昨日の長崎新聞の記事を見てビックリ!
石木ダム反対地権者の土地を強制収用しないようにとの申し入れ、これ自体は驚きではありません。
護憲の党社民党が県民の人権を守ろうとの立場から、強制収用に反対するのは当然です。
佐世保市議会でも、強制収用を止めてほしいという私たちの請願に、社民党議員はいつも全員賛成です。
驚いたのは記事の中ほど、
と指摘した部分です。
とても意味のある、重い言葉だと思います。
これまで、強制収用には反対しても、石木ダムの見直しは決して公には言葉にしてこなかった社民党が、
勇気ある一歩を踏み出してくれました!
その申し入れ文書はこちらです。
あれ?
文書には「見直し」の文字は見られませんね。
まだ、そこまでの決断には至っていないのかな?
でも、
「土地収用法を使って強制的に土地を奪うことは、国民の私権・人権を損なうもの」
「(付替道路の建設は)反対地権者の所有地の強制収容に発展するであろうことは容易に判断できます」
「事情が大きく変化していることもある」
「「あくまで建設ありき」ではなく」
「決して強権を発動することのないよう」
などの文言は私たちの思いを代弁するものです。
多くの県民の考えも同じだと思います。
これを受けて里見副知事は、
「手続だけを一方的に進めるということがないよう、話し合いをしたいと考えている。
どこかで話し合いの糸口ができれば、という気持ちだ」
と応じたそうで・・
是非そうしてください!
私たちはかれこれ一年間、フラれっぱなしです。
知事と会って話ができたのは昨年7月11日。
それ以来、何度弁護団が話し合いを求める文書を送っても文書で回答するだけ。
地権者が何度県庁を訪れても、対応するのは河川課職員だけ。
話し合いではなく、署名を渡すだけなので会ってほしいと頼んでも
「会わない」の一点張り。
もうかくれんぼは止めにしましょう。
里見副知事さん、どうか中村知事にお伝えください。
地権者の皆さんは、知事が現地に来て話して下さるのを待っています。
治水や利水の専門的な話は、おっしゃるように河川課の方としますが、
地権者の辛い気持ちを伝え訴える相手は、知事をおいてほかはいないのですから。
川原に来てください!みんな待っています!
党派を超えて、誠の真のこころを持ちなさい
石木ダム建設反対、及び、見直すことに、各党派を超えて、賛成すべきです。
自民党、民主党、公明党、社民党、共産党、無所属等の議員諸君は、人間として、間違っていたら、素直に、態度を改め、謝ることが、人の道です。
今の長崎県知事の態度は、いじめ、と思います。
なぜ、話し合いに応じないのか、また、石木ダム反対地権者の意見に、耳を傾けないのか、と疑問に思います。
逃げても、何も得られません。
この石木ダム建設は、高田知事の時から、歪められて、推進して来ました。
当初の目的から、外れています。
針尾の工業団地の工業用水の確保が、石木ダム建設の目的でした。
それが、失敗したので、言い訳をこじつけ、二転三転して、石木ダム建設を推進して来ました。
なぜ、諸君たちは、間違っている、と正直に、言うべきです。
心が、腐って、清浄ではありません。
人間、いじめれば、一生、背中にいやなものを担ぐことになり、心は、重く、耐えきれなくなります。
歴史からも、そう言えます。
戦で、戦って亡くなった遺恨や怨念を鎮める為に、その罪を軽くするために、お寺や神社を建てて来ました。
諸君たちが、そうならないで、欲しい、と感じます。
遺恨と屈辱を忘れるな、と。
今日のニュースで、石木ダム建設の為の取り付け道路を開始した、とありました。
が、長崎県と石木ダム建設反対地権者との溝が、深くなりました。
これで、長崎県土木課が、卑怯で、汚い、手法で、抜き打ち測量をしたことが、仇となるでしょう。
反対地権者の気持ちを考えれば、恨みが募り、絶対に許さぬ、と言う気持ちでいっぱいだ、と思います。
これで、長崎県は、勝つどころか、完全に負け犬になった、と感じました。
それは、平成6年に大渇水時に、佐世保市長さんの奥さんが、亡くなりました。
また、佐世保市長さんの奥さんが、病気と聞きました。
人間として、してはならぬことを、したからです。
孔子も言っています。
また、曹洞宗の道元禅師も言っています。
後は、遺恨の原因をつくったから、結果が出る、と思います。