石木ダム事業で県「裁決申請」 収用対象 全てが手続きへ
NBCニュース
長崎県は11日、ついに残り9世帯の家屋や土地を強制収用するための「裁決申請」を行いました!
これで、こうばる13世帯全部の土地を強制収用するという意志を明確にし、そのための手続きに入ったのです。
今回新たに収用採決を申請した土地はおよそ9万平方メートル。
そこには、あの川原公民館も含まれています。
川原住民の会議室であり、集会所であり、宴会場であり、イベント会場でもある、名物公民館です。
毎月5団体による連絡会議もここでやります。昨日もやったばかり。
先月はピースボートのお客様がやってきましたが、どんなお客様でも、団結料理で大歓迎。
知事や国会議員がやって来た時も、ここで意見交換。
こうばる住民の、笑いと怒りがいっぱい詰まった心臓部なのです。
そんなこと、県は「知ったこっちゃない」と言わんばかり。
何が何でも造る!ということのようです。
現在審理中の4世帯の家屋を含む、およそ3万平方メートルの土地も、まもなく裁決が出るのでしょうか?
記者会見で県土木部の吉田慎一次長は、
「歩み寄れる部分を模索するなかで、もしかすると一度に解決することも淡い期待を持っている」
と語ったようですが、本気でそんなことを考えているなら、よほどおめでたい方ですね〜
というか、学習能力、理解力、推察力の乏しい方と言わざるを得ません。
こうばる住民の覚悟のほどがなーんにもわかってない!
半世紀の時の重みもなーんにもわかってない!
闘いはこれから・・・