今日は、曇りのち晴れ、一時ドシャ降りの忙しい空模様でしたが、私たちも市役所や裁判所、中央公民館などを駆け巡る忙しい一日でした。
石木ダム工事差し止め訴訟第6回口頭弁論の前に、まずは、市役所と水道局前でチラシ配り!
配ったのは、6.30講演会のチラシだけじゃなく、パンフレットも一緒に配布。
事業認定取消訴訟の判決を前に、これまでの流れや争点、そして原告の思いなど全てが詰まった集大成ともいえるパンフレットです。
快く受け取ってくださった職員の皆様、ありがとうございます。
どうか、お時間のある時に、ゆっくり目を通して頂ければと願っています。
お陰様で、わずか30分(8:00~8:30)の間に、約650部を手渡せました~
終わるやいなや、いったん帰宅。
汗を流して、一息ついて、今度は長崎地裁佐世保支部へ。
今日も門前集会には沢山の地権者や支援者の方が集まりました。
中には、初めて石木ダム訴訟を傍聴に来た若い女性お2人も!
子育て世代のお母さんたちにも関心が広がっているのかな?
この法廷画はその若い女性が描かれたもの。すごいですねー
さて、今日の内容ですが、県や佐世保市から提出された準備書面には、工事の必要性や権利性について、新たな主張は全くありませんでした。
前回期日において、佐世保市の代理人は原告代理人の弁論に「反論します。その反論をまとめるのに2ヶ月ほど頂きたい」と言ったのです。
私たちは、どんな新たな反論が出てくるのか大きな関心を持って待っていたのですが・・・出てきた書面は、正味1ページにも満たないもので、その内容も取消訴訟で国が述べたものを証拠としており、新しいものはなーんにもありませんでした。
そうなるとこちら側も追加の主張をする必要もなく、次回期日は9月12日(水)15時と決まりました。
今後について、報告集会で弁護団は次のように説明しました。
これで原告被告双方の主張は出揃った。
今後は原告側がその主張をどう証明していくかという段階に入る。
工事の必要性については取消訴訟の方で尋問しているので、こちらの裁判では権利侵害の重大性について現地住民の方に証人尋問をやりたいと考えている。
佐世保市民への証人尋問もすべきかどうかなど具体的なことは、7月9日の判決を踏まえた上で考えたい。
さて、その7月9日の判決ですが、どのように受け止め行動すべきかについても説明がありました。
勝った場合、国に控訴させないことが大事で、そのためのアピールを行う。
負けた場合、県は手放しでは喜べないはず。強制収用しなければならない。
住民13世帯の家を壊し追い出すという非道なやり方を世論が許すはずがない。
負けた時こそ、私たちは顔をあげて立ち上がり、闘い続ける意思を示そう!
ということで、判決当日と翌日の行動予定をお知らせします。
7月9日(月)
13:15~判決前決起集会(長崎市立図書館多目的ホール)
14:30~傍聴券抽選
15:00~開廷(判決)
16:00~長崎県庁へ要請行動
18:00~報告集会(長崎駅前いきいきひろば:交通会館ビル3階)
7月10日(火)
10:00~佐世保市へ要請行動
15:00~九州地方整備局(福岡市博多区)へ要請行動
ご都合のつく方はぜひご参加を!よろしくお願いします~
図書館で借りたBE-PALで、石木ダムの事を初めて知り、衝撃を受けました。
隣県の岐阜の徳山ダムを見た時、村人の悲しみや無念が、私の心を突き刺しました。
石木ダムは反対です。
私にできることで応援したいです。
ヨシザワマリコ様
初めまして。応援、ありがとうございます!
石木ダム問題に出会い、ダムについて何も知らなかった私がダムのことを知ろうと図書館で借りてきた1冊が「水になった村」でした。
その後、映画も観ましたし、写真集「おばあちゃんは木になった」も買いました。
徳山ダムを訪れたことはありませんが、私の中にも深く残っているダムです。
徳山村の写真を撮り続けた大西暢夫さんは、こちらにも時々いらっしゃいます。
現地こうばるの皆さんを見守り、応援し続けてくださっています。
有難いです。
BE-PALの記者さんにもヨシザワマリコさんからのコメント転送させて頂きますね。
きっと喜ばれると思うので。
これからも時々覗いてくださいね。
よろしくお願いいたします。
松本美智惠