石木川が川のままであり続けることの大切さ、
そのことに気づかせる新たな視点が、魚類生態写真家によって指摘されました。
江戸時代、シーボルトが世界に紹介した日本の淡水魚の採集地が石木川だったらしい・・・
それらの魚は貴重な標本として、いまもオランダの博物館に保存されているそうです。
標本魚たちの産地である川が失われたら、生物学の研究にも大きな損失をもたらすだろう。
石木ダム計画に反対して半世紀も闘い続けている住民が守ってきたものは、
自分たちの暮らしだけではない。
日本の原風景であり、日本の生態系であり、日本の自然そのもの!
と新村さんは断言しています。
それに、シーボルトもきっと悲しむだろうな〜