あれれ・・?
がら〜ん! 今回は受付会場の準備が何もできていません。
前回は、
こんなでしたよね。椅子やテーブルでバリケードまで作って・・・
今回は受付のテーブルさえ用意されていない。。。
12時半を過ぎた頃でしょうか(時間の確認はできていませんが)、
ようやく収用委員ご一行が事務局(県職員)と共にやってきました。
道を開けてください、通してください、邪魔をしないでくださいと職員が声をかけても、
みんな背中を向けて応じません。
委員の一人が、そんな地権者たちの写真を撮ろうとしました。
支援者の一人が条例違反だと制すると、「そっちも撮っているじゃないか。それにそっちは公務を邪魔している。公務執行妨害だぞ」と脅すような口調でした。
しかし、委員も事務局も、ものの5分ほどで諦め、引き揚げていきました。
そして、これまたすぐに職員がやってきて「本日の審理は中止となりました」の紙を貼っていきました。
会場の外で記者団に囲まれた戸田会長は、質問に対し、
「今日の結果は残念だ。今後の対応はまた委員の皆さんと話し合って検討する」と答えていました。
他の委員の皆さんからは、「阻止行動は違法だ!」「なぜこんなことが許されるのだ?」「我々は公務をおこなわねばならない」など怒りに満ちた発言も聞こえてきました。
委員が立ち去った後、記者団は、その答えを求めるように、今度は地権者にマイクを向けました。
地権者のSさんは、こう答えました。
既に田畑の一部がが収用された
強制収用が現実のものとなってしまった
この委員会は公平公正ではなかった
審理が進めば新たな土地も家も奪われてしまう
それを止めるには、収用委員会を開かせないこと
我々は地権者として、その意思表示をしていくしかない
我々は土地を守り、地域を守る
それは我々の権利であり、それを収用委員にもわかってほしい
しかし、委員は聞く耳を持たない
だから背中を向けた
無言の抗議だ
それが我々の主張だ
この言葉を、収用委員会委員の皆様に届けたい。
少しは地権者の思いを理解して頂けるはず。
と思うのは甘いかな〜