今日12月27日、6団体そろって公開質問状を提出するために県庁を訪れました。
案内されたのは、いつものオンボロの狭い部屋。
地権者の岩下さんを中心に、両横には馬奈木弁護団長と板井副団長が並び、
他にも大勢の弁護士さん、地権者の皆さん、石木ダム反対の市民等々でいっぱい!
身動きも取れず、立ったまま待たされました。
弁護士の先生方も、初めて参加した市民の方も唖然…
私たちにとってはいつものことで慣れっこですが、
これが「話し合いに応じて頂けるよう誠心誠意努力します」と繰り返す県の実態です。
誠意のかけらがどこにある?
誠意と言う言葉の意味を知らないのでは?
約束の時間ギリギリにやってきた河川課川内企画監は公開質問書を受け取り、
「知事に渡します」「知事に伝えます」という官僚答弁を繰り返すばかり。
唯一、1月6日までの回答は難しいと言ったとき、弁護団長はすかさず、
「あなた方が利水や治水について説明している内容についての質問です。
すぐに答えられるはずです。答えられなければ、あなた方の説明には根拠がないという
ことだと私たちは考えます」とにっこり。
言い訳上手の企画監も納得させられてしまいました。
さすが弁護士さん!
そして、単に文書での回答を求めるだけでなく、
来年1月9日に知事が川原公民館に来て、直接説明するように!
おいでにならなければ、こちらからここへ参ります。
ときっぱり。
一部始終はこちらで見れますよ〜
http://www.youtube.com/watch?v=qihsEL0Yy1Q&feature=youtu.be
公開質問状を手渡す儀式の後は、報告集会。
公開質問状の中身についての説明と、先ほど河川課の職員に伝えていたことの補足説明など。
イサカンの場合、知事は、開門したら農業に被害が起きるという住民の不安に答えていない、
だから体を張って抵抗していいんだという姿勢でやってきた。
しかし、県と国のやりとりは5回もあった。
県が質問し、国が答え、その回答では納得がいかないとまた県が質問し、再び国が回答し…
そんな知事が、石木ダムの場合は住民の疑問に答えないというのはおかしいでしょ?
答えるべきですね。
な〜るほど。ほんとにわかりやすい説明でした!
詳細はこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=VMd93al1o8Q&feature=youtu.be
その後、県庁の記者室で、記者会見。
いつもと違って、記者さんからの質問も出るわ出るわ…。
明日の新聞が楽しみです〜
そうそう、肝心の公開質問書はこちらです。
弁護団長いわく、
私たちが短期間で一から勉強して、若手弁護士がわかりやすくまとめました。
自画自賛できる内容になっています、と。
ほーんと、そうなんですよ。
ぜひ目を通してみてくださいね〜