今日の新聞記事を貼付します。
長崎新聞1面。
この写真の状況わかりますか？
ゲート前で進入を阻止するものではないのです。
作業が終わって帰ろうとする職員の前でスクラムを組んでいるのです。
もう始まってしまった工事に気落ちしながらも、あくまでも抗議する。この工事はおかしいと抗議を続ける。
そのための意思表示です。
23面にも記事が。
県は「安全面を考えて」5時という早朝に機材や車両を入れたと言うけれど、
地権者にとっては「また不意打ち」としか受け取れません。
一旦工事再開を中断して、地権者ととことん膝を交えて話し合うことが、まず大切だったのに・・・
こちらは朝日新聞の記事です。
古川所長は「工事再開については皆さんにも説明した。抜き打ちではない」と言っています。
確かに5月19日以降何度もゲート前で説明されました。県の主張を。
そして「意見があるならこちらを向いて話してください」と懇願されました。
しかし皆無言を貫きました。現場では今もそうです。
誰もが言いたいことは山ほどあります。
しかし、それを言いだせば声から人物を特定され、また仮処分申し立てとなるのは目に見えています。
地権者や支援者に反論できない状況を作って、その中で自分たちの主張とお願いを繰り返し、
叶わなかったから工事を再開したというのは、やはり一方的です。
どうして着工する前に、住民との対話をやろうとしなかったのでしょう。
それをやればダムの必要性に言及されるに違いない。
そこを突かれれば説明しきる自信が無い、だから、そのような話し合いの場には絶対応じない。
それがこの11ヶ月間の県のやり方でした。
真正面からぶつかって、本音で語り合っていれば、もっと早くより良い道が開けたはずなのに・・
残念でなりません。
その思いを西日本新聞が伝えています。
西日本新聞のみが「阻止行動」ではなく「抗議行動」と表現し、地権者の思いを伝えています。
毎日新聞の記事も必見です。
なぜ地権者らがこの工事に反対しているのか、
石木ダム事業をめぐる40年の「深い溝」の背景を、コンパクトにまとめ、
さらに他の未着工のダム事業も紹介し、日本の公共事業の本質的な問題を指摘しています。
読売新聞も大きく取り上げていました。
これらの記事を少しでも多くの県民が目を通し、関心を持ってくれることを期待しています。
石木ダム建設より南部水系下の原ダムかさ上げなら、1年間で完成します
長崎県、佐世保市、川棚町の石木ダム建設事業費は、はっきり言って、税金の無駄遣いです。
今まで、約40年間も、無駄な税金を使い、なお且つ、まだ、まだ、県民、市民の貴重な預かり金を、使おうとしています。
反省するどころか、驕りです。
また、石木ダム建設反対地権者をいじめています。
情けない、と感じます。長崎県の職員の家族の人たちは、町を歩かれんやろ。
以前、長崎県職員の人が、石木ダム建設反対地権者だったら、どう、感じますか、と
長崎県河川課の偉い人に、聞きましたが、「腹が立ちます」と言う返事でした。
が、しかし、その人は、自分の身が可愛いから、また、しがらみがあるから、石木ダム建設地権者の人たちをいじめて、関係ない、と言う顔をしていた、ニュースで見ました。
見て見ぬふりをする人間でした。
人間として、信用出来ません。
最低な人間、と感じました。
以前、平成20年と平成25年の頃に、佐世保市水道局職員に、石木ダム建設の代替え可能なのは、佐世保市南部水系下の原ダムかさ上げ、と聞きました。
そのいずれの人も、今の建築技術で、かさ上げは可能です、と言うことでした。
が、しかし、長崎県河川課は、この事実を知っているにも関わらず、情報の開示を拒んでいます。
南部水系下の原ダムは、昭和42年7月9日の水害で、床上浸水200 戸が浸かったので、翌年昭和43年に、約1年で完成しました。
それなのに、今の長崎県、佐世保市、川棚町の態度は、無駄な税金ばかり使い、約40年間、石木ダム建設反対地権者のこころを無視し、いじめている、と言われても、仕方ありません。
はっきり言えば、南部水系下の原ダムかさあげをすれば、1年で完成し、石木ダム建設は、無用になり、平和な毎日を暮らせることになります。
やはり、長崎県知事は、無駄な税金を使いたいのでしょう。
長崎県債権が、1兆2千億円もあるのに、解っている、と思います。どうなるかぐらいは。
これから、県民、市民の税金の負担が増大し、少子化で、人口減少になるので、石木ダム建設は、中止するか、見直しをしなければ、問題が生起し、悩み苦しむことになります。
それは、佐世保市民の負担が増大し、水道料金が、1世帯年間5000円の負担金が30年間支払うことになり、また、石木ダム建設のメンテナンスが、50年で50億円の負担金が増え、その川棚町から佐世保市までの水道管や道路敷設やポンプ場等の負担が増え、足らなければ、増税になることは、解っています。
佐世保市民は、高い水を飲むことになります。
石木ダム建設賛成した、県議会議員や佐世保市議会議員等は、文句を言われる、と感じます。
各自が、井戸を掘れば、解決します。
石木ダム建設等は、しなくていい、と思います。