では土砂の崩落が続出した。現在でも当該地域は国土交通省砂防部が指定する全国14の重荒廃地域の一つに指定されている。こうした土砂は長安口・小見野々・追立の各ダムに流入し、深刻な堆砂問題をひき起こした。特に追立ダムの場合、坂州木頭川が運搬する土砂が膨大であり貯水池は堆砂で完全に埋没。高さ15メートル以上あるにも拘らず現在ではダムとして認められていない。また小見野々ダムでは上流の歩危峡が堆砂で埋没、河床上昇による水害の被害を木頭村が訴えるようになった。そして長安口ダムでも堆砂が徐々に進行していった。

とのことです。

これでは、ダムは治水対策になるどころか被害を大きくしているように思えます。

過去(1971年)にも同様の被害があり、当時は毎秒5500トンの放流で、鷲敷町が浸水。

ダム操作の過失が水害を増幅したとして徳島地方裁判所に提訴。長安口ダム放流被害訴訟です。

地裁は過失を認め、国と県に損害賠償を命じましたが、国と県は高松高裁に控訴、

その後最高裁まで進み、住民の敗訴が確定しました。

 

ここにも書かれているように、

国策による林業の衰退、森林の荒廃が保水力を弱め、水害の要因を作っているのに、

国や県というところは、どうしても自分たちの過ちを認めようとはしません。

 

私たちの身近ではイサカン然り、石木ダム然り、

途中で間違いだと気づいても、あらゆる言い訳を並べて押し通す。

無駄な公共事業を進め続ける。

その結果、自然破壊を促進し、その影響は洪水となって、渇水となって私たちに降りかかる。

事前にそれをくい止めようとすると、公共工事を妨害する不届き者として訴えられる。

それがこの国の今の現実。

 

でも、諦めず、ダメなものはダメと抗い続けたいと思います。

あとで後悔したくないから。 
 

いずこも同じ 架空予測 〜 当別ダムの場合

ダムを造るために過大な水需要予測をでっちあげるのは、石木ダムに限らず、どこでもやられていることのようです。

特に北海道の当別ダムでは、以前それがかなり大きな問題になったこともありましたが、

形式的な再検証をして問題無しとして事業は進み、

2012年10月に完成し、2013年4月供用開始されました。

そして、それから約1年後の今年3月、札幌市水道局は新たな水需要予測を公表しましたが、

それは、これまでの予測を大幅に下方修正したものとなっていました。

札幌市水道局による次期中期計画の
http://www.city.sapporo.jp/suido/c03/c03third/documents/h25-2mizu-3.pdf
最終ページのファイル59「日最大給水量」のグラフを見ると、

将来(2035年度)の予測値は、一日61.8万㎥となっていて、

直近(2012年度)の実績値よりやや微増といった程度で、妥当な予測だと思われます。

ところが、これは前回(2007年度)の予測よりも25万㎥も下方修正したもので、

前回の予測がいかに過大で、でたらめなものであったかということを示しています。

 

当時は、一日最大給水量が67万㎥ほどだったのに、2035年度には87万㎥にまで増大する、

しかし保有水源は83万㎥しかないので、4万㎥足りない、

よって当別ダムが必要だと主張していたのです。

 

人口は減少しているのに、今後20万㎥も増えるはずがないと市民団体は抗議しましたが、

聴く耳を持たず、ダム事業は進められ、一昨年秋に完成、昨年4月から運用が開始されました。

ここまでくれば安心。

もう嘘の需要予測は不要ということなのでしょう。

今年の新予測では、2035年度の一日最大給水量は61.8万㎥というまともな数字が提示されています。

なんとまあ、ゲンキンな!というか正直というか・・・

 

前回と今回の予測をわかりやすく示したグラフがあります。

水源連の嶋津暉之氏によるものです。

 

 

「ダムができれば、架空予測は用無しということです。

 このように、ダム参加の口実をつくるための架空予測が罷り通ってきているのです。」

(嶋津氏コメント)

 

 

小国川漁協、最上小国川ダムを容認

6月8日、山形県の小国川漁協は総代会を開き、最上小国川ダムについて話し合いました。

 

アユ釣りのメッカ?最上小国川に治水目的の穴開きダムの建設が決まったのは2006年。

しかし漁協はダムができれば清流が失われアユの生育に打撃を与えるとして、反対してきました。

その先頭に立っていた組合長の沼沢氏が、心労のため命を絶ったのは4ヶ月前のことです。

新しい組合長高橋光明氏は、あらためて組合員の意思を確かめることにしました。

 

約3時間半にわたる議論の末、ダム建設を容認するかどうかの無記名投票を実施。

結果は、賛成57票、反対46票で、賛成票が過半数を占めました。

 

高橋組合長は10日県庁で吉村知事と会談し、ダム建設を容認すること、

しかし、漁業権の補償については同意を得ていない、まだ時間がかかることを伝え、

知事も「それまでは本体工事は進められない」との認識を示したそうです。

 

執行部は、なぜ総代会の受け入れ決議に漁業権の変更について触れなかったのか?

それは、漁業権に触れていた場合、特別決議になり、3分の2以上の賛成が必要になるから。

漁協の定款は「漁業権またはこれに関する物件の設定、得喪または変更」について、

総代会の3分の2以上の賛成を求める「特別決議」が必要だと規定しています。

今回賛成派が上回っていたとはいえ、3分の2にはほど遠い差だったので、

漁業権に触れれば、ダム建設そのものも認められないことになるとわかっていたからでしょうか?

 

でも、ダム建設を認めることは漁業権とも繋がっているので、別問題ではないと思うのですが。

今後、県が詳しい補償案を漁協に示した後、漁協は再び総代会か組合員総会を開き決議するらしい。

稚アユ中間育成施設の老朽化や井戸水の枯渇の問題に直面している漁協は、

それらの対策を早急にやってほしいと訴えているようです。

 

結局は県と漁協の利害の一致をはかるのでしょうか。

目先の利害の。。。

漁師や、趣味の釣り人など、漁協組合員にとって本当の利益とは、いったい何?

最上小国川が清流であり続け、アユがたくさん元気に棲み続けることではないでしょうか。

 

八ッ場ダムで失われる吾妻峡

八ッ場ダムに反対しつつも、実は現場に行ったことはない。

写真で見る吾妻渓谷の美しさと、

それを破壊する根拠を持たないダム計画の無謀さを知ると、賛同できるわけがない。

(石木ダムやその他のダムと全く同じ)

 

本当は、もちろん、その場に行って、自分の目で見て感じることが大事。

でも、距離的、物理的、時間的に無理な人は多い。私も同じ。

 

で、つい最近目にした、あるカヤッカーによるブログ記事を紹介します。

http://nomadohouse.blogspot.jp/p/blog-page_9040.html?spref=tw

をよく知る人だからこその、迫力ある言葉に圧倒されました。

 

人を寄せ付けない「吾妻渓谷」。

断崖絶壁が渓谷出口まで続くため、途中で エスケープ出来るルートはないらしい。

岩肌から重々しく伝わる威圧感を撥ね退けながら慎重に進み、下りきった彼が思ったことは…

 

自然が豊かといわれる群馬県だが、ほとんどの川はダムで分断されている。

ダムが出来るとダム直下は苔が生え、岩は汚泥でヌルヌルになり、水は淀んだ状態だ。

 

もうダムによる政策は止め、後世に日本の素晴らしい川を残したいと、

自然の恩恵を受けている私たちは切実に思う。

 

今までダム問題に翻弄された地元の方々の苦悩は大変な思いで、

ここまで来たらもう建設すべきだという意見もある。

 

だが実際この渓谷を目の当たりにした時、中途半端な気持ちから一気に確信へと変わった。

「やっぱりこの渓谷は絶対に壊してはいけない」と。

 

ダム中止で地域元気に!

滋賀県の多賀町に総事業費398億円をかけて建設予定だった芹谷ダム。

ダムに依らない治水を目指す嘉田由紀子氏が知事に就任後、慎重な検証検討の結果、

2009年1月建設中止を決定。

と同時に、水没予定地区の地域振興に力を入れてきました。

昨年3月までに家屋改修や合併浄化槽の整備などを終えて、

来年度にはバイパス道路工事も完了の予定。

昨日視察に訪れた嘉田知事は、その後の地域の様子を自分の目で確認するとともに、

住民の声にもしっかり耳を傾けていたようです。

今日の新聞各紙が報じています。

 

中止で「地域に元気」 知事、芹谷ダム水没予定地視察
(中日新聞滋賀版2014年4月21日)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20140421/CK2014042102000045.html

 
嘉田知事が視察 多賀町・彦根市 ダム中止の元予定地で振興事業 
(産経新聞滋賀版2014.4.21 02:03)
 
 
 
嘉田知事は
「地域に元気が戻りつつあり、地域振興策で過疎に一定の歯止めはかけられた。
今後の課題は獣害対策で、前向きにやっていきたい」
と述べ、
「水谷地区むらづくり懇話会」の谷口俊夫会長(64)は
 
「ようやく夜が明けた感じだが、整備は遅れた。過疎対策の支援はこれらかも必要だ」
と県のさらなる支援を求めていたということです。
 
 
 
ほんとに素晴らしいな〜と思います。
 
知事が決断すれば、無駄なダムは止められる!
 
一日も早くその決断をすれば、一日も早く水没予定地は救われる!
 
一日も早くその決断をすれば、一日も早く税金の無駄遣いが止められる!
 
水没予定地の必要な地域整備にお金を使い、地域生活は快適になり、人口流失も防げる!
 
水没予定地だけでなく、無駄遣いが減った分、必要なところへ税金がより有意義に使われる!
 
 
 
これらのことが、知事の決断で実現できるのに…
 
それをやる知事とやらない知事の違いは、どこからくるんだろう?
 
やれる知事とやれない知事の差は、いったいなんだろう?
                             

 

清流 最上小国川を守り続けた 沼沢勝善さん 無念の死

山形県の小国川漁協組合長 沼沢勝善さんの訃報は、

私たちに大きな衝撃を与えました。

ダム建設に反対の声を上げ続けた方の無念の死です。

 

昨日告別式が執り行われたそうです。

「最上小国川の清流を守る会」共同代表による弔辞がご自身のブログに掲載されていました。 

http://kusajima.exblog.jp/19457247/?fb_action_ids=593081377439975&fb_action_types=og.likes&fb_source=other_multiline&action_object_map=%5B1420902964821885%5D&action_type_map=%5B%22og.likes%22%5D&action_ref_map=%5B%5D

一部ご紹介させていただきます。

 

今日も小国川は、流れています。

清らかな、川が流れています。

アユ、サクラマス、イワナ、ヤマメ、ハナカジカ、が数多く泳ぎ、

そして夏は、子ども達がザッコしめする。

釣り人が全国から訪れる豊かな川が、今日も流れています。

それは、貴方が信念と行動をもって守り続けてきた小国川です。

 

流域小委員会は10人の委員会、9名のダム推進論者に囲まれた中で一人、

沼沢さんだけが、小国川や赤倉温泉で起きている真実を語り、

ダムによらない治水を訴えておられました。

 

昨年末山形県と水産行政が、漁業権の剥奪を楯にしダム建設を強要するという

法的にも不当といえる脅しをかけてきました。

 

権力の巨大な圧力からどうしたら小国川を守り、組合員の方々を守れるのか。

毎日毎日ずっと、懸命に全身全霊で考え続けておられました。

 

そして、ついに貴方を死に追いこんでいった

この政治や行政の病理、理不尽に、私達は、憤りをもたずにはいられません。

 

貴方は出席した「協議会」の中で、漁協の代表としてこう述べています。

改めて噛みしめたいと思います

 

  最上小国川は、ダムのない川であるが故に、

ことさら「清流小国川」として広く知れ渡り、

最上町と舟形町のかけがえのない観光資源であり、

流域の人々に計り知れない多くの恵みをもたらしていることは

誰もが認めることであります。

 

小国川漁業協同組合は、川に生息している魚族の生態系を守る事

及び繁殖保護に努めることを使命として、永年努力しております。

ダムが造られれば、これまでの自然環境に変化を及ぼし、

特に河川の生態系に悪影響が及ぶことを回避することはできません。

 

生息している魚族の生態系を守り、これらの増殖保護を行いながら

良好な漁場を維持していくことを使命とし、豊かな自然環境を後世に

引き継ぐため努力している私共小国川漁業協同組合は、

ダム建設を看過することはできないのです。

小国川に育っている魚種は、質、量とも一級品として多くの人々から

認められ、自然豊かな素晴らしい川として羨望され、

たくさんの釣り人が訪れるのです。

恵まれた自然環境は、人の手によって造られたものではありません。

多くの豊かな漁場があり、「清流小国川」として広く世間に認められ

ている大きな観光資源を未来に引き継ぐためにも、

最上小国川の治水対策はダムに依らない対策を要望します。

 

全身全霊で語られた、その言葉を私達は絶対に忘れません。 

 

沼沢勝善さんのご冥福を心からお祈りいたします。

 

八ッ場ダム本体工事の中止を求める署名にご協力を!

「八ッ場あしたの会」からの呼びかけを転載します。
 
文中にあるURLをクリックして、同会HPで詳細をご確認の上、
署名にご賛同いただけたら、たいへん嬉しいです。
 
 
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
八ッ場あしたの会より、親愛なる皆さまへ

メールで失礼いたします。(重複送信の方ご容赦ください)

 
安倍政権は今年秋、八ッ場ダムの本体工事に着手するとしており、
名勝・吾妻渓谷では本体準備工事が始まろうとしています。

負の遺産となることが明らかな巨大公共事業により、
かけがえのない自然環境と文化遺産を破壊してしまっては、
将来の世代に顔向けできません。

八ッ場あしたの会では、八ッ場ダム本体工事の中止を求めて、
当会のホームページに呼びかけ文を掲載しました。

http://yamba-net.org/shomei/

上記ページをご覧になり、趣旨にご賛同下さる方は、
是非、ネット上でご署名下さい。

 

署名用紙でご署名下さった方々のお名前と共に、国に提出させていただきます。
このネット署名により、八ッ場ダム反対の世論がさらに高まることをめざしています。
メール転送、ツイッター、フェイスブックなどでもご協力いただければ幸いです。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
八ッ場ダムは遠い群馬県に建設予定のダムですが、国営ダムであり、
つまり私たち国民のお財布から出たお金で造られるダムです。
私たちと無関係ではありません。
 
国民の義務として支払っている税金ですが、
政府にプレゼントしてるわけではありませんので、
好き勝手に使わないで頂きたい。
納税者として「こういうことに使ってほしい、こういうことには使わないで」
と意思表示する権利があると思います。
そういう意味でも、私はこの署名に賛同しました。
もちろん、吾妻渓谷の偉大な自然を守りたいという願いを込めて。。
 
 
八ッ場ダムは2009年民主党政権誕生と同時に前原新国土交通大臣が中止宣言。
あの時は本当に嬉しかった
やっと無駄な公共事業を廃止して「コンクリートから人へ」に移行するのかと
期待しましたが、その後河川官僚の巻き返しを受け、あえなく撃沈。。
無意味なダム検証を経て、当時の前田武志国交大臣が継続のお墨付きを与え、
今ではちゃくちゃくと本体工事に向かっているようです。
 
この流れを止めるには、やはり意思表示が第一歩ではないでしょうか。
八ッ場ダムは造るべきじゃないor要らないと思っているなら、
意思表示しなきゃ伝わらない。
現状を認めることになってしまう。。
首都圏の皆さんだけの問題じゃない。
私たち自身の問題。
不要なダムがどんどん許されていったら、
石木ダムにもその流れが押し寄せてくるでしょう。
(もう十分きていますが)
 
どこのダムでも不要なものは止めましょう。
無駄な公共事業は減らしましょう。
いま国のお金を本当に必要としている人々や事業はたくさんあるのですから。
まず、原発事故処理!災害復興支援!
避難解除になっても荒れ果てた自宅には戻れないし、
行く当てもなく避難所生活を続けているお年寄りがたくさんいます。
年を越すためのお米や毛布を送って下さいとのSOSが年末に届きました。
こんな人たちのことを顧みない現政府は、まさに「人よりコンクリート」主義。
このままでいいの?
 
ネット署名にはメッセージ欄もあります。
メッセージも一緒に八ッ場あしたの会さんが届けてくれます。
 
 
 
拡散よろしくお願いします。