県よりも酷い佐世保市

今回は治水の面での評価ということだが、
 
 公共事業というのは波及的な影響を及ぼすものである。
 
 治水の安全面だけでなく利水や環境の面からも、
 
 いろいろ天秤にかけながら総合的に判断することが重要で、
 
 そういった場をぜひ持っていただきたい。
 
 また県民から出された疑問に対しては、説明責任を果たす努力をしていただきたい

 

この言葉は、公共事業評価監視委員会の中で委員の1人が示した意見です。

まさに正論だと思います。

しかし、「土建屋行政」と称される、公共工事大好き長崎県政においては

正論無視の現状があります。

ここ1年以上、県は石木ダムについて県民の疑問に答えることを拒否してきました。

「事業認定という国の判断がでているから」と、説明責任を放棄しています。

 

そして、その上をいくのが佐世保市です。

佐世保市は説明責任どころか、回答責任さえも拒否しています。

私たち佐世保市の2団体が、石木ダムの再評価を求めて申し入れを行ったのは21日でした。
https://ishikigawa.jp/blog/cat09/1014/

その時、担当部局である水道局からは誰一人出席が無く、

対応した総務部長では何を尋ねても当然ながら「わかりません」なので、

私たちは水道局の方と直接会って話したい、

その日時や場所は水道局の都合で決めて頂いていいので、お知らせください。

その場を持てないと言うなら、その理由は何なのかを含めて連絡頂けるよう伝えてください。

と、お願いしていました。

 

ですが、今日まで何も連絡はありません。

申し入れ時に同席して下さった市議の方には昨日朝、当局の職員が説明に来たそうです。

市議が「その答えを申し入れた市民団体に直接伝えるべき」と返すと、

「そうします」ではなく「持ち帰って相談します」だったそうです。

 

そして今朝、市議が「どうなりましたか?」と電話すると・・・

水道局:申入書の中身は要望であり、要望についてその都度回答する必要はない

 市議:市民の要望に対し、それに応えられなくても、
    出来ないとか今はわからないとか、返事をするのは当然ではないか

水道局:相談してまた連絡する

こんなやりとりだったそうです。

 

市民の要望に応える必要はない?

それが佐世保市政の本音ですか?

市の政策は、役人の役人による役人のためのものであれば良いと?

 

要望に応えられるかどうか、現時点での見通しも答えない、

要望に応えられない、あるいは応える気が無いなら無いと、それさえも答えない、

すべて無視

市民無視でかまわないと、それが佐世保市の方針ですか?

それではあまりにも酷い。

県よりも酷い。

 

役人って何ですか?

皆さんの給与の財源は何ですか?

「公僕」という言葉は死語ですか?

「公務員」の英訳は civil(public) servant(official) ですよね?

servant の意味はご存知ですよね?

水道局の皆さんのお給料は税金ではありませんが、

やはり市民が支払った水道料金から賄われているのですよね。

 

市民を見下し無視するのは止めて頂きたい。

 

オンライン署名にぜひご協力ください!

石木ダム建設は説明不足。長崎県は一度立ち止まり、
公開討論会を開いてください。(Change.org)

ほかにも、こうばるを守るためやっていただけることがあります。

→あなたにできること

「県よりも酷い佐世保市」への1件のフィードバック

  1. 完全に、ナメとる
    完全に、無視されています。

    以前にも言ったけど、民意に訴えるしか、ありません。

    それには、街頭演説で、行政の偽りを、正すことです。そして、佐世保市民から抗議させることです。

    それと、もう一つは、前佐世保市水道局長を訴えることです。

    裁判所で、白か黒かを決着すれば、良いことです。

    その理由は、はっきりしています。

    ①再評価委員会の資料の工業用水が、過大に表記されていたこと。

    ②佐世保市水道水の使用料が、4万トンも過大に評記されていたこと。

    ③佐世保市の人口は、少子化で、将来、20万人を切ることになっていること。

    ④佐世保市の財政は、債務超過234億円あり、平成26年度決算は、2億5千万円の赤字だったこと。

    ⑤佐世保市行財政改革は、平成27年から平成33年までの7年間に、125億円の黒字を出す、と公約しているので、毎年18億円の黒字を充たさなければ、改革は不可能になり、市長は、責任を取らなければいけなくなること。

    つまり、愚者の考えは、これを実行する為には、税金の値上げしかないこと。

    賢者の考えは、支出を減らし、増税なき財政再建をすること。

    故土光俊夫氏は、日本の財政赤字100兆円を、増税なき財政再建を実行した人です。偉い人です。

    県市民税、特徴市民税、介護保険料、更に、水道料金の値上げ、更に更に、来年から消費税10%の値上げで、石木ダム建設をすれば、佐世保市民の建設費の負担金は、1世帯年間、5千円を30年間支払うことになっています。

    佐世保市の経済は、ますます、不景気に成り、リストラや倒産が増加することに、成ります。

    石木ダム建設は、無理です。

    石木ダム建設をすれば、今以上に景気が、冷え込み、巷では、倒産のうわさもあちこちで、聞く様になりました。

    高い水を使うことになり、ホテルや飲食店やクリーニング店やその他の業種等に直接、影響を受けることになります。

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