7月18日、「石木ダム建設促進川棚町民の会」が県庁を訪れ、
石木ダムの早期完成を求める要望書を知事に手渡したそうです。
反対派の市民団体が訪ねる時は何故かいつも不在なのですが、推進派の団体が行くときは在庁していて、必ず直接受け取るんですよねー
なぜ今要望したかと言うと、死者200人を超える甚大な被害をもたらした今夏の西日本豪雨などを目の当たりにすると川棚川もいつ氾濫するかわからないからということのようで・・・
中村知事も同じ発想のようで、一刻も早くダムを完成させたいと応じたと言う。
お二人は、こんな記事は読まれていないのでしょうか?
ダムからの放流により一気に増水し、逃げる時間もなく亡くなった人たちがいるのをご存知ない?ってことはないでしょうが・・・
治水にはダムはかえってマイナスとまで書かれていますが・・
一方、こんな投稿記事もありました。
ダム建設よりも、河道整備や森林や水田の保全が大事だと言う投稿者の意見に大賛成です。
ダムは計画された貯水容量しか溜められないし、想定外の大雨には無力です。想定外の大雨が降っても、大地の保水力を高めたり、安全な地域にあふれるようにしたりして被害を最小限度にもっていく、そんな治水こそがこれから取るべき対策です。
異常気象が異常でなくなってきた現実を受け止め、自然をねじ伏せようなどという傲慢な発想は改めたいものです。