川原に秋がきました。
コスモスが咲き乱れ
柿が色づき
稲刈りも真っ盛り・・・
川原の稲刈りの様子がユーチューブにアップされています。
この動画を撮影し投稿したのは、ほーちゃん。
石木ダム建設予定地に住んでいる若い女性です。
稲刈りをしている男性は、彼女のお父さん。
3日前の「報道センターNBC」でも、稲刈りをするお父さんの様子が放映されていました。
お父さんはその時こう語っていました。
普段は平常心で働いているが、頭の隅には必ずダムのことがある
そういう苦しみを早くなくしてもらいたい・・・
先日も「事業認定されたが、私たちは来年もここで稲を育てていく」と語っていました。
その微動だにしない信念も、苦しみとともにあるということを、あらためて思いました。
こんな住民の苦しみなど、何も感じないかのように、
県の担当者はインタビューに答えて、こう語っていました。
県内35ダムのうち、7ダムが事業認定の告示を得ましたが、
そのすべてが、強制収用せずに、すべて話し合いで解決されています。
だから、川原の住人も、そのうちギブアップするに違いないと、高をくくっているようです。
何事にも例外はあるってことに思い至らないのでしょうか。
かつては「1億円出すから売ってくれ」と言われていたとか・・
そんな甘い誘惑にも耳を貸さずに意思を貫いてきた人々だってことを知らないのでしょうか。。
石木ダムは長崎県にとって、初めてのケースになるでしょう。
事業認定の告示までいったのに、収用裁決申請が出せず、中止に至る初めてのダムか、
強制収用まで突き進んで、日本中から非難を浴びて撤退せざるを得なくなる初めてのダムか。
・・・いずれにしても、石木ダムは完成しないダムです。
水源連に掲載しました
石木ダム建設の事業認定の取り下げの原稿を、水源連に送付しました。
素人ですので、専門的ではありませんが、解かり易く、書いたつもりです。
読んで頂ければ、幸いです。17枚の資料です。
石木ダム建設は、間違っています。
為政者たちは、懺悔し、反省すべきです。
そう、思いませんか。
人々を困らせれば、ただ虚しさだけが、残るだけです。
少しも、偉くはありません。
為政者は、人々の為に、目線を低くし、弱い立場の人たちを助けることが、人間として価値があります。
そう思いませんか。
誰でも、心は赤子のように、清浄なこころで、生かされているはずです。