3日前、こんな声が長崎新聞「みんなのひろば」に掲載されました。
投稿したのは高専の先生。
高専=工業高等専門学校があるのは、県内では佐世保市のみです。
佐世保にある学校の先生が、石木ダム建設予定地を生徒と共に歩いた
「学生たちにここで営まれている人々の暮らしや、ダム建設で水没する予定の地域を見てもらい、
感じ、考えてほしいという意図があった」と言う。
「基本的人権」と「公共の福祉」をどう秤に掛けるか。
財産権を法の力で侵害してまで建設を進めなければならない大義があるのか。
現地を見てこの疑問は大きく膨らんだ。
「佐世保の水道水は、土地を強制収用された人々の苦しみを背負っているのだ」
と伝えなければならない事態は避けたい。
と結ばれていました。
生徒さんたちはどう感じたのでしょう?
それが一番知りたかった・・
でも大丈夫。きっと。
この先生の生徒さんなら、自分の目で見た光景をまっすぐに受け止め、
自分の頭で考えてくれるでしょう。