田んぼダム その2

以前、田んぼダムについて書かれた新聞記事をご紹介しました。

https://ishikigawa.jp/blog/cat11/542/

その田んぼダムについて、新潟県の取り組みがよくわかるサイトを教えて頂きました。

http://www.pref.niigata.lg.jp/niigata_kikaku/1245009683025.html

http://www.pref.niigata.lg.jp/nochikensetsu/1285704028085.html

 

農家のメリット 
・たんぼに水をたくさん貯めるので、転作田から水をどんどん流しても排水路に水があふれません。
・転作田を完全に排水できるので、転作農作物を保護します。
・安心して転作することができ、転作率の向上が期待できます。
・水が地域内にあふれなくなり、特に果樹農家の多い白根郷では、果樹の保護につながります。
・たんぼの乾かしすぎを抑えるので、コメの品質向上にも貢献します。

都市住民のメリット
・たんぼに水を貯めると夏場の「水打ち」と同じ効果で周辺の気温が下がり、ヒートアイランド現象を防止する効果が期待できます。
・ゲリラ豪雨にも「たんぼダム」は対応します。我々のたんぼで約200〜300万トンの水を貯めるので、市街地の浸水を防ぐ効果が期待できますよ!
・動植物がたんぼ周辺に戻ってきました。特に、カエル、コブナ、どじょう、メダカ、タニシが増え、昔ながらの田園風景が楽しめます。
 これらの水生生物は、かつては用水路でよく見られたものです。これを餌にする「サギ」がしょっちゅう飛んできます。
 「トキもつられて来ないかな〜」なんてみんなで言っています(笑)

 

などと、いいことばかり書かれています。

ほんとかな〜?と半信半疑で読んでいましたが、

この田んぼダムに取り組んだ農家の方のアンケート結果が、それを証明していました。

http://www.pref.niigata.lg.jp/nochikensetsu/1262661363832.html

田んぼダムの洪水対策効果は、「ある」と「多少ある」合わせると97%が認めています!

また、田んぼダムをやることで稲作への不都合は74%が「なかった」と答え、

今後も89%の農家が、引き続き田んぼダムに取り組みたいと答えています。

 

農家にも都市住民にもメリットがあって、

もちろん、田んぼに住む生き物たちには嬉しい環境の復活です。

デメリットだらけのコンクリートのダムとは大違い。

これを学ばない手はないと思うんですが、

川棚町の皆さんはどう思われるでしょう?

 

オンライン署名にぜひご協力ください!

石木ダム建設は説明不足。長崎県は一度立ち止まり、
公開討論会を開いてください。(Change.org)

ほかにも、こうばるを守るためやっていただけることがあります。

→あなたにできること

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です