NHKスペシャル「樹齢千年 滝桜」を見ました。
以下のような予告のメールをいただいていたからです。
皆様
お疲れ様です。
初めて発信します。
5月末、川原ほたる祭りが開催予定ですが、
5月末、川原ほたる祭りが開催予定ですが、
5年前の川原ほたる祭り20周年記念に、福島県三春滝桜の苗を川原13軒に植樹しました。
このたびNHKスペシャル 滝桜に見守られて(仮題)が放送されます。
平成24年4月21日(土) 夜7:30〜 70分間放送されます。
川原の事は、何も出ないと思います。
又植えてもらった桜も少しずつ咲き始めましたが、白色が強くあまり綺麗じゃなかったの
又植えてもらった桜も少しずつ咲き始めましたが、白色が強くあまり綺麗じゃなかったの
が残念ですけど。
福島 原発で苦しめられてる人達、そしてダム問題で苦しんでる私達、何か共通するもの
を感じられます。
その福島の桜が、ここにある事で心のつながりがあるように思われます。
良かったら、放送を見て下さい。
本当に見事な桜でした。
たくさんの蕾を蓄えた枝が、まさに流れる滝のように見えました。
樹齢1000年を超えるというその樹の高さは12m、根回り11m、幹周り9.5m、
枝張り東西22m・南北18m。根っこは、100mもあるそうです。
その姿に東日本大震災の被災者は励まされ、復興への希望の種を自ら蒔き始めました。
被災者だけではありません。
滝桜のこどもたち(苗)がこれまで全国各地に送られているそうで、その数3万本!
各地で見事な花を咲かせ、そして多くの人を励まし、癒し、生きる勇気を与えていました。
そのこどもたちが川原にもいたなんて…知りませんでした。
母桜のようにこれから1000年も咲き続けてほしい。
そして、ずっと川原の人々を見守り続けてほしい。
そこにダムを造ることは、三春滝桜のこどもたちを水の底に沈めることになるのだから、
なおさら許すわけにはいきません。
首都圏に住む人々の電気を供給するために原発が造られ、その犠牲になった福島の人々。
佐世保に住む人々の水道用水を供給するためにダムが造られたら、その犠牲になる川原の人々。
経済や利便性ばかりを追い求める私たちの社会が、どれほど自然を傷つけ、
そこに住む人々の暮らしを破壊し続けているか・・
流れ落ちるような滝桜の細い枝々が、涙のようにも見えてきました。