2012年の幕開けです。
今年は石木ダムにとって節目の年になるだろう、
少なくとも何らかの変化が現れるだろうと言われています。
まもなく有識者会議のまな板に乗せられ、その後示される国交省の「検証結果」、
それを受けて動き出す事業認定問題。
右か左か、前か後ろかはわかりませんが、必ずボールは動きだす。
八ッ場ダムの結果をみれば、石木ダムも事業継続の方向へ動き出すことはほぼ確実でしょう。
現政権には、2年数か月前に掲げた目標も理想も残ってはいないようです。
「コンクリートから人へ」ではなく、今や、「人からコンクリート」を目指す政策集団にチェンジしたかのよう。
しかし、昨年、大自然の脅威を見せつけられた私たち国民はコンクリート文明の脆さを痛感しました。
政府や県の官僚や政治屋にはもう期待できない・・となれば、
私たち自身が声をあげ、私たちの生きる環境を守り、政策を変えるしかありません。
今年も皆さんと共に、微力を尽くしたい。
真の文明は、
山を荒さず、
海を荒さず、
人を殺さざるべし (田中正造)