雑誌の2ページにまたがる風景の写真。
野花が咲き乱れ、見慣れた看板「売って泣くより笑って団結 WE LOVE KOBARU」。
もちろん、ここは川原ですが、あらためて川原の美しさを実感しますねー
野の草花の生き生きとした姿に、見ているだけで元気をもらえそうです。
何を隠そう、この写真、私が撮ったのですゾー!
エヘン、エヘン。
アーサーさんのエッセイの挿絵に使って頂けるなんて・・・写真も私も幸せです。
この記事が掲載されている雑誌はこちら。
日々の暮らしの中にある季節感、祭や行事など、その土地ならではの風土や文化、伝統、
地域の人々が大切に伝えてきた知恵や技、かけがえのない自然…
そんな、大切に守り伝えたい「いいもの・いいこころ」を広島から発信する雑誌なんだそうです。
素敵ですね。
その雑誌に、7月下旬に川原にやってきたアーサー・ビナードさんが、
石木ダム問題のことをエッセイ風に、アーサーさんらしい言の葉で書き綴ってくださいました。
「今からでも遅くない」というタイトルで。
何が遅くないのか?
それはダムを止めること。
石木ダムを止めること。
この豊かな里山の生きものたちや人々の暮らしを葬り去ることの過ちにみんなが気付いて、
「とめなきゃ!」と本気で思えば止められる。今からでも遅くない。
70年前の原爆は止められなかった。
その歴史はどんなに悔やんでも、後から止めることはできない。
でも、石木ダムは、まだ何もできていない。
そう。これからでも遅くないんですよね!
そのことに、アーサーさんが気づかせてくれました。。