皆さん、「滴」ってご存知ですか?
私たち「石木川まもり隊」と「水問題を考える市民の会」が共同で編集発行している石木ダムに関するニュースです。
「滴」と書いて「ひとしずく」と読みます。
石木ダムを止めるには、私たち一人ひとりの力は、ものすごく小さいけれど、でも無力ではない。
大河の一滴のように・・・という思いを込めて名付けました。
で、その「滴」も先月25日発行分で8号になりましたが、その8号から連載コーナーが2つ始まりました。
その1つは、「こうばる べつばらだより・・・」
おなじみ「ほーちゃん」の漫画コーナーですが、8号から「川原人=こばると」(こうばるに住んでいる人)の横顔を紹介していくことになりました。
川原には元気なおばあちゃんたちや頼もしいおばちゃんたちがいっぱいですから、楽しみにしててくださいね〜
で、もう一つの新連載が、いま注目を集めている「先月の平均給水量」コーナーです。
これを見ると、佐世保の水が足りていることがよくわかる!と好評です。
ちなみに8号に掲載した6月の給水量は・・・
今年6月の平均給水量 70,108㎥/日
昨年6月の平均給水量 71,433㎥/日
5年前の6月の平均給水量 75,461㎥/日
佐世保地区の保有水源量 105,500㎥/日
いかがですか?
この数値は、正真正銘、水道局から頂いたデータです。
これを見ると、同じ6月の一日あたりの給水量が年々減っているのがわかりますね。
しかも、その給水量約7万㎥に対して、水源は約10万㎥もあるのですから・・・
3万㎥も余裕です。数字は嘘は申しません!
ついでに7月を見てみましょうか・・・
今年7月の平均給水量 71,173㎥/日
昨年7月の平均給水量 74,613㎥/日
5年前の7月の平均給水量 74,515㎥/日
佐世保地区の保有水源量 105,500㎥/日
5年前よりも昨年のほうが少し多いですね。
梅雨明けがいつ頃か、猛暑か冷夏か、などによって夏の給水量は大きく変化しますから
毎年減少するとはかぎりません。折れ線グラフにするとギザギザの線を描きます。
でも全体の流れとしては確実に減少しています。
ああ、それなのに、それなのに・・・
なぜ市や県は、今後水需要が急激に増加するなんて言うのでしょうね〜