これは佐世保市水道局の建物です。
まるで全市民が石木ダムを願ってるような誇大広告です。
ここにも全く同じ文言の看板が設置されています。
設置者は「石木ダム建設佐世保市民の会」ですが、100%市の補助金で活動している団体です。
だから立派な看板も、横断幕も、バスの車体広告だって何でもござれ!です。
でも、ここは市営駐車場のフェンスで、場所代はタダなんです。
そうだ!私たちもここに看板を設置しよう!
来月開催の全国集会のこのポスターを看板にして。
多くの人に伝えて、来てもらえるように、ここなら人通りも多いし、グッドアイデア!
というわけで、9日に仲間が申し込みに行きました。
翌日、不許可の返事が電話で返ってきました。
なぜ?
納得がいきません。
市民に提供される公共の施設に、なぜ区別?差別?をするのでしょう。
許可を与えるか与えないか、その根拠は何なのでしょう?
このような疑問を、山下市議が15日の本会議で早速問いただして下さいました。
その結果は、翌日の新聞が報じています。
当実行委員会に届いた「屋外広告物設置不許可通知書」には、
「設置許可することができない理由」として以下のように書かれていました。
イベント開催に関する掲示物であり、佐世保市の後援を受けていないものと認められること。
つまり、佐世保市の後援を受けていないイベントのお知らせはダメだということのようです。
ところが・・・
ここにあるイベントの告知看板は、皆、佐世保市の後援を受けているのでしょうか?
中ほどの「芹洋子ふれあいコンサート」は佐々町教育委員会の主催で、佐世保市の文字は見当たりません。
左端の「かとうフィーリングアートバレエ 第29回リサイタル」の看板も、佐世保市の後援など・・・無し。
後援云々は明らかに言い訳のようです。
市の方針と違う、石木ダム建設を願わない市民は市民として認めないかのような扱いです。
このような非民主的なやり方が許されていいのでしょうか?
市長は、「市の財産は市の事業の方針に沿って利用されるべきだ」と言いましたが、
市の財産は元をただせば市民の税金からできたもの。
私たち反対派の税金もつぎ込まれているはず。
市の財産は市長の財産ではありません。。