土木の日イベントでの遭遇

先週の日曜日、アーケード街を歩いていたら、ギョギョッ‼

通路のど真ん中に延々と続くパネル展示!

市民も立ち止まってけっこう見ています。

何事?何が書かれてあるの?と近づいて見れば…

な~んだ。石木ダムの宣伝か~またまた大掛かりなことで…

職員さんいわく、「いえ、そうではありません。11月18日は土木の日で、その関連のイベントです」

へぇー、そうですか!なんで11月18日が土木の日なんですか?

11は「十一」で、くっつけると「土」となり、18は「十八」でくっつけると「木」になるでしょ?

なるほどねー

確かに、道路工事現場の写真などもたくさん展示されていましたが、それにしても石木ダム関連のパネルは断トツに多いですねー!多過ぎません?

航空写真に、年表に…

石木ダムの概要や、

石木ダムの目的などなど…

県の広報誌や県政テレビで伝えていることのパネル版ですね。しかも、より詳しい…

利水に関しては、さらに詳しく丁寧に、分かりやすく説かれています。こちらも最近の「広報させぼ」の説明にそっくりなので、市水道局の製作でしょうか。

タイトル3「人口が減っているのに・・・」のすぐ下「このような質問を・・・」を読んで思わずクスッ!

確かに人の数は減ってきていますが、一方で、水道の使用水量が増えていく要素もあります」と書かれています。「増えてきています」と嘘は書けませんものね。「要素もあります」ときたか…

職員の方も苦労しますね~

出ましたよ。もう1つの課題!
ボロボロに錆びついた取水バルブの写真、取水設備が全て耐用年数を超えているという説明。
見る人の不安を煽って、その原因を石木ダムに押し付けているようです。

これまでは不安を煽る最大のポイントはこちらでした。

もちろん、今も続いています。市は、佐世保=渇水というイメージが消えないよう、折に触れ、市民への刷り込みを続けています。

そのパネルの前で、一人の女性(60代くらいでしょうか?)Aさんが、職員と話をしていました。

私は、この夏佐世保に越してきたばかりですが、広報やら、あちこちで石木ダム、石木ダムと書かれているので、なんやろな~と興味を持っていたんです。
こういうふうに詳しく説明されていると勉強になります。ありがとうございます。

でも、不思議なんやけど、この夏はえらい暑くて雨も長い間降らんかったけど、水道は普通に出てましたよ。近所の人の話では、ここ何十年も水不足で困ったことはないけど、水道管が古くてしょっちゅう漏水事故があって、それが困るって言われてました。

私は震災で水が使えない生活を経験しているので、水のない生活の大変さはようわかっているんです。だから漏水はもったいないと思うんです。そっちをまず何とかしたほうがいいんと違いますか?

素晴らしい!👏👏👏!(^^)!

あとで尋ねたら、兵庫県の西宮から来られたそうです。
阪神淡路大震災で知人もたくさん亡くなったとか…。
私は震災も、断水生活の経験もありませんが、Aさんとの共通点は3つもありました。

1.仕事をやめて、夫の故郷の佐世保に移住してきたこと。
2.すぐに佐世保が好きになったこと(自然豊かで、食べ物が美味しくて、人が温かいから)
3.あちこちで『石木ダム』という言葉で出会い、強烈にインプットされたこと。

だから、Aさんの戸惑い、疑問はとてもよくわかります。
10年前の自分を思い出させてもらいました。
Aさんも私もヨソモノだったから、わからないことがたくさんあるのは当然で、疑問を率直に口にすることができたのですね。

でも、口には出さなくても心の中で感じている市民はきっとあちこちにいるはず…
そう実感できる場面に遭遇できたことが、とても嬉しかったです。

工事差し止め訴訟 第8回口頭弁論


秋晴れの空の下、いつものように門前集会にはたくさんの人が…


現地こうばるの皆さんは、全員ジャンパー姿。いつものように早朝から現場での座り込みを続け、11時にマイクロバスに飛び乗り、バスの中でお弁当を食べながらやってこられたので、着替える暇もありません。お疲れ様です!

今回はじめて抽選無し。ここに集まった人全員が裁判を傍聴できました。それは、被告側の傍聴希望者がいなかったからです。一般傍聴席は原告側のひとりじめでした。(‘◇’)

しかし、口頭弁論開始予定時刻の13:30になっても一向に始まりません。裁判官はもちろん、原告席にも被告席にも弁護団の姿も見えません。

しばらくして傍聴席から書記官に対し、「開廷が遅れている理由は何ですか?」との質問が出されましたが、答えは何も返ってきませんでした。

実は、13:00から行われていた進行協議が長引いていたのです。

前回原告側が示した立証計画の証人尋問を被告側が否定したため、今回は、口頭弁論の前に、裁判官が双方の意見を聞いて今後の裁判の進め方を決める「進行協議」を30分間行うことになっていたのですが、それが30分では終わらなかったのですねー。

14時過ぎ、つまり予定より30分以上遅れて、ようやく開廷となりました。

ということは1時間も進行協議が行われたのですから、結論が出たのかと思いきや…そうではありませんでした。

結局、前回と同じ。こちら側が求めた証人尋問に対し、県も佐世保市も、その必要性を認めず、裁判所は、原告と被告それぞれと個別の協議を持つことにしたので、時間がかかったようです。

裁判所が原告側に確認したのは、「証人に何を聞きたいのか?ダムの必要性については取り消し訴訟控訴審の方で、詳しくやっているのではないか?全く別のことを聞くのか?」ということ。

それに対して、当方弁護団はこう答えたそうです。

取り消し訴訟で問われているのは事業認定が告示された平成25年当時の必要性であり、こちらの訴訟では現時点で工事をする必要があるかということで、基準とする時点が違う。
特に水需要予測と現在の実績との乖離は重要である。佐世保市は予測と実績の乖離は問題ではないと言っているが我々はそうは思わない。

次回は1月15日(火)15時~

そこで 裁判所の判断(証人として誰を採用し、いつ頃結審したいなどのスケジュール)が示されるのではないか?どんなに遅くとも来年9月までには結審し、年内の判決になるのではないか?とのことでした。

それにしても、県も佐世保市も、どうしてそんなに証人尋問を嫌がるのでしょうねぇ?水源連の嶋津氏に論破されるのが怖いのでしょうか?佐世保市水道局長の谷本氏の証言では不安なのでしょうか?

自分たちの主張に自信があれば、喜んで受け入れ、堂々と立証すればいいと思うのですが…

こうばる支援米第2陣発送作業完了!

みなさん、こんにちは。

ここ最近は、多くの方に支えられっぱなしの長崎県石木ダム水没予定地住民・石丸穂澄です。

11/3(土・祝)に石木川みまもり隊を予定通り開催しました!

内容はもちろん、こうばる支援米第2陣発送作業です。

9時から軽トラックと乗用車に15袋のお米を乗せて川原地区公民館に運び込み、9時半より支援米の発送作業が始まりました。

午前中から手伝いに7名の方が集まってくれました!

本当にありがたかった〜!!

入念に下準備を済ませていたことと、前回の第1陣発送作業でコツをつかんでいたこともあり74件もの荷物を午前中でほぼ作り上げてしまいました!

午後からもさらにお手伝いの方が来てくださり公民館も賑わいました。

午後2時半には郵便局の方が3名、車3台で集荷に来てくださいました。

お休みの日に郵便局もこき使われて大変です。。

公民館の中からリレーでお米を車に詰めて行きました。

そして、無事に午後3時すぎには解散することができました。

実は、直接こちらに取りに来ていただいたお客様の分も含めるとこの日一日で43袋(1,290キロ)のお米を扱わせていただいたことになります。

すごいよ、、本当にみんなよく頑張った!!

感謝感謝です。。

さて、大事なお知らせです!

次回、12/1土曜日に第3陣の最終発送作業を行うことにしました!

予約の締切日を今回、11/25日曜日までとさせていただきます。
(伝票や請求書作りの下準備が大変なので…)

ただ、自主上映会などのイベントで支援米の販売を考えておられる方もいらっしゃると思いますので、11/25までにご予約いただければ上映会に合わせてお米を発送することも出来ます!お申し付けください。

まだ、籾摺りに出していない農家さんもあり、正確にお米が何キロ扱えるのか確定していません。

こちらの予想では25袋(750キロ)ほどの予定ですが、大変ありがたいことにすでに140キロほどの予約を受けております。

残りは600キロほどです。

こうばる支援米のご購入を検討されている方はお早めにメール、またはネットショップでのご購入をよろしくお願いします。

直接メール頂けると助かります!

ほーちゃんのメールアドレス
hozumix1982☆gmail.com(☆を@に変えてください)

メールに以下の情報をご記入よろしくお願いします。

1ご注文内容
2郵便番号
3住所
4氏名
5電話番号
6メールアドレス

11/3石木川みまもり隊(こうばる支援米第二陣発送作業)開催

みなさん、こんにちは。

こうばるショップ管理人で長崎県石木ダム水没予定地住民の石丸穂澄です。

またも大事なお知らせです!

10/14のこうばる支援米第一陣発送作業から10日ほど経ちましたが、次の第二陣発送作業日を11/3(土・祝)に行います!

※「石木川みまもり隊」は「石木川まもり隊」の子分みたいなものです。

がっつりハマって活動はできないけど、ちょっとした手伝いだったら参加できる人向けの集まりです。

(注意)最初、作業開始時間を9時としていましたが、お米の運搬作業がありますので9時30分からに変更しました。

<石木川みまもり隊・こうばる支援米第二陣発送作業>

日時 11月3日(土・祝)

時間 9時30分〜15時

場所 川原(こうばる)地区公民館

住所 長崎県東彼杵郡川棚町岩屋郷1245番5

<お願いポイント>

お弁当持参でお願いします。

飲み物は、あったかいお茶とコーヒーくらいは出せそうです。

公民館にあるお皿やコップ、箸などは使ってOKです。

休憩時間にはお菓子とお茶、コーヒーくらいは出せるようにします。

基本的には、お弁当以外は手ぶらで大丈夫です。

公民館までの足がない方はご連絡ください。

送り迎え出来る範囲で対応します。

連絡先hozumix1982☆gmail.com(☆を@に変えてください)

10/14の発送作業は事前にしっかりと準備をしていたのでかなり余裕がありましたが、第二陣の発送作業は第一陣の倍の件数を発送する予定ですので結構大変かもしれません。。

当日のタイムスケジュール(ほーちゃんの中のイメージ)

1.9時半にぼちぼち集合し、作業始めます

2.午前中でお米を袋に詰める作業を完了させる

3.お昼休み1時間

4.午後からは手分けして袋の口を閉じ、伝票を貼っていく

5.14~15時、郵便局より集荷に来ていただく

前回の発送作業では7名の方がお手伝いに来てくださいました。

ちょうど良い人数でした!

現在、4名の心強い助っ人を確保しています!!

あと、2〜3名、どなたかご都合のつかれる方おられましたら是非お手伝いに来ていただきたいです!

さて、こうばる支援米をご予約いただいている方で、現地まで取りに来ていただける方については第二陣発送作業日の11/3からお受け取り可能です!

今シーズンは、何度か石木川みまもり隊でまとめて発送作業を行う予定で考えていますが、第3陣の発送作業を行うかはまだ未定です。

お手伝いに来ていただいた方には、ちょっとしたお礼を用意しています。

発送作業終了後は現地を散策することもできます。

どうぞ、ご協力をよろしくお願いします!

こうばる支援米、新聞に載りました

こんにちは。

こうばるショップ管理人で石木ダム水没予定地住民の石丸穂澄です。

10/14日曜日にこうばる支援米の第一陣発送作業を行いました。

続々と、お客様から「届きました!」のメッセージが届いています!

ありがとうございます!

ところで、

本日2018年10月17日水曜日の長崎新聞にこうばる支援米発送作業のことが掲載されていました!

長崎新聞さん、ありがとうございます。

こうばる支援米、お電話でも受け付けています。

ただ、ちょっと発送の時期が不透明になってきています。

今度、11/3(土・祝)に第二陣の発送作業を行いますが、すでに現時点で54件の予約が入っていて、お米の収穫もまだ終わっていないので手に入る新米が間に合わない〜!という状況になっています。

なので、今からご注文いただいた方は発送時期が11月の末ごろになりそうです。

すぐに発送できず、本当に申し訳ないです。

こうばる支援米について

こうばる支援米2018のお知らせhttp://u0u0.net/M87m

ネットショップのこうばるショップでは、5キロ玄米と白米だけ取り扱っています。

http://koubarushop.buyshop.jp/

こうばる支援米をどうぞよろしくお願いします。

ダム問題のエール交換?

今日は、東西の記者が図らずもダム問題でエールの交換を行った!

東京の記者が書いた石木ダムルポと、長崎の記者が書いた八ッ場ダムルポが、同じ日に掲載されたのです。もちろん全くの偶然。
どちらの記者も今日それを知ってビックリしていました。

東京新聞の片山記者が書いた記事はこちらです。2ページにまたがる力作です。

毎日工事現場に座り込む現地の女性たちの横顔とその思いから始まり、県の河川課と佐世保市水道局の職員に聞いたダムの必要性、それを否定する専門家のコメントが続き、最後はまた、現地の男性たちの固い決意で締められていました。


そして、デスクメモには、こう書かれていました。

私たちは一体どれだけの数の村を沈めてしまったのか。反省なき国で、石木ダム予定地の住民はもう半世紀も闘っている。「止まらない公共工事」で済まされる話ではない。

この言葉に頷く読者がどのくらいいたでしょう。たくさんいたと信じたい。

一方、今日の長崎新聞には、なんと関東の八ッ場ダムのことが、同じく2ページにわたって(こちらは1面と16面ですが)大きく取り上げられていました。

まず1面の記事です。

八ッ場ダム周辺の風景描写から始まって、代替え地に移転し暮らしている人々のそれぞれの思いを、気遣いながら紹介しています。


特にSさんの言葉は重い。

お金で買えないものをお金に換えさせられた。すきま風が吹き、ほこりだらけだったあの家を取り戻せるなら、喜んで全て返すのに

その思いを中央大法学部の中澤教授は「人は空間に記憶を刻み込んでいる」「場所こそ記憶のよりどころ」と分析し、「コミュニティが簡単にカネで買えると考えるのは戦後日本の致命的な悪所だ」と指摘しています。

この記事を長崎地裁の武田瑞佳裁判長は、どのような思いで読んだでしょう?
それとも、今関わっている裁判のことで忙しくて「読んでもいない」かな?

12月からお世話になる福岡高裁の裁判長には、ぜひ読んでほしいところですが、福岡にお住まいなら長崎新聞を読む機会はありませんねー
残念! (~_~;)

こうばる支援米2018第一陣発送!

みなさん、こんにちは。

こうばるショップ管理人で長崎県石木ダム水没予定地住民の石丸穂澄です。

本日は予定通り、地元川原(こうばる)地区公民館で石木川みまもり隊を開催しました!

活動内容は、予告通りこうばる支援米2018の第一陣発送作業です。

本日、40件のお客様のお米を発送または作り置きしました。

ボランティアで集まってくださった隊員のみなさんとともに間違いないよう頑張って荷造りしました。

そして、14時すぎには川棚郵便局の集荷の車に詰め込まれ、支援米はそれぞれ13都道県のお客様の元に旅立っていきました。

あとは無事にミスなく届くと良いのですが…

去年の反省から色々と下準備をしていたので、少人数でしたが作業はスムーズに進み時間にもかなりの余裕がありました。

そして…新聞社の方も取材に見えましたので、流れで交流会みたいな感じに。

実は、次回の石木川みまもり隊、2018年こうばる支援米第二陣発送作業の日程が11/3(土・祝)に決定しました!

第二陣発送作業についてはまた改めてブログで発信したいと思います。

お手伝い大募集です!

引き続き、よろしくお願いします。

映画は観れないけれど・・

連休最終日の10月8日(月)午前10時過ぎ、佐世保市中央公民館には続々と人が集まり始めました。

えー!開場は11時なのにもう?1時間も立ったままお待たせするのは申し訳ないし、ロビーの椅子席は少ないし…で、私たちは慌てて会場の椅子をロビーに運びました。

嬉しい誤算でした。
映画「ほたるの川のまもりびと」は佐世保では既に14回も先行試写会をおこなっていますし、劇場公開を見に行った人も多いと聞いていたので、きっと会場はガラガラかも…と内心覚悟していたのです。

ところが、ほら、すごいでしょ?
と自慢したいところですが、本当はこれで62名。
午後3時半からの部は23名でした。
合計で85名。
目標の100名には達しませんでしたが、それでも、85名もの方々に観て頂けたと思うと、とても嬉しいです。

なぜなら、今回来られたのは日頃見かけない方々ばかりでした。
おそらく「ライフさせぼ」や新聞の行事案内欄、そして一般市民の口コミにより来てくださったのでしょう。
若い世代の姿がほとんど見られなかったのは残念ですが、この日は「体育の日」!あちこちの学校や幼稚園で運動会が行われていましたので、しかたありません。

そんな中、佐世保市に住む若いお母さんFさんが準備のお手伝いに駆けつけて下さいました!

しかも、上映中は会場の外で、石木ダムの是非を問う公開討論会開催を求める署名活動にトライ。はじめは市外の人と二人でやっていましたが、その人が帰ってからも夕方まで一人でコツコツと頑張っていました。

そのFさんが、署名活動をやった感想を今日送ってくれました。

みなさん、こうばるのことを大切に思ってくださってるご意見ばかりでした。
(ダム建設を強行するのは)長崎の恥だ!と言われた方もいました。
中学生も署名してくれました。
(石木ダムは)市民の願いではないことを伝えていけるよう、出来ることをやっていきたいと、昨日また思いました。

それから、石木小学校の先生だった方も来られてました。ほのかちゃんたちのこともよく知っていますと言われてました。皆さんによろしく伝えてくださいとのことでした。佐世保まで足を運んでくださる元先生がいることを嬉しく思いました。

と、書かれていました。
この先生は、当時は、ダム賛成・反対、あるいは故郷を去った人・残った人という相反する家庭環境の子どもたちを前にして、自分の胸の内を明かすことなどできるはずもなく、でもきっと川原に住む子どもたちを陰ながら応援しておられたのでしょう。
そのような先生がいてくださったことを知り、私も心がほっこりしましたし、そんな話を聴き取ってくれたFさんにも感謝!でした。

また、以前試写会を観て石木ダム問題に関心を持ち、現地を訪ねてくださったKさんが、今回たくさんの知人にメール等で上映会の案内をしてくださいました。自分がそうであったように、この映画を観れば何かを感じ、何かに気づくはず。一人でも多くの人に見てほしい…そうおっしゃって。
そして今日、Kさんのもとに届いた知人たちの感想のメールまで送ってくださいました。

「ダムの底に沈めてしまうには、余りにも美しく恵まれた自然があり、何より人々の慎ましくも心豊かな暮らしが観えました。本当に佐世保にダムが必要なら佐世保で検討すべきと考えます。いくらお金が掛かってもです。」

「住民の要望は至極当然。長崎県の行政マンのレベルの低さを痛感しました。アホな公務員を辞めさせる運動が妥当のようです。諫早干拓堤防も同様にですね。」

などの感想が寄せられたそうです。このような率直な感想を伝えて頂くのは本当に有難いですし、私たちに元気を与えてくれます。

そして、今回はお2人の方からカンパを頂きました。
お1人は会場受付で。こちらは当然、実行委員会の会計の方にお渡ししました。
もうお1人の方は、会場まで入らず、公民館ロビーの椅子に、よっこらしょと座り、用意された封筒を差し出されました。

私はもうトシで1時間以上も、よう座っとれんのです。だから映画は観ません。だけど、佐世保市民として現地の人に申し訳ないとずっと思うとったけん、気持ちを伝えたくてやってきました。

伝えます!この封筒はこうばるの方にお渡しします。お名前とご住所を教えてくださいと頼んだのですが、どちらも教えて頂けませんでした。

気持ちだけだから。
送るのも恥ずかしいほどの金額だから、持ってきたとやけん、聞かんで・・・

せめてお歳を…と言うと、

もう九十過ぎました。もうすぐ九十一になります。

と言われました。

杖を突いて息を切らして、「気持ち」(高齢者にとっては貴重な生活費である年金から差し出されたものかも)を渡したくてやってきた90歳のおばあちゃんの存在を、

佐世保市長、
あなたは、どう思われますか?

石木ダム推進の法被に反発か?

新聞記者の目に映った佐世保市民の反応。

無言の意思表示。

それを伝える記事。貴重です。

「水を大切にする日」に、市長自ら先頭に立ってチラシを配ったけれど、受け取る人は少なかったそうです。

水を大切にすることに誰も異論はありません。では、なぜ?

考えられる理由は、「石木ダム推進の法被」ではないかと記者は指摘しています。

その推測は当たっていると思います。

市長さん、この現実を受け止めて、いまこそ石木ダムについて、市民と対話してみませんか?

市民が水行政について何を望んでいるか、真摯に耳を傾けて頂けませんか?

ネットショップでこうばる支援米販売開始

みなさん、こんにちは。

石木ダム水没予定地住民の石丸穂澄です。

今年のこうばる支援米の販売のお知らせは掲載したものの、ネットショップこうばるショップの方ではまだこうばる支援米を登録していませんでした。

大変お待たせしました!

先ほど、なんとか商品登録完了しました。

http://koubarushop.buyshop.jp/

こちらのサイトから気軽に購入できます。

しかし、ネットショップの管理会社への手数料支払い分300円が上乗せされています。

あと、購入されてもすぐにお米発送できません…

大変申し訳ありません。。

次の発送は、10月末か11月に入ってからになりそうです。

第一陣発送分(10/14発送)の方のお米はすでにご用意できていますが、第二陣の方(現在受付中!)はまだお米が収穫できていません。

今、頑張って収穫中です!

どうぞよろしくお願いします。

こうばるショップ管理人の石丸穂澄へ直接ご注文いただくと手数料いらずです。

ただいま絶賛受け付けております!ご希望の方は、

1ご注文内容
2郵便番号
3住所
4氏名
5電話番号
6メールアドレス

をご記入の上SNS(facebookのメッセンジャー、Twitterのメッセージ)か、ほーちゃんのGmailアドレスに、ご連絡をよろしくお願いします。

お問い合わせももちろんOKです。

ほーちゃんのメールアドレス
hozumix1982☆gmail.com(☆を@に変えてください)

あと、こうばるショップのチラシをこの前作りましたが、新たにこうばる支援米のチラシも作りました!

2,000部印刷しました!

これから、自主上映会でもどんどん配布したいと思います。