今日初めて、石木ダム対策弁護団+地権者+ダム反対市民と向かい合った佐世保市水道局。
回答文書もそうでしたが、県の対応とは違っていました。
県には「誠心誠意」の欠片もないと感じましたが、
佐世保市水道局には「誠意」の欠片を感じました。
その1.県は川内企画監一人に対応を押し付け、課長すら出てこなかったけど、
佐世保市は谷本新水道局長をはじめ、水道局の部課長や実務者が揃っています。
責任をとれる人がいて、実務に詳しい人がいるということは、
地権者や弁護団からの疑問に答える意思があるのだと感じました。
その2.SSKの水需要予測に関して、
「修繕船の売上高が2倍と表記したのは間違いだった」とか、
「修繕船の水使用量4,412m3/日は、SSK自身が言いだしたのではなく、
水道局のほうで算出した数字だ」と認めました。
たった2つの欠片でしたが・・・
県とのやり取りでは、つい大声を出してしまう地権者のKさんも、
今日は穏やかに話していました。
前半の1時間は、不毛なやりとりで時間を無駄にしてしまいましたが、
後半はこちらの質問にある程度答えていました。
私は、今日の2時間は無意味ではなかった、
私たちが理解し合うための初めの一歩にしたいと願っていますが、
水道局長さんはどうでしょう?
このような「誠意」の欠片を見せたことに対し、
市長や県の方からお叱りがあるのかもしれませんね〜
だから次回の話し合いについては「検討します」としか答えられなかったのでしょう。
しかし、佐世保市の水対策を真剣に考えているのが真実なら、
そして、それには石木ダムしかない、
石木ダム実現のためになんとか地権者の理解を得たいと思うなら、
次回も、その次も話し合いを重ねて、たくさんの「誠意」を示すべきです。
それしか道はありません。
最後に地権者から、できたてホヤホヤのブックレット『小さなダムの大きな闘い』を
市長さん、水道局長さん、水道局の皆さんへ、計4冊プレゼントしました。
皆さん、ちゃんと読んでくださいね〜