昨日、佐世保市水道局のHPに次のような情報が出されました。
石木ダム建設事業の再評価における学識経験者等からの意見聴取について
本市の最重要施策のひとつであります石木ダム建設事業につきまして、本年度は厚生労働省の国庫補助継続の要件であります事業の再評価の実施年度となっております。この再評価の実施に当たっては、学識経験者等の第三者からの意見を徴すこととされていることから、水道局の経営や施策について総合的に検討するために常設している「佐世保市上下水道事業経営検討委員会」に対して諮問し、第1回目の審議を下記の日程で行うこととなりましたのでお知らせします。
なお再評価の概要については別添の資料をご参照くださいますようお願いします。
記
1 日時 平成25年1月22日(火)13:00〜16:00
2 場所 JA会館6階 大ホール(松浦町2−28)
え?
ついに再評価のための第三者委員会を開くことになったの?
それは良かった〜と喜ぶのはチト早い。
常設している「佐世保市上下水道事業経営検討委員会」に対して諮問すると書いてあります。
常設している?つまり石木ダム事業の再評価のために集められた「学識経験者」ではないらしい。
では、どんな方々が委員なのだろう?
現在の委員についてはわかりませんが、この委員会が設置された平成20年度の委員名簿によると、
大学教授、ハウステンボス役員、ホテル旅館協同組合理事長、
商工会議所事務局長、町内連絡協議会理事、社会福祉協議会コーディネーター等々、
とても水道事業に精通している方々とは思えません。
もし今も同じような方々が委員だとしたら、
その方々がどうやって石木ダムについて再評価できるとというのでしょう?
水道局が提供する専門的なデータを見て、それに反論することはおろか、
妥当なのかどうか判断することさえ難しいのではないでしょうか?
そうそう、そのデータや資料も添付されていました。
第1回目は水需要予測について検討するようですが・・・
あらあら、相変わらず、水需要は右肩上がりなんですねー
人口は減り続けるのに、水の使用量は増えるという不思議・・・
しかも、今年度と来年度は昨年度とほとんど変わらず横ばいで、26年度から急増する?
なぜでしょうねー
次ページにいろいろ理由付けは書かれています。
専用水道への配慮や新規事業所、工業団地の開発、
また、造船企業の経営方針転換により使用水量が増加等々。
それにしても、今後13年間で、工場用水は現在の約5倍!ですよ。
平成23年度の工場用水=1,890トン/日
平成36年度の工場用水=8,979トン/日
佐世保の未来は明るいのですね〜
人口は減っても、工業は発展し、経済も潤うのでしょうね〜
万々歳ですね〜
そんな話、本気で信じられます?
懲りない面々
信じる信じない以前の問題です。
またしても、荒唐無稽なありえない予測を出してきて・・、なかなか懲りませんね。
甘く見積もっも現状維持。人口の減少に伴って更に少しづつ減少していくというのが常識的な考え方だと思います。
裏を返せば、このようなこじつけた予測をしなければダム建設の必要性をアピールできないということでしょうね。
ますます怒りがわいてきました。
今年も西海市から応援しますよ〜!!
よろしく!
そうなのです。実に懲りない面々です。
自分たちの懐は痛まないからでしょうか・・
フッチーさんの応援は、とても心強いです。
今年もよろしくお願いします。