今日の西日本新聞にも掲載されていますが、佐世保市内の4団体が市長との対話を再要請しました。
なぜ再要請したかと言うと、何回読んでも市長の回答文書が意味不明だったからです。
経緯はこうです。
7月10日、4団体、石木ダムについて市長との直接対話を要請。
20230710宮島市長への面談要請書
7月31日、市長、4団体に回答。
20230731市長からの回答
8月15日、4団体、市長へ直接対話を再要請。
20230815市長への質問と再要請
私たちのの要請事項は単純明快「石木ダム建設について私たち市民との直接対話の場を設けてください」でした。
それに対する回答文書は「石木ダム建設推進の立場を踏まえ、大石賢吾知事と歩調を合わせつつ、状況に応じて適切に判断しながら対応してまいりたいと考えております」でした。
これでは、対話の場を設けるとも設けないとも書かれてなくて、どう理解してよいのやら…。
読めば読むほど、まるで判じ物のようでした。
「大石賢吾知事と歩調を合わせつつ」やるのなら、市長も知事と同じように私たち4団体と「対話します」となるはずなのに、そのようには書かれていない。また「対話をしません」とも書かれていない。
「状況に応じて適切に判断しながら対応」すると書かれているだけ。具体的にどういう対応をなさるのでしょう?
状況に応じて…いろんな状況があると思いますが、いま市長は市民団体から対話を求められている状況です。
その状況に対する適切な判断とはどうあるべきか、もしや迷っておられるのでしょうか?それで、対話するともしないとも答えられない?
迷う必要はないと思います。
なぜなら、知事は「皆様のお考えを佐世保市に届けることも重要なことだと思います。市の方でもしっかりお答えされると思いますので、よろしくお願いいたします」と私たちにお願いされたのですから。
私たちはその知事の意向も踏まえて今回の要請を行なったのです。
私たちの要請を断ることは、知事と歩調を合わせるどころか、知事の意向に背くことになるのではないでしょうか?
そして、ご自身の政策(市民との対話を深化させ市民目線の市政実現)にも逆行し、市民の期待を著しく損なう結果になってしまうでしょう。。。
長崎県と佐世保市は、国交省と建設業界に対して応援している事を示したいのでしょう。不用で不可能な事業を成功させ、実績をあげ、認めて貰いたいとしか思えん。この事業を今後のダム建設のきっかけとしてはならない。単に遠い長崎県の小さなダム建設ではないのだ!