長崎県へ出した申し入れ書に対しての回答が今日届きましたのでお送りします。
私からのコメントは何もありません。
そのメールが地権者の I さんから送られてきたのは、11月30日。
申し入れをしたのは、もう一カ月以上前の10月24日でした。
全国集会の決議文を基に、私たちは地権者と共に、県庁へ申し入れに出向きました。
この時は、いつもの地元(川棚+佐世保)メンバーだけでなく、
東京、神奈川、岐阜、熊本からの支援者も一緒でした。
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/ishiki/2011/10/25090546.shtml
その申し入れに対する回答がこれです。
37日間もかけて届いた回答は、いつもの文言を連ねただけ、
過大な予測を修正することもなく、
いつもの言い訳と、自分たちの主張を述べただけ。
そして、決まり文句の「誠心誠意」取り組んでいくと結んでいます。
かつて述べた同じ文章を張り合わせた作文には、誠意のかけらも感じられません。
誠心とは、辞書によると「まごころ」「偽りのないこころ」だそうですが、
偽りだらけの検証結果を提出した方に言われても・・・。
本当に知事や県河川課に誠心誠意があるのなら、
まず真っ先に事業認定申請を取り下げるべきです。
事業の認定は,
起業者にとっては、必要な土地を収用する権利を得ることであり、
地権者にとっては、自分の土地が奪われる可能性を意味することです。
ということは、
事業認定を申請した県は、地権者から見れば、自分の土地を力ずくで奪おうとしている輩、
強盗か暴力団か…そんな人たちと変わりありません。
どうして話し合いなどできるでしょう。
もうこんな口先だけの、手あかに汚れた美辞麗句を並べるのは止めて、
本当の誠意を見せて下さい。
知事が本当に、どうしても、石木ダムが必要だと思うなら、
それが県民のために不可欠で、だから地権者の理解を得たいと思うのなら、
その誠意を形あるもので表してください。
私もです
また出ましたね、「誠心誠意」。
申し入れ書の心からの訴えに対してなにひとつまとに答えず、回答しないとまずいからとりあえず事務方に作らせた、という程度の血の通わない文書ですね。
普通の人間関係の中での「誠心誠意」とは大きなずれがあるようです。
反対地権者の意志はもうはっきりして、「ダムの必要性を理解」することはありえないわけですから現段階の「誠心誠意」は、地権者の気持ちを真摯に受け止めて「石木ダム建設計画からの撤退を表明すること」意外にないと思います。
これ以上相手に通じない「誠心誠意」で取り組まれたらストーカーや地上げ屋となんにも変わりませんよ、と言いたいです。
同感!
私も県がストーカーに見えてきました。