6月19日午後1時半、長崎地裁佐世保支部前。
2時からの石木ダム妨害禁止仮処分審尋の門前集会です。
通行妨害で訴えられた19名を代表して、地権者のS子さんが挨拶。
今こうばるでは、ほたる祭りも田植えも終わり、やっと日常が戻ってきましたが、それでも私たちの日常の中には、24時間体制の見張りと抗議行動があります。
だんだん暑くなってきたので午後からは大変ですが、みな頑張っています。
私たちは、自分たちの住む権利を求めて、勝つまで闘います。
皆さん、ご支援よろしくお願いします!
2時からの審尋は、10分ほどで終了。
その後、いつもの報告集会の会場へ。
5回目の審尋。仮処分としては異例の長さでしたが、いよいよこの日で審理は終了。弁護団によると、裁判長は「9月を目途に決定を出す」意向を示したそうです。
審尋だけでなく、審尋後から決定までの期間も長い。ということは、それだけ裁判所が丁寧に判断をしたいということではないだろうか。
高橋弁護士のコメント。
決定がいつになろうが現場の闘いは変わらず続けられるだろう。
皆さんを支えているのは世論。
これをより発展させていけるよう頑張りましょう。
板井弁護士のコメント。
このような闘いが何十年も続けられていいのか?
チェックをするシステムが必要であり、
裁判所もその機能を果たす努力をすべきではないか?
大型公共事業は行政や企業が決めるのではなく、
そこにいる住民の意思で決められるべき。
そのためのルール作りが必要で、
そのためにも共に頑張っていきましょう。
次の裁判は、7月10日(月)16:00~、同じ佐世保支部です。
この日は、石木ダム工事差止訴訟の第1回目です。ぜひ多くの方が傍聴に来て頂けますよう、よろしくお願いします。