座り込み1000回!でもまだ通過点

2021年1月12日(火)、1000回の朝です。

何が1000回かと言うと、抗議の座り込みです。

不要な石木ダムの為に住民や生きものの住処を奪わないでほしい、住民の理解も得られない工事は止めてほしい、少なくともいったん中断して、まずはダムの必要性についてしっかり話し合うべき!という抗議の座り込みです。それが、2017日7月25日から数えて1000回に達しました。

でも、この座り込みが始まったのは、実はもっと前からで、いま続いているのは第4次座り込みのことです。整理してみますと…

第1次=2010.3.27~同7.22(約3ヶ月)
第2次=2014.7.30~同8.7(約1週間)
第3次=2015.5.19~2016.1.29(約8ヶ月)
第4次=2016.7.25~ (約4年半続行中)

さて、今回は1000回ということで、マスコミも注目をしていました。

まず、当日の朝刊に、西日本新聞が大きく掲載。https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/nishinippon/region/nishinippon-1000680806
自然に感謝しながら生きる住民の1人にスポットを当て、「先祖代々の古里。金を積まれても、圧力をかけられても離れる気はない」「一度も同意していない事業がどんどん進められていく。抵抗するのは当然のこと」「県はいつまでこげんこと続けさせる気か」など、その思いを引き出し、伝えてくれました。

その日の夕方にはTVニュースでも報道されました。https://news.yahoo.co.jp/articles/8aadd2ee95cf15d38d55b0db7b2877e25014aae6

翌13日には新聞各紙が報道。

長崎新聞:
https://this.kiji.is/721740260402888704
12日は、住民や支援者ら通常より多い約50人が集まり、「いい加減にせんかい」などと書かれた横断幕を広げて抗議。住民の岩下すみ子さん(72)は、活動を記録するノートに「1000日」と書き込んだ。「まさかこんなに長引くとは」と苦笑いを浮かべ、「この場所で仲間たちと会うと力が湧く。ダム計画中止を勝ち取るまで諦めない」と決意を新たにしていた。

朝日新聞:
https://digital.asahi.com/articles/ASP1D6T62P1DTOLB002.html
住民だけでなく支援者にも注目し、その当事者意識を伝えてくれました。

毎日新聞:
https://mainichi.jp/articles/20210113/ddl/k42/040/356000c?pid=14613
「ダムに反対しながら亡くなった住民の思いも背負って闘っている。県には納得いく話し合いをしてほしい」という切なる思いも伝えていました。

51名の座り込み参加者と多くの報道陣の熱気に圧倒されたのか、この日、県職員はついに現場には現れませんでした。たぶん離れた事務所で監視カメラを通して監視していたのでしょう。

いつも監視カメラの上にとまっているジョウビタキも、今日は職員がいないので仲間入りしたいな~と思ったのでしょうか?立ち入り禁止のネットの傍まで寄ってきて見物していましたよ。

オンライン署名にぜひご協力ください!

石木ダム建設は説明不足。長崎県は一度立ち止まり、
公開討論会を開いてください。(Change.org)

ほかにも、こうばるを守るためやっていただけることがあります。

→あなたにできること

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