この束が、石木ダムに反対する10,195筆の署名です。
サインして下さった市民、県民、そして全国の皆さんのご協力に改めて感謝致します。
この人々の意思を、県はしっかり受け止めてほしい。
強くそう思いました。
「石木ダム建設反対長崎県民の会」代表の藤沢氏は手渡すとき、こう言いました。
1日も早く石木ダム計画から撤退をしてほしい。
それが私の願いであり、ここに集まったみんなの願いです。
その声がかすかに震えていて…私たちも泣きそうになりました。
その後、事務局長のTさんが補足して述べました。
これはたんなる反対者の署名ではない。
街頭での一般市民、県民の署名がたくさんある。
(署名をしながら)皆さん、(この計画は)おかしいと口々に言っていた。
そのまた補足で、一緒に署名活動をやっていたGさんが発言。
あまりにも地権者がかわいそうだ、
なんで、なんで強制収用までして、追い出してダムを造ろうとするのか。
こういう声が非常に多かった。
もっと血の通った県政をやってほしい。
また、長崎市は本名川ダムから撤退したではないか。
あなた方も撤退する勇気を持ってほしい。
これらの言葉が企画監の心にどの程度届いていたのか…不明ですが、
最後に「知事にお渡しします」とだけ言って、
重い、重い、署名の束を部下に手渡し、部屋を出ていきました。
署名簿提出に関する報道については、こちらをごらんください。
https://ishikigawa.jp/blog/cat17/780/