昨日の長崎新聞ローカル面に、
佐世保市水道局が「配水ブロック化」を計画しているとの記事が出ていました。
「配水ブロック化」とは、給水区域を分割して水圧を適正に保ち、
漏水や破裂の防止、その早期発見につなげるもので、
漏水対策としては大いに有効な対策なのです。
本当はとっくにやっていなければならなかったのです。
平成6年の大渇水の苦労を言い続けるなら、
その苦労を回避するために、この対策を実行すべきだったのです。
実行した長崎市や福岡市は、急激に漏水が減り、有効率がアップしました。
ブロック化もせずに、「石木ダムを!」と言い続けた佐世保市に川棚町民への説得力はありません。
でも、遅すぎたとはいえ、取り組みには大いに賛成です。
来年度から本格着工のようですが、
ブロック化された給水が実施されるようになれば、配水量はさらに減少するでしょう。
先月(7月)の一日平均配水量は、74,356トンでした。
皆さん、
現在、佐世保地区の水源量は最大で105,500トンあるんですよ。
最低でも、77,000トンあると水道局は言ってます。
(専門家は、98,000トンあると言ってますが…)
十分足りてますね。
ブロック化でますます配水量が減れば、ますますダムの必要性は幻に・・・