N-dove(エヌダブ)の若者7人がこうばるへやってきました!
こうばるの若者(?壮年ですが)MY君の説明に真剣に耳を傾けています。
N-doveとは、安保関連法の廃止を求め行動している長崎の若者グループです。
政治を政治家任せにせず、一人一人が、学び、行動し、体感していくことで、
この国の未来を主体的に描いていきたいと思っている人たちです。
N-doveのNは、もちろん長崎NAGASAKIのNです。
dはdemocracyのd、Oはopinionのo、Vはvoiceのv、eはeffortのeだそうです。
素晴らしいネーミングですね。
でも、なぜN-doveがこうばるへ?
それは、
僕たちは安保法制に関して反対しているけど、沖縄も原発も皆同じ。
国民が望んでいないことが推し進められ、民主主義や憲法が侵害されている。
身近なところでは石木ダムの問題があると気づいた。
必要のないダム建設のために人の土地が強制的に奪われることが憲法上で許されることなのか、
長崎のN-doveとして足元の問題にも取り組もう、もっとよく知りたいと思い、やってきました。
そして、自分たちにできることを考えていきたい。
とのことです。
座り込み現場から出発し、ダム小屋、やぐら、石木川遊泳場などこうばるの名所?を案内し、
最後は公民館でじっくり説明や意見交換。
強制測量の時の写真を、みんな真剣に見入り、
今の沖縄と同じことが起きていたんだね…と。
大人と同じように鉢巻を占めて、機動隊に対峙する子どもたちの写真に釘付け。
子どもながらに、真剣な嶮しい表情や怯えたような眼差し。
「これが僕です。僕の子どもたちには同じ思いはさせたくありません」とY君がぽつり。
私たち支援者も同じです。
こうばるの子どもたちを見ていると、この子たちのためにも頑張りたいという気持ちになります。
私たち大人は、この子らの時代がより良いものであるように、今を生きたいと思います。
何を残し、何を手渡すべきなのか、そのためにどうやって守り抜くのか・・・
ストーブで温まった部屋の隅で、N-dove メンバーのお子さんがスヤスヤと眠っていました。
この子が大人になったとき、どうか徴兵制などしかれていませんように。
原発ゼロの、安全なエネルギー社会が実現されていますように。
そして、豊かな森ときれいな川が残されていますように。。。