3月11日夜7時から関係住民説明会が開かれました。
6日の討論会と同じ会場です。
でも、席はがらがら…。
大地震の発生で、町民はテレビの前に釘付けかな?
それとも、6日の6時間にも及ぶ討論会でもう十分!と思ったのかな?
県は「説明会」と名付けていますが、
県側の説明は短めに切り上げ、ダム推進・反対、双方の意見を聴いてくれました。
が、それは、やはり聞き置くだけ。
質問への簡単な答えは返すけど、決して議論しようとしない。
逃げていると思いました。
推進派の人はもっと露骨です。
「こんな説明会はもう止めてもらいたい、不愉快だ」
「説明なら新聞にちゃんと書いてある。それを読めばわかるはず」
この方たちを荒瀬ダムにお誘いしたい。
雪浦ダムにご案内したい。
そこの住民の方々のお話を聴いてもらいたい。
そう思いました。。
いま日本中の目が注がれている福島原子力発電所。
半径20km以内からの避難勧告が出ている。
原発を誘致する時は、県も町も住民に言ったはず。
原発がどんなに安全か。原発で雇用は生まれ、観光客は増え、補助金は付き、町は栄えると。
でも、現実は・・?
常に命に関わる危険と隣り合わせで暮らしていかなければならない。
今回のようなことが起こって初めてそれに気付いても、もう遅い。
いま、非難の途中で被爆した人も出てきている。
原発作業員に死者も出ている。
ダムも原発も同じ。
造るときには美味しい話しか言わない。
造った後で被害が起きても責任は取らないし、取れない。
私たちの暮らしは、私たち自身で考え、選択しましょうよ。
何が本当のことなのか、
一緒に考えていきましょうよ。
まだ、今なら引き返せます!
この時の様子は、ちかさんが徹夜でアップロードして、翌日さっそくユーチューブに投稿してくれました。
http://www.youtube.com/watch?v=k07PJfglMCQ
石木タ?ム建設事業の検証に係る関係住民説明会.mov