昨日、12月21日、私たち石木ダムに反対する市民も、この集会に参加しました。
公共事業というのは公共の利益を生むはずのものなのに、
それどころか、海の生態系を破壊し、大きな漁業被害を与え続け、漁民を苦しめ続けている
公共に大きな害をもたらした諫早湾干拓事業。
有明海の再生には、開門しかない。
ということで、3年前の福岡高裁判決が確定し、国は2013年12月20日までに開門するよう
命じられたのに、その約束を破ってしまった。
謝罪もしない。
いついつまでに開門するとも言わない。
前代未聞の事態に、弁護団や漁民だけでなく、多くの市民が抗議の声をあげました。
詳細はこちらをご覧ください。
石木ダム建設絶対反対同盟の岩下さんも連帯のスピーチをされました。
中村知事は、私たちが話し合いに応じないから事業認定の手続きをしたと言いながら、
自分は諫早湾開門が前提の話し合いに応じて来なかった。
矛盾した知事の対応は許せない。
諫早湾開門の皆さんと共に、知事と闘っていきたい。
海の恵みを知る人たちと、川の恵みを知る人たちが手を繋げば、
きっと大きな力になるでしょう。
そして、私たち市民県民も当事者だってことを忘れないようにしなくっちゃ…ね。
イサカンと石木ダムに費やされる莫大な費用は、
国の補助金にしろ県の予算にしろ、私たちの税金ですから。
今現在の国の借金(日本政府の抱える国および地方の債務残高)は、
総額1267兆にまで膨らみ、一人当たり993万円という信じられない赤字財政の中で、
これ以上無駄な借金背負いたくないし、
もっと必要なこと(医療や教育や福祉)のために使ってほしいですよね〜