え?
立入調査?
てことは、その後早い時期に再び裁決申請を予定しているってこと・・・・
ちょっと待って!今回対象となっている土地は宅地も含まれている!
それを、本気で強制収用しようってこと?
しかも、この時期に!
まもなくお正月を迎えようとしているこの時期に発表する?!
さらに今日の新聞にはより詳しいことが・・
この酷いやり方に呆れ、心から憤りを感じました。
私たち(石木川まもり隊+水問題を考える市民の会+山下千秋佐世保市議)は早速今日午前中、
朝長則男佐世保市長に立入調査の中止を求める申し入れをおこないました。
その文書(本文)は以下のとおり
報道によると、一部用地の裁決申請に続き、さらに一部用地の裁決申請準備にはいり、
来月中旬にも立ち入り調査を行う方針を明らかにしました。
佐世保市はこれらの手続きについては、県に委任していますが、白紙委任ではないとも
かねがね述べてきました。
今回の県の方針は、さらにもう一歩、強制収用に踏み込もうというものです。
私たちは反対地権者の強い決意をよく承知しています。このままでは、代執行による強
制収用という最悪の事態になりかねないことを危惧しています。
流血の事態をも想定せざるを得ません。
市民世論として石木ダム建設そのものにはまだ賛否が分かれるところはあるでしょう。
しかし、圧倒的市民の声は、「強制収用には反対」というものです。
ところが、今回の県の方針についても委任しているからと黙認することは、佐世保市も
また強制収用に加担したことと同じことです。
「強制収用までして石木ダムはいらないよ」という圧倒的市民の声に背くことです。
佐世保市長も任意の話し合い解決を望んできたはずです。
手続きも白紙委任ではなかったはずです。
いま、佐世保市長が県に対してとるべき態度は、「立ち入り調査計画を中止し、反対地権
者も納得のできるダム建設の必要性の話し合いを熱望しているのだから、話し合いに徹す
るべき」と意見を言うことです。
水道事業者には、本体工事等の着手前の適切な時期の評価を実施する責務があるとされて
います。いまこそ「再評価」すべきです。
申し入れ事項
1、2015年1月中旬予定の立ち入り調査は中止すべきと、長崎県に意見をあげること。
1、手続きの委任は、白紙委任を意味するものではないことを県との間で確認すること。
1、厚労省の通知にそって、いまこそ「着手前の再評価」をおこなうこと。
市長も副市長も不在とのことで、総務部長が対応しました。
ただ黙って聴いて、「市長に伝えます」と言うだけ。
立場上それはしかたのないこと。そう言うしかないわけで・・
だからこそ、せめて総務部長にわかってもらいたい!との思いで、私たちは皆一生懸命訴えました。
・先日おこなった署名活動でも、多くの市民が強制収用だけはしてほしくないと言っていた。
・行政代執行がもしもおこなわれたら、長崎県は日本中から非難されるだろう。
・佐世保の水のためにそこまでするとは、佐世保市民はなんて利己的なんだ!と思われるだろう。
・ダム建設着工前にはダム事業の再評価をしなければならないはず。
市はまずそれをやって、ダムの必要性を今一度検討すべき。
・そして何より、正月明けの立ち入り調査など、住民を虐めるようなやり方は止めてもらいたい。
などと、素朴な市民の思いを伝えました。
総務部長以下5〜6人の職員が立ち合っていましたが、どのような思いで聴いていたのでしょう。
個人的には理解してもらえたでしょうか。。
それを願いつつ、市役所を出ると、目の前の水道局の建物に掲げられた見慣れたメッセージが、
なぜかいつもより大きく見えました。。
署名活動をドンドン実行することが、間違いを正すことです
今の長崎県、佐世保市は、驕りと増上慢の態度です。
ここで、民意を募り、石木ダム建設は、間違いである主旨を、県民、市民に訴えることです。
無駄な公共事業や箱モノを作っても、景気にはなりません。
そんな無駄な公共事業をするから、財政破たんになるのです。
そこが、解っていません。
長崎県債権は、1兆円を超えて、財政破たんです。ここ5年先は、預金がマイナス52億円の資金不足です。
また、佐世保市においては、平成25年度決算は、2億5千万円の赤字でした。これまで、平成24年度まで、234億円の債務超過がこの先、10年以上続くとなっています。
何を考えて、石木ダム事業をしよう、としているのか。
この先、必ず、黒字倒産になります。
お金が無い状態になる、と言うことです。
つまり、借入金の返済の為に、また、借入金を起こす状態になって、自転車操業をする羽目になる、と言うことです。
だから、お金がないから、増税に走る、と言うことの繰り返しです。
法華経の経文に、「足るを知る」と言うことを説いています。
余りに、長崎県知事、佐世保市長は、考えが甘い、と感じています。
財政破たんすれば、連帯責任を取ることに成ることが、解らないでいます。
実際問題として、民間企業において、財政赤字が、2期続けば、社長は、その責任を取って、辞職します。
そんなことも解らない、愚者としか、言えません。
将来、石木ダム建設をすれば、必ず、その財政を圧迫し、市民から、攻撃され、辞職することに成る、と感じています。
それは、人口減少が原因です。
長崎県用地課の言い訳
去年、12月16日に、川棚町公民館で収用委員会の話し合いがありました。
そこで、翌日17日に、収用委員会の各委員さま宛てに、30ページの資料を添付して、意見書を、長崎県用地課宛てに、送付しました。
年末の12月25日に確認の電話をしました。が、まだ、各委員宛てには、郵送していませんでした。
そして、年内に郵送します、との返事でした。
年が明け、1月6日に、再度電話で催促しました。
やっと、他の書類と一緒に、各委員宛てに、6日に、郵送した、と確認が取れました。
なんと、民間企業では、考えられない仕事怠慢、と言われても、仕方ありません。
こんな嫌がらせ、とも思えることをされています。
みなさん、公平さや中立さがある、と思いますか。
全然、思われません。驕りです。
長崎県議会議長さんは、こんな事例を、黙って見て見ぬふりをするのでしょうか。
真面目に対処して欲しい。
そうでなければ、信頼がありません。
みなさんは、どう思いますか。
僕は、こころが汚れている、と感じました。
応援します!
50年に及ぶダム建設反対の闘いが今なお闘われている事、東京新聞の特集を見て知りました。強制収用なんて絶対許せません。
頑張りましょう!
ありがとうございます!
なおみさん、
初めまして。応援ありがとうございます。
明日から私たち支援者も、地権者と共に体を張って頑張ります。
皆さんの応援が力になります。
今後とも宜しくお願いいたします。