12月11日(日)、長崎新聞の特集記事、報道プリズムで、石木ダム問題が大きく取り上げられました。
なんと、3分の2ページをさいて!石木ダム事業の行き詰った現状と工程案の変更について解説。
インターネット上でも全文が読めます。
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/ishiki/2011/12/11090818.shtml
地権者の理解も得られず、土地取得の具体的な見通しもないのに、
2008年に工程案を発表したのが、そもそもの間違い。
8割の住民が土地を売って出ていったんだから、あと2割。
アメとムチを使っていけばそのうち折れるさ…とでも思ったのでしょうか?
ひたすら「心からお願いをして…」などと言いつつ、
推進派の総決起集会をやったり、
事業認定申請をしたり、
付替え道路工事を強行したり、
権力者の力の限りを見せつけてきた3年半でしたが、
地権者の気持ちはビクともしませんでした。
なおさら堅く硬く団結しています。
その結果、工程案の方を、このように修正することになったわけですが・・・
記者も書いているように、強制収用をする覚悟がなければ実現しないダムであり、その工程案。
その覚悟がなければ、まさしく、「絵に描いた餅」だ!