今日、こんなプレスリリースが・・・
地元長崎県のマスコミはびっくり!!!です。
エイプリルフール?
まさかね〜
というわけで、記者さんたちからも確認の電話などありました。
無理もありませんよね。
アメリカに本社のあるアパレル企業が、日本の田舎のダム反対運動を「全面的に支援します!」なんて、
にわかには信じがたい出来事です。
でも、ホントなんです。
パタゴニアは「ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する」ことを理念として掲げ、
特にダム問題には深い知識と強い使命感に基づいて映画まで製作し、啓蒙活動をおこなってきました。
そんな企業に働く人々が石木ダム問題に出会って、かつてない憤りを感じられたのでしょう。
そこにある環境危機は自然環境だけではなく、
人々の暮らし、営み、コミュニティーまでが破壊されてしまうという生活環境の危機が迫っていたのですから。
日本支社長の辻井さんのコメントには、こう書かれています。
客観的必然性が低く、豊かな自然だけでなく、そこに住む13世帯60名の人権までも踏みにじることになる石木ダム建設に、数百億円もの大切な税金が投じられようとしています。
パタゴニア日本支社は、この石木ダム建設阻止活動を通じて、冷静な議論のもとで計画が見直され、日本における他のダム建設を含む多くの公共工事が再評価されるきっかけになることを願っています。