みなさん、遅くなりましたが、佐世保市水道局へ再質問状を提出しましたので、ご報告します。
11月29日のブログでもお知らせしたように、水道局から届いた回答はたいへん丁寧で誠実な内容でした。提出4団体の一致した見解としては、公開の場で説明会を開いて頂けないのはたいへん残念だけれど、今回示された誠意をしっかり受け止めて、今後に繋げようということになりました。
つまり、佐世保市民としての共通の目的(佐世保の水の未来にとって、より良い選択をするために、情報や意見を交換し合って理解を深めよう!)に沿って、今回いただいた回答をまずは理解し、その上で再質問があれば提出しようということです。
そして、みんなで感想や意見を出し合い、まとめたものがこちらです。
数人の方に「その後どうなったのですか?」とのメールやお電話を頂きました。
関心を持って頂いている方、ありがとうございます。
また、ご意見やご感想など遠慮なくお寄せ下さい。
みんなで考えていきましょう~
平成23年の9月定例佐世保市議会で、19年の水需要予測の実績値との大きな乖離を問われた当時の川久保水道局長は、「リーマンショックや予測直後の渇水の影響で水需要が抑制されたのが原因。これは一時的なもので、いずれ回復する」と答弁していました。
つまり、「予測は正しかった」が、「不測の事態が生じたために実績値との間で乖離が生じた」しかし、これは、「一時的なもので異常な事態」なので「いずれ予測値に近い値に回復する」という認識でした。
24年予測は、リーマンショックのような経済危機も起きず、大きな渇水もなかったにもかかわらず実績値との乖離が19年予測と同じようにはんぱなく大きくなっています。さて今回は何が原因で大きな乖離が生じたのか、という疑問がわいてきて当然です。
しかし、今回の水道局の回答は、「事故や災害等がなければ必然的に予測された数値より少ない水量となります」「平時においては予測値が実績値を下回ることが通常に想定される」
としてしています。なんかおかしいですよね。
乖離は、「一時的、異常な事態」だったのがいつの間にか、「必然的、平時では通常に想定されること」と真逆の認識になっています。どう考えても矛盾しています。佐世保市水道局にはこの矛盾についても説明してほしいです。
「予測が間違ってました」って正直に言ってしまえばこの矛盾は簡単に解決しそうですけど・・・。