これは、ライフ企画が発行する月刊誌「99」(NINETY NINE VIEW) の8月号(8/11発行)の表紙です。
あれー?どこかで見た景色だけど…
もしかして…あそこ?
そう!あそこです。「こうばる」です。
佐世保市にあるライフ企画さんは、週刊誌や月刊誌を発行し、食やショップ、イベント等、佐世保のあらゆる情報を提供してくれる、市民に愛され頼りにされている情報発信基地です。
とはいえ、新聞やテレビ、ラジオとは違って政治に関わるテーマはほとんど掲載されません。そんなタウン情報誌に、なんと石木ダムについて4ページも!書かれていました。もうビックリ!です。
何が起きたの??
と、思いますよね~
佐世保市外の人たちのために、ここに掲載させて頂きます。この情報誌は販売物ではないし、ライフさんは包容力のある会社なので、許してくださるでしょう。
ハハーン、なんとなく読めてきましたゾ。
ライフさんもそう言えば数年前、佐世保市民に石木ダムについて誌上アンケート調査をなさってましたっけ。石木ダムは必要?or不要?と。でも、ほとんど反応がなかったんですよねー
で、今回、パタゴニアさんがおこなった県民アンケートの結果を見て、もう一度佐世保市民に問いかけたくなったのでしょうね。
「石木ダム建設は市民の願い」という標語を市内各所で目にするけれどが、あなたは本当に願っていますか?と。
そして、次のページでは、「ライフさせぼ」創刊者の小川照郷氏とパタゴニア日本支社長の辻井隆行氏の対談。
うーん。聞きごたえ、ではなく読みごたえがありますねー。
世代も、育った環境も、取り組んできた仕事も全く異なるお二人ですが、とても共感し合えているように感じます。おそらく、大切にしていることや目指す未来が似ているのでしょう。
お二人の会話の最後の部分を佐世保市長や市議の皆さんに、ぜひ読んで頂きたい。
小川「僕が山を楽しむのも行政に期待していないからかも。個人の楽しさから豊かさが生まれ、それが家族や地域を豊かにすることだと思っています」
辻井「もし佐世保市が石木ダム建設を見直したら、これも行政代執行と同じく日本のダム史上初になります」
小川「その方が素晴らしいじゃないですか!」
辻井「一回決めたことより、もっといいものがあれば、話し合える自由な空気がある街として、佐世保は魅力的な地方のローカルモデルになるのではないでしょうか」
市民「そうなってほしいな~」(陰の声)
石木ダムの重要性は少し理解出来ます。しかしながら犠牲と無駄が測り知れず、県民の一人として建設は許せません。 怒りも悲しみも大なるものです。なぜ多勢の便利のために少数の生活の場を奪うのか?生活権、人権の強奪です!佐世保市長も水が欲しいなら手前の庭に井戸でも掘れば良い。長崎市に於いてはダムの水の確保の努力に併せ、市民の雨水利用のための設備の補助もしておるとのこと、佐世保は他人の生活と人権を奪って県民、国民の血税を粗末に使い、市民の皆は、望まぬ水を手に入れて水洗便所の水にしたいのでしょうか?佐世保市民の一人ですが、水に不自由してもダムは望みません。阻止したい!!
そもそものきっかけは川棚町の水害から持ち上がった話しでしょう。地球温暖化で何処に豪雨が起きるか分からない時代です。石木ダムを造っても、川の氾濫には役に立たないかも知れません。佐世保市の水事情も何十年に一回あるかの話です。その時は前回のように各自治体でシェアーすれば済むことです。自然を守ること、これが大事ではないでしょうか?